日本の文学賞

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プラナリア

直木三十五賞

プラナリア

山本文緒

働くこと、病、恋愛、自己嫌悪を抱える女性たちの日常を描く短編集。停滞した時間の中の生きづらさをすくい上げる。

文学賞受賞作人間関係時代の感触

作品情報

『2000』は、受賞作として読み継がれる作品です。

働くこと、病、恋愛、自己嫌悪を抱える女性たちの日常を描く短編集。停滞した時間の中の生きづらさをすくい上げる。

書籍情報

出版社
文藝春秋
発売日
2000-10-25
ページ数
266ページ
言語
日本語
サイズ
19.4 x 35.05 x 2 cm
ISBN-13
9784163196305
ISBN-10
4163196307
価格
2001 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

乳ガンの手術後、何をするのもかったるい25歳の春香。この洞窟の出口はどこにある? 働かない彼女たちに現在を映す恋愛小説集

レビュー

  • わかる

    短編小説集で読みやすいです 主人公がみな拗らせてますが、紆余曲折無い順風満帆な私もわかる気持ちがいくつもあり疑似体験として心の運動になりました 読書っていいですね

  • リアルな人間というものはこうじゃないかな。

    小説にはハッピーエンドを迎えて「ああ、良かった」と思ったり、悲劇的結末に涙したりするタイプもあるけれど、本書に登場するヒロインはいずれもどこか屈折して、煮え切らず、鬱陶しく、読んでいて苛ついたりするし、読後感も爽やかとは言いがたい。けれど、リアルな人間というものはこうじゃないかなと思わせる筆力がすごい。中年男性を主人公にした最後の短編は、それに比べると話が「できすぎ」ている。 著者は膵がんで亡くなったけれど、告知されたときに『プラナリア』の主人公をとっさに思い出したのだろうか。

  • きおくにありません

    特に印象に残らなかった

  • 切ない

    山本文緒ワールドは切なすぎます。 でも何故かハマってしまう。 前作読みたいです。 亡くなられたのが本当に残念です。

  • 悶々とした日々から一歩前進するきっかけ

    過去や現在の人間関係に対してしこりや悶々としたものを抱えつつ、ある日を境に自分自身の方針に自身を持ち、壁を突破していく様を描いた短編集。 誰しもが抱えうるもやもやを描いているものが多く、読後の爽快感が心地よい。

  • 囚われ人のジレンマ

    囚われ人のジレンマの登場人物の描写がリアルで面白いです。

  • 自分もそうなりそうな話で怖い

    事情を抱えている無職のがテーマの短編集です。諦めや惰性で、状況を変えない、変えられない人々が描かれています。好転しない終わり方と、自分にも降り掛かりそうは話なのでちょっと怖い感じがします。

  • 挫折を味わった後に読む本

    人生うまくいかない、けどなんだかそういうものだよね、と温かい気持ちになれる本。 ハッピーエンドではないんだけど、友達とあーうまくいかないね、と笑いあった時のような感覚がします。

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