作品情報
酪農の土地に生きる人々の悲しみと希望が、北の空気の中で交差する。
桜木紫乃のデビュー作集『氷平線』に収録されたオール讀物新人賞受賞作。受賞時は雑誌掲載作だが、のちに単行本・文庫に収められ、著者の北方の人間像を形づくる初期作品として読める。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2007-11-28
- ページ数
- 219ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163265407
- ISBN-10
- 4163265406
- 価格
- 123 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
北の農村を覆う閉塞感と、虚無的で乾いたセックス……。現代に甦る『楢山節考』ともいうべきオール讀物新人賞作家のデビュー作品集
レビュー
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とてもよい
面白い
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釧路が舞台
道東を舞台の短編集です。とても読みやすい文章ですが、文末の余韻にはちょっとだけ驚くけれどーーー
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硬質な筆致、切ないストーリー
『雪虫』、を読んで合わないなあ、と思ってやめたのですが、『ホテルローヤル』が意外に良いので、もう一度ランダムに読み始めて、「きゃーっ」と嬉しい悲鳴を上げています。 これよ、これ。求めていたものは。知的な文体、描き過ぎない感情、大人の女性のカッコいい台詞(女将さんの女性論、しびれた)、キャラもとてもいい。 私も良い作家さん見つけたって思いました。もう最&高!!!! 以下、ネタバレ 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 霧繭……師匠、女将さん、弟子、みんなもうサイコー。舞台も和服の世界で、本当に素敵。これを有吉佐和子とか宮尾登美子とかではなく、現代の女性作家が書いてくれているのはもう嬉しい限りです。ただ、水色を浅黄とかで、コートを羽織りと書いてほしかったな。わざわざコートと書くところ、意味あるのかな、すごいひっかっかった。あーでも、これ、本当に好き、キャラもみんないい、舞台設定も素敵なのでもうサイコーです。 氷平線……これ、もう、たまらん。可哀相な少女を王子様がさらいに来てくれるというディズニー的なロマンチック話(これだけでも大好物)かと思えば、何と悲恋!! しかもヒロインが自己犠牲に!!(更なる大好物) ご飯三杯、かっ込めますわ、この話だけで。鼻血出そうになりました。もうこれ読んだ時点でメロメロです。 はぁぁ。ホント、良きかな。大興奮しました。良い作家さん見つけたーやったー。
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家から本を頼める
読みたい本を安く頼めるのは良いです。
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よかった
各篇ともに釧路の風土が作品の中に染みわたっている。心に残る本。
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古書らしくない古書。
綺麗で気持ちよく読めました。
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珠玉の短編集
この作者の作品は、初めて読んだし、失礼ながら名前も存じ上げなかった。でも、第一編から非凡な作風に圧倒された。特に氷平線はよかった。人物設定だけでなく物語の終わリ方も非常に感動した。一夜で読み終わり、直ぐに他の作品もポチってしまった。近年、稀にみる名著だった。
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良かった
ずっと心に残る物語です
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- オール讀物新人賞 第82回(2002年) ・受賞