作品情報
犬の旅路が、人の生き直しを照らす。
文藝春秋刊。震災で飼い主を失った犬・多聞が、人々との出会いを重ねながら南へ旅を続ける。
レビュー要約
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犬の心理を安易に擬人化せず、人との出会いを通じて哀切な叙情を立ち上げる点が評価されている。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2020-05-15
- ページ数
- 312ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.8 x 2.6 x 19.5 cm
- ISBN-13
- 9784163912042
- ISBN-10
- 4163912045
- 価格
- 1707 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。 2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、金のために引き受けることに。そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」になった。だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか…… 犬を愛するすべての人に捧げる感涙作!
レビュー
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犬との誠の交流
とても読みやすく、作者は動物のことを自然体でとらえて書かれてあり、動物に触れるとはこういうことかと改めて感じさせられる内容でした。後の余韻がずっと残る物語です。
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素晴らしい本です。
読み始めたら止められない、時々涙したり人間の優しい心を又犬の忠実な本質を余すところなく書き綴った本だと思います.本が好きと言いながらあまり読まない孫に是非読んで欲しい本です.内容は星5つですが古本とは言え表紙は擦れて角に補強した後がくっきりで、あまり良い気はしなかったので星を減らしました.
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素晴らしい本です
私は犬を飼ったことがありませんが、この犬の表情や顔つきが想像できるほど描写が上手だと思いました。犬は素晴らしいですね。人の心を読んで賢くて。犬全体がそういう種なのでしょうか。いつか犬を飼ってみたいなと思う話でした。
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こころ暖まるお話し
とても心暖まるストーリー 読んでいて、涙がとまりませんでした。 でも、元気がでます。是非読んで下さい
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普通に馳星周でした
馳星周と少年と犬??と、気になり読んでみました。思ったより酷い内容ではなかったです。
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犬好きにはたまらない作品。
犬好きにはたまらない、愛おしい作品だと思います。多聞の直向きさ、我が家の犬に照らし合わせながら観て涙涙でした。
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雑感です
私も30年以上に亘ってシェパード、柴犬などを飼っているので、犬については当然一家言あります。この作品では、物語を盛り上げるための多聞のでき過ぎた所作とそれをストーリーの趣旨に従って都合良く解釈する人間たちばかりが登場。「そんなこたあないだろう、思い込みが強過ぎますよ」と思うこと数十回でしたが、事実感動しましたし物語としては名作だと思いました。 犬との関係性において著者と私の違いは、著者が「飼い主は群のボス=αであるべき」と強く意識していること。私は自分が犬にとってボスだと意識したことはありません。また、犬の気持ちと態度について著者の「翻訳」がかなり過剰=無理やりである点。物語を大団円に向かって進めていかなくてはならないので仕方ありませんが強引過ぎる非現実的な場面がとても多いと思いました。 しかし考えてみれば著者は普通の人ではなく小説家なので、人間と犬に対する洞察力と思い入れが並外れて深く表現力が豊かなのだと思います。著者が正しく、ただ私が鈍いだけなのかとも思ったりしました。北方謙三さんの解説が秀逸でした。
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面白かった。
面白かった。
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