甘美なる復讐: オール讀物推理小説新人賞傑作選4 (文春文庫 編 3-17)
死をめぐる出来事の背後にある感情と動機を追う推理短編。新人賞受賞作として、事件の謎だけでなく人間関係の陰影を読ませる構成が特徴である。
推理死復讐心理
作品情報
静かな題名の奥に、人の心の冷たさと痛みが沈んでいる。
小林仁美「ひっそりとして、残酷な死」は、第三十回オール讀物推理小説新人賞の受賞作。文春文庫『甘美なる復讐』に収録され、同賞の受賞作群と並んで読むことができる。静かな題名とは対照的に、死の周辺に潜む感情のひだを追う短編として紹介できる。
レビュー要約
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新鋭作家の短編を集めた文庫の一編として、トリックの面白さと心理劇の重みを併せ持つ作品として読める。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 1998-08-01
- ページ数
- 428ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784167217686
- ISBN-10
- 4167217686
- 価格
- 157 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
殺人犯の命を狙う被害者の遺族、死刑囚の遺産騒動、明治落語界の派閥争いなど、トリックの面白さに人間心理劇が加わった力作六篇