作品情報
右足からあふれる水を飲みに、夜ごと誰かが訪れる。
不思議な身体の変化を起点に、沖縄の過去と現在を結び直す物語。超現実的な出来事のなかに戦争の記憶と日常に残る痛みを重ね、個人の身体を通して歴史の影を浮かび上がらせる。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2000-10-06
- ページ数
- 181ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784167649012
- ISBN-10
- 4167649012
- 価格
- 1364 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
ある日、右足が腫れて水が噴き出した。夜ごとにそれを飲みにくる男達の正体は?――沖縄の過去と現在が交錯してゆく芥川賞受賞作
レビュー
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購入して良かった一冊
予定日通りに届き、古本で購入しましたが汚れも無く梱包も丁寧でした
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新刊本のようでした。
汚れや落丁もなく満足でした。
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重い~
覚悟はしていたものの、読めば読むほど重い。 プレミアム価格で手に入れたのは、それなりに評価しているのですが・・・ 年齢を重ねるごとに読んでゆきたい作品かな? 沖縄言葉も難しいし、沖縄の歴史や文化に近づくにはまだまだ自分が力量不足。 追体験などどうしてできるかと、ハンマーで殴られたような読後感。 でも、また再読を繰り返してゆきたい作品です。
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問題ありません
全ページとも落丁もなく文字は鮮明でした。 栞も入っていて良かったです。
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不思議な感覚になる
生き残ったものの後ろめたさ、、、 こういう表現で描くのですね。 感心しました。
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沖縄の戦争の深い悲しみを感じる
悲しみの中で人の心のたくましさや明るさがある。
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新品同様でした
習い事の課題の小説でしたが、絶版しています。どこの中古本屋に行ってもなくて、困っておりました。クラスの人からアマゾンにあったよと聞き、注文。3日ほどで到着し、箱から出してみるともうほとんど新品で、嬉しかったです。
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虚構世界への軽々とした飛翔
虚構への軽々とした飛翔が心地よい。徳正の寝室に現れる日本兵(この世のものではない)、といった場面を何の違和感もなく読み進めるのはやはり話が沖縄であるらしい、という事が大きい。なんだか自然がどんどん失われていく日本の中でこのような呪術的虚構世界を構築できるのは地方文学をもって他にないのではないか、と思ってしまう。文体が割合あっさりしている事にちょっと面食らった。読みやすく物語り世界に入るのに苦労することはなかったので結果的に文体は成功しているのだろう。極私的希望では虚構世界誘導型もっと亜熱帯じめじめ湿式のたくり単語文体といったあたりが読んでみたいのだがなあ。日本兵が徳正の足の指を舐めるシーンはエロチックで、これはこれでもっと書き進めばまた別の物語りになり、オキナワンエロチシズムといった新たな方面も創れてしまうのではないか。
関連する文学賞
- 九州芸術祭文学賞 第27回(1996年) ・最優秀作