ミザリー (文春文庫 キ 2-33)
過去の事件と記憶の迷路をたどり、人間の罪と喪失を静かに浮かび上がらせる心理サスペンス。
作品情報
緋色の迷宮は、心理サスペンスを軸に読者を作品世界へ引き込む。
過去の事件と記憶の迷路をたどり、人間の罪と喪失を静かに浮かび上がらせる心理サスペンス。 受賞歴により再注目され、現在も著者の代表的な仕事として参照される。
レビュー要約
-
題材への切り込み方と読みやすさが評価されている。一方で、扱うテーマの重さや独特の語り口に好みが分かれる読者もいる。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2008-08-05
- ページ数
- 544ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784167705657
- ISBN-10
- 4167705656
- 価格
- 1089 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究/外国文学研究/英米文学
両足を骨折した作家ポールは「大ファン」を自称する女に監禁された。狂気に侵された女のもとから脱出することはできるのか――?
レビュー
-
冒頭からおしまいまで、むんずと襟髪掴まれて、ぐいぐい引きずられるようにして読み耽ってました。半端ない面白さの名品や思います。
随分久しぶりとなる再読でしたが、やはりたいした傑作だと思いました。途中からは襟髪掴まれて、ぐいぐいと引きずられていく感じで頁をめくってました。 終盤にいくほど、すげぇ手に汗握る展開になっていきます。これ書いてる時、作者のキングもきっと、没我の境地でキーを叩いてたんでしょうね。いやはや、半端ない怖さだったし、そんじょそこらにない神がかり的な作品や思いました。 読んでいて特に怖くてぞくぞくしたのは、ポールがスクラップブックを手にして頁をめくっていくシーンでした。ここ読んでいきながら、「先日読んだ『シャイニング』にも、印象的なスクラップブックのシーンがあったなあ」て思ったし、ふと、貴志祐介のホラーの逸品『黒い家』の話がオーバーラップして脳裏に浮かんだりしました。 なんにせよ、至福の読書タイムが満喫できるホラー小説の大傑作だと思います。
-
人間狂気が最も怖い!
人間の狂気、恐ろしさを表現した素晴らしい映画だったので、原作でも恐怖を楽しみました。個人的には両者とも甲乙つけがたい満足度です。
-
分かっていると思っている人間
自分が、もしくは自分たちだけが、この作家・著者を正しく理解しているのだ、と信じ込んでいる人間の気持ちの悪さを教えてくれた。
-
めちゃくちゃ面白い
ハラハラドキドキしつつもドタバタ・コントのようなハチャメチャな展開を繰り広げてめちゃくちゃ面白いw
-
スティーヴン・キングの中で一番好きかも
ミザリーを初めて読んだのは中学生の頃かな? アニー・ウィルクスがとにかく強烈。 本の中の本という構図を、この作品で初めて知った。 映画と一緒に読むと、アニー・ウィルクス役のキャシー・ベイツの凄さが分かる。
-
小説は作り話だしな
文で表現するのって難しいですね。展開まで長ったらしいし。 映画で名作が多い著者だから買いましたが、映画が楽だね。
-
アニーこわっ!!
とにかく怖い、痛いならこの本。 ああもうやめてーもうダメだよー!と神経に来る痛さと怖さ。アニーみたいな人いたらほんとに怖い... キングの本は怖さの中にも家族愛や、友情が描かれているものが多いけど、これはそんなものもなく、とにかく怖い痛いです。純粋に読むのが止まらない怖さを求めるならぜひ。
-
ホラーとはどういうものか勉強になった
ホラーって怖いのでこれまで読んでなかったが、これは良いなと思った。描写はくどいが、それ含めてのスティーブンキングなんだろう。 怖いのは怖いのだが、機転というか、主人公が考えてどうにかしようという物語がしっかりしている印象を受けた かなりグロテスクであるし、ドラッグについても出てくるので現代ではこう言うのはキツすぎて売れないのかなぁとは思った 全体を通して、健康は大切なもので決してドラッグなんか服用してはいけないし、むかつくからと癇癪を起こすのはダメ 仮に足を無くしたら上半身を鍛えるのが良いんだろう 体は資本というのは、いついかなる状況でも成り立つのだと学べた