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ささぶね船長 (ソノラマ文庫)

産経児童出版文化賞

ささぶね船長 (ソノラマ文庫)

永井萌二

『ささぶね船長』は、戦後の上野で浮浪児として生きた少年たちを題材に、実在のモデルの手記をもとに描かれた長篇少年少女小説である。春雄、算吉、牧子たちが厳しい環境の中で自分の足場を取り戻していく姿を通じて、敗戦後の混乱と子どもの回復力を見つめる。

戦後児童文学浮浪児と戦争孤児更生と自立仲間との連帯実話に基づく物語

作品情報

焼け跡の街で生き抜く子どもたちが、ささやかな誇りと仲間への信頼を取り戻していく。

一九五五年に新潮社から刊行された『ささぶね船長』は、六浦光雄の絵を伴う児童向け長篇である。国立国会図書館では、上野の浮浪児だった少年が更生していく物語を、実在のモデルの手記をもとに描いた作品として紹介されている。 Amazon JP では作品名と著者名による直接確認ができなかったが、NDL と CiNii で初版の図書として確認し、後年のソノラマ文庫版について ISBN-13、ISBN-10、ページ数を確認した。雑誌号や別作品の番号は用いていない。

レビュー要約

  • 実在の少年の体験をもとにした物語として、社会問題を児童向けの読み物へ落とし込んでいる点が特徴である。過酷さを扱いながらも、子どもたちが立ち直る過程に焦点を当てるため、希望を失わない読後感がある。

  • 作者の記者としての現実感覚と児童文学への関心が結びついた作品として読める。戦後の子どもを同情の対象だけにせず、社会の中で生き直す主体として描く姿勢が評価できる。

書籍情報

出版社
朝日ソノラマ
発売日
1975-12-01
ページ数
223ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784257760115
ISBN-10
4257760117
価格
3899 JPY

Amazon.co.jp: ささぶね船長 (ソノラマ文庫) : 永井 萠二, 六浦 光雄: 本

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