建築の七つの力
建築史家・鈴木博之が、連想、数、ゴシック、細部、模倣、地霊、過去という七つの契機から建築を読み解く建築論。個々の建物を歴史や場所、人間の記憶と結び付け、建築を見るための視点をひらく。
建築史建築批評場所の記憶ゴシック都市と建築
作品情報
七つの力を手がかりに、建築を形だけでなく、場所と時間に刻まれた営みとして捉え直す。
『建築の七つの力』は、建築を成り立たせ、また問い直す七つの領域を論じた書である。歴史的な様式や細部へのまなざしから土地の性格や過去との関係までをたどり、建築を社会と文化の中で読むための手掛かりを示す。
書籍情報
- 出版社
- 鹿島出版会
- 発売日
- 1984-10-01
- ページ数
- 180ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784306041707
- ISBN-10
- 4306041700
- 価格
- 2090 JPY
- カテゴリ
- 本/科学・テクノロジー
連想の力、数の力、ゴシックの力、細部の力、模倣の力、地霊の力、過去の力-建築を成立させている、あるいは建築を読解するうえでのこれら七つの契機、領域を論究した、気鋭の歴史家による建築論。 ------------------------------ 目次 連想の力 自然は芸術を模倣する/ゲーテの連想/型による連想/ピクチュアレスクの多元論/歴史認識と連想の自由 数の力 建築における意味/円・正方形・立方体・完全数/ウィトルウィウスの発展/オーダーと柱割り ゴシックの力 リックマンのゴシック/ロココ的ゴシックとピクチュアレスク/ベックフォードのゴシック/ロマン主義的ゴシック/ベックフォードの終り/GothickからGothicへ 細部の力 整合性への道/細部の意味/寓意としての細部からパロディとしての細部へ/部分としての細部から謎としての細部へ 模倣の力 「それはまるで……」/イデアの模倣/イメージに導かれる建築/連続的継承/引用 地霊の力 タウンスケープ/武蔵野のおもかげ/景観の乱れ/地霊——ゲニウス・ロキ 過去の力 過去へ/多様な方法/シヴィック・トラストという考え方/想像力による架橋
レビュー
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良い本
少し古いですが、鈴木先生の文章は素晴らしく、内容はとても良い本です。