書籍情報
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2025-09-18
- ページ数
- 208ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 12.9 x 1.6 x 18.8 cm
- ISBN-13
- 9784309032269
- ISBN-10
- 4309032265
- 価格
- 1793 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
町田そのこさん激賞! 瑞々しい「冬」の青春小説 ・ 森川六花、17歳の高校2年生。ふざけがちな母、穏やかな父、「お姫様」のお姉ちゃん、朝でも夜でもいつでも来るやさしいケイティ。 片思いしている同級生・森沢とはバカ話でいつまででも話せて、なんだかいい感じ。平和な日常に見えるけど、この家には掘り出してはいけない蔓がある――。 ・ ユーモアあふれる家族の生活に潜む暗い影に向き合おうともがく少女の姿を、現在と過去を交錯させながら真摯に描いた、高校生たちの瑞々しい青春も眩しい「冬」の青春小説。 氷室冴子青春文学賞第5回準大賞。 ・ ********** 「どうして彼らはユーモアを必死に纏おうとしているのか。ちらちらと影を感じさせながら不穏に進んでいく様子は、読み応えがあった。そんな中で主人公と森沢の微妙な距離感はキュンとした」--町田そのこさん(審査員講評より) **********
埼玉県生まれ。応用生物科学科卒。2023年「やさしい雪が降りますように」で第5回氷室冴子青春文学賞準大賞を受賞。
レビュー
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著者の壮大な願いを物語から感じました
途方もないやさしさが心に響いてくる作品。 主人公は普通じゃない家で暮らす少女です。 引きこもりの姉、腫れ物に触るような親、 通い詰める風変わりな人物、 それらのイレギュラーの背景には深い深いワケがありました。 当事者のみならず、 周囲の人々の人生をも壊す罪の重大さに 震撼させられましたよ。 ストーリーから、 世界の悲しみを減らしたいという 著者の壮大な願いがひしひしと伝わってきました。 感情をおさえつつ相手をリスペクトすることの 大切さも胸に沁みましたね。 あのラストフレーズ、超好きです。 (対象年齢は12歳半以上かな?)
関連する文学賞
- 氷室冴子青春文学賞 第5回(2023年) ・準大賞