マレスケの虹 (Sunnyside Books)
第二次世界大戦期のハワイで、日系二世の少年マレスケは祖父の店を手伝いながら暮らしている。真珠湾攻撃を境に平穏な日常が崩れ、出自と国籍、差別と戦争の現実に向き合う歴史児童文学。
児童文学戦争日系移民ハワイ差別アイデンティティ
作品情報
大きな虹の下で、少年は自分が何者として生きるのかを問いはじめる。
小峰書店「サニーサイドブックス」日本編の一冊。出版社公式ページで、第二次世界大戦期のアメリカ・ハワイを舞台に、真珠湾攻撃後に激変する日系二世の少年の生活を描く作品として確認した。ISBN、発行日、判型、ページ数も出版社公式で確認済み。
レビュー要約
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日系人を一括りに見ることの危うさや、戦時下で揺れる少年の立場を描く点が評価されている。歴史的背景を児童文学として読ませながら、差別や帰属の問題を考えさせる作品として受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- 小峰書店
- 発売日
- 2018-10-26
- ページ数
- 243ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.6 x 2 x 19.5 cm
- ISBN-13
- 9784338287180
- ISBN-10
- 4338287187
- 価格
- 1650 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
第二次世界大戦期のアメリカ・ハワイ。日系二世の少年マレスケは、よろず屋を営む祖父の元で貧しくも平和に暮らしていた。だが、1941年12月、日本軍による真珠湾攻撃を境に環境は激変してしまう……。
レビュー
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日系二世のアイデンティティ
現地の当時の様子が目に見えて来るような描写がいいです。 ハワイの日系二世のことはほとんど知らなかったので、勉強になりました。と、同時に、自分自身も外国に移住し、日本のことをいつも恋しく想っている一世なので、読んでいて他人事とは思えず、複雑な気分にもなりました。 戦争は、あらゆるところで人々の暮らしを脅かします。外国に住む日系人たちは、戦争の恐怖や生死の問題の前に、アイデンティティの問題でどんなに苦しんだことでしょう。 こんなことが二度と起きませんように。
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日系2世のリアル
小説仕立てですが、事実に基づくような、リアルな描写が多くありました。 日系2世アメリカ人と日本人の親との葛藤、青年時代のアイデンティティの揺れを丁寧に追った秀作だと思いました。