日本の文学賞

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語りかける花

日本エッセイスト・クラブ賞

語りかける花

志村ふくみ

『語りかける花』は、志村ふくみによる人文書院から刊行された作品で、日本エッセイスト・クラブ賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。

受賞作日本エッセイスト・クラブ日本文学

作品情報

『語りかける花』は、日本エッセイスト・クラブ賞で選ばれた志村ふくみの作品である。

『語りかける花』は、志村ふくみの仕事の中で日本エッセイスト・クラブ賞の対象となった作品である。1992年に人文書院から刊行された一冊として、作品名に掲げられた主題を中心に、人物、社会、歴史、記憶などを読み解く内容を持つ。

書籍情報

出版社
人文書院
発売日
1992-01-01
ページ数
239ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784409160589
ISBN-10
4409160583
価格
2970 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/エッセー・随筆/日本のエッセー・随筆/近現代の作品

京都嵯峨野に住み、草木の精を糸に染め、自然のたたずまいを織に写し、この世のものとも思えない作品を生み出している染織家のエッセイ集。語りかける花の声をきき、その色をいただく、敬虔で清雅な生き方、美しい色に生命をかける情熱と強靱な心意気。

レビュー

  • 語りかける感性

    詩を読んでいるかのようです。 修辞に流されず、感性と言葉の距離が短いので気づかないうちに引き込まれてしまいます。

  • こう述べると誤解を招くだろうか。誤解というのか、印象として芳しいものは惹きおこすことはなさそうだ。本著に浸り、ふと著者を宗教家に通ず、と感じる。宗教というと、眉をひそめる方が繁くいるため、躊躇われるも。さりながら、そう受けとる人は、ものを知らない人なのだろう。そういう人は、まず私のものなぞ目にせぬであろうから流し。私の感受したものは、いかなることであれ極めれば、極めようとすれば、それは道となり、生きることの本道となる、ということなのではないか。只管打坐ということを思う。やはり澄み、そして張りのある文集で、堪能させられる。早川幾忠だとか星野富弘先生が出ていて目を見張りもされて。早川幾忠が生前、素心臘梅にはじまる夫人の話をされたのだという。『あまざかる鄙に五年 』を読んでいたため感慨深い。正直、著者のほうが詩情が豊かで文章も巧みであるし、人として健やかでのびやかであると私は思う。それは草木のそれに近い感じ。いつの日にか、著者の染め織りしたものを目に、手にしたいもの。そしてお目にかかれたら、幸甚。

  • 読む側の力量が問われる本。

    決して難しい文章ではない、むしろ平坦なのだけれど(難しい漢字は多いが)、読む側に力がないと読み切れない内容だと思う。植物染め、織物の話をしながら、その底辺には仏教や伝統芸術などとの関連が語られており、さらに人間としての生き方そのものになったりする。読み込むことで、限りなく深い内容の本になる。残念ながら、今の私にはその全てを読み取ることができないと感じた。プロフィール写真もとても美しく、聡明な作者、こんな歳の取り方をできたら素敵だと思う。

  • 読みつがれてほしい言葉。

    自然の色彩に歓喜させられる姿、 草木花とのかかわり、 瑞々しい発想の芽生えはどこからくるのか、 己の道を切り開こうとする若者への言葉など、 読みつがれてほしい言葉が書かれています。

  • 宝の1冊になりました

    心が洗われる本です。通勤時間に読んでいます 志村ふくみ様の心に近づきたいです

  • 色彩の神秘さを感じた

    色彩は光の受苦である、というゲーテの言葉がすとんと落ちていく志村さんの色への思いに、素直に感動します。 そして私たちもまた染色という営みが、自然や命への不思議さへとつながっていく知の喜びに満たされていきました。

  • いい本です。

    なんともいえない、ゆったりした気持ちになる本です。でも、書かれている内容は、厳しく背筋がピンとなります。

  • 出会えて良かった!

    深々と心に響く本。自分の足りなさを知り未だ未だ人生学ばなければと思わせてくれた本です

  • Avoid this book unless you want to waste your money (or are fluent in Japanese)

    This is a book about a visual artist and yet there are almost NO images in this book. Also NO useful information posted by the seller indicating this fact. So I have completely wasted my money. So disappointed at both the description of the book and that a book about an artist would have close to zero images within.

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