日本の文学賞

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ザ・リコール

城山三郎経済小説大賞

ザ・リコール

志摩峻

自動車メーカーのリコール問題を題材に、企業倫理、危機対応、現場と経営の葛藤を描く経済小説です。社会的責任を問われる企業の内側を、緊迫した物語として読ませます。

経済小説企業倫理自動車産業危機管理

作品情報

欠陥を隠すのか、公表するのか。企業の決断が人命と信頼を揺さぶります。

リコールをめぐる企業内部の判断と責任を追う作品です。製品事故が社会へ波及するなかで、組織の論理と個人の良心がぶつかり合う様子を描きます。

書籍情報

出版社
ダイヤモンド社
発売日
2006-09-28
ページ数
332ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784478930793
ISBN-10
4478930791
価格
60 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/経済・社会小説

Amazon.co.jp: ザ・リコール : 志摩 峻: 本

レビュー

  • ザ・リコール

    ストーリー展開が軽快で読み応え十分な作品だ。 各場面が登場人物の視点で表現されており人物像の特徴や考え方が良くわかる内容に構成されており経済小説大賞にふさわしい。 一般文学通算917作品目の感想。2013/01/18 16:10

  • 同じ著者の隠蔽工作と内容が一緒

    このザ.リコールと隠蔽工作は内容が一緒だった。 こういうのアリ?

  • 良い意味での物足りなさ

    読み始めたら止まらず一気に読んでしまいました。 当事者としての企業のほかに、いろいろな人の思惑が絡んでいてリコールの難しさを垣間見ることができました。 人物描写なども良くできていると思います。 前半と比べて、後半駆け足気味に話が進んでいくように感じられたので星四つです。 上下に分けてじっくり読ませて欲しくなる一冊です。

  • 一気に読み上げました

    最近、とみに多いリコール問題。素人にもリコール問題の影には数知れぬ経緯が隠されているだろうと理解出来ました。最後の樋野社長のいさぎ良さが印象的でした。

  • 一気に読ませる面白さ。でも…

    同じ作者の「マネーロンダリング・ビジネス」が面白かったので、こちらも読んでみた。 話のテンポがよく、一気に読ませる面白さは評判通りだった。 ただ、釈然としない部分もある。 第一に巨大企業と闘う主人公が、自動車事故の当事者ではなく、その友人で損保会社の社員であるという点。 損保会社の社員がクビを賭けてまで闘うという動機が見当たらないし、伝わってもこない。 主人公が企業の内幕を描くための単なる狂言回しになっていて、感情移入ができない。 第二に自動車の欠陥メカニズムの解明が途中で放り出されている点。 話の前半では技術部が調査を進めているということだったが、結局その原因究明はいつの間にか立ち消えになってしまった。 リコール問題をテーマにする以上、欠陥車の真相究明を最後までして欲しかった。 第三に、問題の黒幕の所まで手が及ばなかったこと。 主人公は黒幕までは辿り着けず、サラリーマン的な着地は、非常に中途半端で読後感が良くない。 結局黒幕には髪の毛一本触れられず、かつ株で巨額の利益を得たという結果は、まるで悪を肯定しているかのような描き方だ。 実在する企業をモデルにして描いているということだったが、リコール隠しのために殺人までして、インサイダー取引で数十億円も儲けるなどという人がいるのか?疑問だ。 警察の捜査や証券取引委員会の監視もあるし、必ずどこかで足が付くだろう。 リアリティがないと思った。 最後には一つのサプライズが用意されているが、あまりにも唐突でSF的な結末だと思った。 ページ数の制限でもあるのか、突然の幕引きという印象がぬぐえない。 「マネーロンダリング・ビジネス」の方が内容も重厚で読み応えがあった。

  • ストーリーが素晴らしいので主人公は目立たない

    著者の大手損保の元役員という経歴もあり、リコール隠しと損保会社の対応が 非常にリアルに描かれています。 前半はあまり目立たない主人公が、後半は人が変わったようにストーリーの 中で輝きを放っていきます。 終わり方も「2つのこと」が気になりますが、後味は悪くありません。

  • 素人が書いた作文です

    読み始めて1分で後悔しました。言葉遣いや表現が、幼稚ならまだしも間違ってるし。。。サンプル見てから買うべきでした。そして開始10分でギブアップしました。

  • 一気に読破!

    著者2作目にして大賞を受賞するだけあって、人物描写や話の展開、スピード感をはじめとする構成力に優れた作品だと思います。興味はありながらも、PL法やリコール問題についてその本質を理解することが困難であったが、非常に分かりやすく、好奇心をもって読みすすめることができました。世の中ってあんななのかしら〜と新聞やニュースの見方が変わりそうです。 経済小説でありながら、主人公のカッコよさ(あんな独身いるかなぁ…)や社長の潔さが少しハードボイルド系な気もしました。 いずれにしても、必読の価値あり作品です。 次回作が楽しみです。

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