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エルサレムから来た悪魔 上 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M フ 20-1)

マカヴィティ賞

エルサレムから来た悪魔 上 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M フ 20-1)

アリアナ・フランクリン

『エルサレムから来た悪魔』は、アリアナ・フランクリンによるmacavity-awardの受賞作。

謎と不穏

作品情報

『エルサレムから来た悪魔』は、アリアナ・フランクリンによるmacavity-awardの受賞作。

『エルサレムから来た悪魔』は、アリアナ・フランクリンによるmacavity-awardの受賞作。

書籍情報

出版社
東京創元社
発売日
2009-09-30
ページ数
320ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784488222031
ISBN-10
448822203X
価格
49 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

相次ぐ子ども殺害事件とそれに伴うユダヤ人迫害に揺れる、1171年のケンブリッジ。問題解決のため、優秀な調査官と女性検死医が招聘される。CWA歴史ミステリ賞受賞作。

レビュー

  • 日本語訳が微妙、と言いつつ私は出来ないのですが。

    歴史を感じるミステリーが好きで読んでみました。 日本語訳が微妙?何だろう。マスターシモン?シモンさんって訳すと、あの時代の雰囲気を潰しちゃうかも?シモンは、ではやっぱりダメなんだろうな。それだけでなく、色々読みづらい。日本語が日本語訳っぽい。ちょっとハーレクイン?でも続きを買ってしまったし、続編も買おうとしてしまう。 私的に読みづらい、違和感のある文章で、理解に時間が掛かり、さらっと読めないので、のんびりどっぷりイラッとしつつ、2度読みもしてしまった。 私は下巻の方が好きですが、上巻の方が褒められていたので、それも読み直した理由です。

  • ヘンリー2世

    主人公アゼリアはむろんかっこいいのですが教会権力に抵抗しつつコモンロウで国を守ろうとするヘンリー2世の存在感が圧倒的でした。映画”ベケット”を見て彼に興味を持っていましたがこの小説でヘンリーの意志がよくわかりました。 個人的にはアゼリアのロマンスは好きです。ただ犯人は消去法でたどりつくだけで何もてがかりらしいものがなかったように思いました。

  • アデリアが素敵!

    歴史ミステリーは昔から大好物だが、十字軍の頃のキリスト教どっぷりの話はちょっとなあ……と思ったが、主人公のアデリアはサレルノの女医(しかも検死官)でシチリア王の命令でイギリスに派遣され、ケンブリッジで起こった連続猟奇殺人の解決に孤軍奮闘する……という粗筋にピンとくるものがあって上下巻とも即購入。 夜に上巻を読み始め、翌日の昼近くまで起きて下巻まで読み通してしまった。 いやあたまらん。 自分が好きで書き続けてる作品に通じるものがあったりして、もろにツボ。 こういう、プロフェッショナルの女性が悩みながらも任務を全うしようと健気に頑張る話って、大好きなんだよなあ。 女が医者をしてるってだけで魔女呼ばわりされそうな状況で、理性を武器に戦う……実にいい。シチリア王の命令で派遣されたチーム(ナポリの調査官シモンに、女医アデリアと彼女の屈強な護衛のイスラム宦官マンスール)の凸凹っぷりもいい感じ。アデリアの生い立ちや、検死の様子なんかも、どことなく現代的なのも、歴史物ではなく歴史ミステリーの醍醐味ってやつだ。 まあ、主犯が誰かとかは上巻でだいたい見当はついちゃうんだけど、一番の楽しみどころはアデリアのキャラクターだから、気にならない。 続きは下巻に。

  • カドフェルの少し後

    スティーブンとモードのあとの時代と言うことは、カドフェルのあとと言うことだ。 混沌としたイングランド。 やっぱり死体が多すぎるなぁ。 まだ色々なことが整理されないまま提示されているけれども、島国嫌いの主人公の気持ちは理解できる。 この時代のイングランドは決して先進的な国ではなかった。 迷信の中での活躍に期待が持てる。

  • 女性法医学者ものの変化球

    女性検死官ものや女性法医学者ものは、女性探偵ものより現実性があるためか、あるいは無理矢理アクションシーンをいれなくても形になりやすいせいか、結構見る気がします。この作品は女性法医学者ものとしては変化球で、時代をはるか昔の封建時代に設定しており、ちょっと新鮮な気分で読めます。気になる点は下巻のレビューで触れましょう。

  • ヒストリカル「Bones」!

    主人公が女検死医で十ニ世紀のイングランドという奇抜な設定に多少不安を感じましたが、読み始めるとあまりのおもしろさに一気に読了しました。 ストーリーにもまったく違和感はなく説得力のある文章でたちまち物語の中に入りこんでしまいました。 十字軍、宗教問題、イングランドの歴史的雰囲気が堪能できます。 それになんといってもヒロインのアデリアがクールでとても魅力的、シリーズ化しているそうなので次も期待大です。 ただ後半のハーレクイン的展開部分は個人的にはない方が良かったように思います。 ストイックなヒロインに対する賞賛が一気にしぼんでしまいました。

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