日本の文学賞

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プロ野球 最強のベストナイン (PHP新書)

サムライジャパン野球文学賞

プロ野球 最強のベストナイン (PHP新書)

小野俊哉

時代を超えてプロ野球選手を比較し、最強の布陣を考えるスポーツ評論。記録と選手像を読み合わせ、野球を見る視点を広げる。

プロ野球選手論スポーツ評論

作品情報

プロ野球最強のベストナインは、小野俊哉の視点から題材の核心をたどる受賞作である。

プロ野球最強のベストナインは、受賞時に注目された主題と書籍としての刊行情報を整理できる作品である。本文は、題材の背景、人物の選択、時代や社会の空気を重ね、読み手に考える余地を残す。

レビュー要約

  • 題材への切り込み方と読み進めやすさが評価されている。人物や背景の描写に厚みがあり、受賞作としての読み応えを感じる読者が多い。

書籍情報

出版社
PHP研究所
発売日
2010-11-16
ページ数
302ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784569794037
ISBN-10
4569794033
価格
902 JPY
カテゴリ
本/スポーツ・アウトドア/スポーツ

理想の1番は福本か、イチローか。藤村富美男の打点がすごすぎる。00年代最強投手とは……。一流選手の真価を可能な限り客観的に分析。

レビュー

  • 戦後プロ野球の繁栄の土台を作った戦死者への鎮魂の書でもあります

    タイトルはプロ野球オールタイムのベストナイン選考になっていますが、私はむしろ戦前戦中から現代までの名選手の簡約な銘々伝として読みました。 そして、今の我々が決して忘れてはならない事実、即ち沢村栄治、景浦将、林安夫、吉原正喜など多くのプロ野球選手たちがあの戦争で国に殉じたこと、戦士として戦地で戦ったこと。このことにもしっかり言及されています。 もちろん、若い私(本当はそうでもないですが…)などが、その現役時代の衰えた姿しか知らない選手達の全盛期の凄さを数字的に納得させられもしました。 日本のプロ野球を愛する人に強く薦めます。

  • 野球の見方が変わった!

    野球は好きなスポーツのひとつで、以前からよく見ていますが、 華麗で派手なプレーを「お〜!」と喜んでいるレベル。 もちろん、そのように楽しむ、楽しめるのも野球のよさでしょう。 でも、見た目や通算成績だけでは知りえない、選手のすごさを 豊富なデータを駆使・分析して見せてくれた著者に感謝。 また、選手にまつわるエピソードも興味深かったです。とりわけ、 戦中の選手の苦労や努力に触れてある箇所には、衝撃と感銘を 受けました。沢村栄治さんの名前はもちろん知っていたのですが、 どのような生涯だったかはまったく知りませんでした。 データ分析が著者の専門でしょうが、そうした選手たちの「人生」に ついても、さらにまた教えてもらえるとよいな、と思いました。

  • 欲しかった本でした。

    欲しかった本なのでとても嬉しいです。野球のエピソードは感動しますね。

  • 素晴らしい。

    素晴らしいですね。 もう何回読み返したことやら。 1リーグ時代の事を恥ずかしながら全く知らなかったのですが、この本を読んで衝撃を受けました。 今のプロ野球があるのは彼らのお陰なのだな、と。 戦後すぐに復興したプロ野球。 戦後の物資の不足した環境の中でのリーグ戦の再開。 そんな中で強烈な個性を放ちプロ野球の、日本の復興を助けた選手たちには頭が上がりません。 この本のお陰で千葉茂という素晴らしい選手に出会うことができました。 この本のお陰で藤村富美男という選手の素晴らしさを再認識出来ました。 この本を読んでおけば3.11の時、開幕を遅らせようなどという甘い意見も出なかったのでは、と思います。 野球で被災地に光を、そのためにもいち早く開幕を、そう思う選手が出なかったのが今でも残念でなりません。 筆者は今の選手には個性がないと嘆いていらっしゃいますが、まさにその通り。 ただでさえ低反発の統一球を非力な日本人打者が打つため打球が飛ばず、動きの少ない面白くない試合をしている。 その上個性もないものだから余計に面白くない。 自己を消して個性を殺す日本の野球から、MLBへ移籍しMLBで野球を楽しもうとする選手が増えているのもわかる気がします。 この本を読むと本当に野球を見る目が変わりますね。オススメです。

  • 期待しすぎないほうがいいかも

    本書、タイトルに期待して読みましたが少しがっかりしました。 データ重視の分析は確かに面白いのですが、今のプロ野球と 昔のプロ野球のレベルが同等のように分析するのはいかがな ものかと。 メジャーとの差は近年ようやく縮まってきたことを考えると、 戦後〜70年代の選手を評価しすぎだと思います。

  • 豊富なデータには脱帽なのだが・・・

    日本プロ野球始まってからの様々なデータに基づき、日本野球創世記から大リーグで当たり前に日本人選手が活躍する現在までの選手でベストナインを選ぼうという1冊 そのデータは非常に豊富だし、色々な切り口(それぞれの選手の全盛期5年等)で比較する事でその順位にも十分説得力あり 出てくる結果も、まあ、納得のいくところ(一つだけネタをばらすとミスターこと長嶋氏は選ばれていない 誰が選ばれたかは読んでのお楽しみだが、データーを見せられるとそれも納得) が、しかし、なのである 著者は山田久志氏の真っ向勝負を例に出し、真っ向勝負を懐かしみ、ファンもそこを求めていると書く それは間違いないだろう、同感である が、著者は決して個性を尊重しているようには思えない記述がちらほら・・・(工藤投手や江川投手についての部分等にかなり偏った見方が見える) プロなのだから、試合中にプレーで個性を見せろと言う事かも知れないが、自分を含め球場外での言動にも選手それぞれの個性を感じ、プロ野球を楽しんでいるファンも多くいると思われるのだが、いかがだろうか? 最も個人的にがっかりしたのは、ある外人投手に対し、害人と記述した所 居酒屋での野球談義であれば許されるかもしれないが、文字にされるとちょっと・・・ 前述した通り、非常に面白いデータの見方を教えてくれた1冊だけに、本当に悔やまれる

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