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ゆれる

三島由紀夫賞

ゆれる

西川美和

『ゆれる』は西川 美和による文学作品。受賞・候補歴を通じて読者に知られ、人物の感情や時代の空気を物語の中で丁寧に描いている。

文学人間関係記憶社会

作品情報

西川 美和『ゆれる』。作品の核にある感情と時代の手触りをたどる一作。

『ゆれる』は、西川 美和の受賞・候補作として知られる作品です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、確実な識別子が得られない場合は null としました。物語や題材の魅力が伝わるよう、ジャンルと受賞歴から読み取れる特徴を中心に紹介しています。

レビュー要約

  • 読者からは、題材への踏み込み方と語りの密度を評価する声がある。一方で、抑制された展開や重い主題をじっくり読む作品として受け止められている。

書籍情報

出版社
ポプラ社
発売日
2006-06-01
ページ数
220ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784591093030
ISBN-10
4591093034
価格
2251 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

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レビュー

  • 良い

    良い

  • 良質な文章

    映画視聴後に読了。 映画の完成度は言わずもがな、此方も非常に完成度が高いと思います。 映画内では描ききれなかった、登場人物の心の機微や残された人達の心中、閉塞感のある地方の様子が硬質な文体で、精緻に描かれています。但し、この本だけを読んでも今一この作品を味わう事は出来ないと感じました。やはり映画を視聴後にディテールを補完する様な位置付けの本だと思います。

  • よく理解できなかった

    事件が起こってそれに関わった人々の語りで物語は進行していきます。 死んだ人の語りもあって違和感がありましたが、物語を理解するには仕方がなかったのかもしれません。兄弟間の感情のやりとりがメインですが、わかりづらくて読後も消化不良で私には難しかった感じです。

  • 良い品物

    映画で見て良かったので買いました。 本はいいですね。

  • あとがきに本編の続きが…!

    ホプラ文庫版に、香川照之(映画で稔役を演じた俳優)が執筆したエピローグが収録されていると聞き、読んでみた。 完っ璧だった。ぐうの根も出ないほど説得力のある姿でそこに稔が存在していた。私の甘やかな妄想など非情な現実の前に砕け散る…かと思いきや、2パターン目はまさに思い描いた通りで、でも1パターン目を読んだ後ではもうそれが最高のハッピーエンドとも思えなくて、心が複雑骨折した。 稔にとって刑務所での生活がそれまでより”自由”であったこと。猛と比べられることなく、良い兄を演じることもなく、ただ一心に野球ボールを追いかける瞬間、ようやく彼自身で居られたこと。それがあまりにリアルに想像できて、もはや猛と会うことは元の檻に戻る行為のような気がして…稔には、どこまでも逃げてほしい。そして猛には、残りの人生を懸けて自分の行いを悔いてほしい。という、映画を観た直後の自分とは相反する願いが芽生えた。 映画の外伝を演じ手が書くのは初めて見たけど、もっと見てみたくなった。公式のニュアンスを帯びる以上、脚本家や原作者との折り合いが難しそうではある。しかし読み手としては、役者がどのような解釈で役に挑んだか知るのは興味深いし、香川氏のように考察を重ねた方の手によって映画では見ることの出来なかった場面を読めるようになるのは嬉しい。

  • 映画の補完

    DVDでの鑑賞に続き、気になって小説を手に取りました。 各当事者からの独白という形式で、登場人物の内面や背景を補完できます。 映画を見ずに小説だけ読んだ場合にどのような印象を持つかは分かりませんが、映画を気に入った方は是非読んでみてはいかがでしょうか。なお個人的に香川照之さんの大ファンですが、最後の解説はいらないと思います。

  • 西川美和、外れなし。面白いです!

    心の奥にある思いを見透かされた感じ。なんとなく、この気持ちわかるな~と。それぞれの人物による語りで進められて行って、どんどん惹き付けられて行く。

  • 映画のほうが「ゆれる」

    映画を先に観ました。 とても「ゆれる」感情が描き出されていて印象的な映画でした。 原作本では「ゆれていない」気がします。 ネタばれになるといけないのですが、 「ゆれる」気持ちがもっと描き出されていたほうがいいと思うし 映画のほうが感情が入って行ったと思います。 映画監督なのだから当たり前かもしれませんが。

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