狛犬の佐助 迷子の巻 (ノベルズ・エクスプレス)
神社の狛犬に宿る石工の魂を主人公にした児童文学。迷子の犬を探す出来事を通して、町の人々と見守る存在の温かい関係を描く。
作品情報
石の狛犬から抜け出した佐助が、迷子探しをきっかけに町の人と心を通わせます。
伊藤遊作、岡本順絵。明野神社の狛犬に宿る親方と弟子の魂が、町の人々を見守るファンタジー。第六十二回小学館児童出版文化賞の受賞作。
レビュー要約
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狛犬に魂が宿る設定の楽しさと、読み終えた後に温かさが残る展開が評価されている。掛け合いの軽さも魅力とされる。
書籍情報
- 出版社
- ポプラ社
- 発売日
- 2013-02-02
- ページ数
- 188ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 1.9 x 13.5 x 18.9 cm
- ISBN-13
- 9784591132258
- ISBN-10
- 4591132250
- 価格
- 1430 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
明野神社の狛犬には、彫った石工の魂が宿っていた。狛犬の「あ」には親方、「うん」には弟子の佐助の魂が――。 二頭は神社を見張りながらしょっちゅう話をしていたが、その声を聞くことができるのは、数え年7歳になるまえか100歳をこえた者だけだという。 佐助は近頃、愛犬をさがし続ける参拝客、大工見習いの耕平のことが気になってたまらない。 そんな佐助を、親方は「狛犬らしくない」とたしなめるのだが……。 150年前の石工たちの魂を宿した狛犬と、神社で出会う人々との心躍るファンタジー。 伊藤遊、9年ぶりの待望の書き下ろし長編。 長編『つくも神』、絵本『きつね、きつね、きつねがとおる』でコンビを組んだ岡本順の絵がファンタジーの世界をリアルに立ち上げる。
レビュー
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読みやすい、おもしろい!
「かなり面白い!」と小6息子が言っています!ページあたりの文字数もつまっていないので、読みやすいです。
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ええ話や~
小学5年生の息子が、本の題名を見て所望しました。購入してみて、私も読みましたが、とても深い。登場人物のそれぞれの気持ちの描写が細かくて、この時こんな気持ちだったんだろうな、と想像するような話。皆、あたたかい。皆、誰かのことを思って行動している、心に残るお話でした。
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丁寧で温かみのある小説
『ユウキ』『鬼の橋』に次いで3作目。どの作品もおもしろい。 先の2作が小学校上級生向きとなっているので、それより字が大きい本作は4-5年生くらいが対象かな? 伊藤遊作品が素晴らしいのは人間の細やかな描写。だから対象年齢には少し難しいんじゃないかな?という言葉や表現が平然と現れる。 でも、それをしないと物語は生き生きと動かない。こどもの感情にだって大人と同じように機微があるのだから、5パターンや6パターンに単純化などできるはずがない。良い小説は必ず人間が上手に描けている、と思っている。 物語は2匹の狛犬と6歳のこどもと青年が主な登場人物。何をどう感じるかは人それぞれかな。 自分が白眉だと思ったシーンはp.54の翔太(6歳の男の子)のニクいセリフ。 「なら、君は話したことがあるのかい?」「ない。そいつが、しゃべれないふりをしているから」 全体の雰囲気は明るくユーモラス。特に師弟の会話のシーンは落語の大家と店子の噺を〈聴いている〉ような感じだった。
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中身が・・・
本の中身の表示がないため、内容だけで判断し、小学低学年の文章ではありませんでした。中身の表示が(字の大きさ・挿絵などあれば助かりました。
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暖かい気持ちになれる素敵なお話でした。
どこか切なくなつかしく、とても暖かい気持ちになれるお話でした。お話自体は複雑に込み入ってないので、わかりやすく読みやすいです。読み終わって、面白い!こういうお話が読みたかったんだ!と思わずつぶやいていました。児童文学と考えると少し表現が難しい部分もあるかもしれませんが、私はこの文章がよいと思います。彼らのお話がまた見たいなあ。続編が出たら嬉しいなと思います。
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佐助、可愛い!
読んだら神社の狛犬をじっくり見てみたくなるんじゃないでしょうか。 キャラクターに個性があっていいですね。特に出てくる子供の性格がちょっと憎たらしいところとか(笑 "迷子の巻"となっているのでシリーズ化してほしいです