日本の文学賞

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ビオレタ

ポプラ社小説新人賞

ビオレタ

寺地はるな

行き場のないものを入れる「棺桶」を売る雑貨屋を舞台に、気弱な女性が少しずつ自分の足で歩き出す物語。

再出発雑貨屋自己肯定人間関係

作品情報

何を入れる? あなたの「棺桶」に。

第4回ポプラ社小説新人賞受賞作。独特の店と人のつながりを通して、人生の立ち位置を見つめ直す作品です。

書籍情報

出版社
ポプラ社
発売日
2015-06-03
ページ数
222ページ
言語
日本語
サイズ
13.2 x 1.9 x 19.5 cm
ISBN-13
9784591145616
ISBN-10
4591145611
価格
1650 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

「小気味よい毒と、圧倒的な健やかさ。 このひとだけの世界が持つ吸引力に、 読み始めてすぐ、周りの音が聞こえなくなった。」 ――村山由佳 婚約者から突然別れを告げられた田中妙は、 道端で大泣きしていたところを拾ってくれた 菫さんが営む雑貨屋「ビオレタ」で働くことになる。 そこは「棺桶」なる美しい箱を売る、少々風変わりな店。 何事にも自信を持てなかった妙だが、 ビオレタでの出会いを通し、少しずつ変わりはじめる。 人生を自分の足で歩くことの豊かさをユーモラスに描き出す、 心のすきまにしみこむ温かな物語。 選考委員の満場一致で選ばれた、 第四回ポプラ社小説新人賞受賞作。

レビュー

  • 疲れによく効く小説

    いろんな常識を取っ払って著者の世界に入り込めたら、読後は元気になること請け合いです。 コアなファンとそれ以外の人に分かれそうな気がします。 私は大好きです。

  • ちょっと複雑だけどよいのかな?

    落ち込んだ主人公のお話です。ほんわり話が進みます。主人公以外の心理描写があまり書かれていない感じです。書かれてあるかもしれませんが、納得いかないと言うか。わたしだけかもしれませんが、わかりにくい? どうやって生計たててるのかなとか、いろいろ疑問もあり。最後にスピンオフがあり、それは良かったです。 良かったと思うか、逆に感じるかは、自分の期待通りになるかが関連しているかなあと思いました。

  • 軽く読めるけど・・・

    期待したほど、面白い内容ではなかったです。 つかみは良かったのですが・・・

  • ほんわかしました

    ああ、幸せだなあ、という読後感。 家族みんなでよみましたが、みんな面白かったと思える、間口の広い小説だと思います。

  • ばなな的大衆小説

    読んでいると、最初、少し現実感のある”よしもとばななさん”という感じが付きまとっていました。 だんだん、最後に向かって浄化して行くのが予定調和な感じもありますが それが、逆に大衆小説のような爽快さがあるのでスッキリした読後感につながっています。 好きな作品です。 かにしたがって

  • 救済の話

    恋愛の話という形をとっているが、どちらかというと救済の話。 婚約破棄を一方的に告げられ、どん底の妙を拾う雑貨屋店主の菫。妙を見守る千歳さん。 両親に親戚、雑貨屋のお客さん。 自分なんてと思いがちになりそうなところを、誰かが支えていると気が付かされる。 自分に自信をなくし、落ち込んだ時に読むと心が穏やかになるのではないかと思う。 時々毒があり、時々笑いのエッセンスが入るいい作品だった。 これからの作品にも期待。

  • やるね、ポプラ文庫さん!

    (本編については、他の皆様のレビューにおまかせいたします) 本を読むことは、作品の世界を活字を通して目で追うと同時に 紙の質感を指先で、 かおりを鼻で感じることだな、 とこの文庫本を読みながら思いました。 活字が読みやすく、紙がしっとり手に馴染みます。 紙の本って、やっぱりいい。 めくってみると、出版社はポプラ社さん。 子供の頃からいろんな作品でお世話になってきた会社でした。 改めて表紙や装丁を見ると、お仕事の丁寧さを感じ嬉しくなります。 きっと多くの方がこの本の出版に携わられたことでしょう。 その方々の思いを感じる一冊です。

  • 好きな世界観。

    なかなか気の晴れない時期に、装丁の美しさに惹かれて、読んでみました。不思議なお店が出てきますが、実際にあったら、行ってみたくなりました。

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