書籍情報
- 出版社
- 読売新聞社
- 発売日
- 1997-02-01
- ページ数
- 275ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784643970326
- ISBN-10
- 4643970324
- 価格
- 1191 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 紫陽花の花のごとくに : 松木 麗: 本
レビュー
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穏やかに、自分を見つめ直すことができた本
映像の方はそれほど印象に残っていたわけではないけれど、淡い伝統美や紫陽花が思わず「懐かしい!>゜))彡」と引き合った、不思議な作品です。サスペンスとしては冷静で客観的に事件を見つめられる、貴重な物語でした。主人公に親しみがあり(^▽^;)、無理に謎めく話ではなく、あくまで登場人物を引き立たせた紫陽花のような馴染みがあります。。検事が被疑者をずっと信じる客観性もあり、また現役検事ならではの他には見られない、事件の丁寧なやり取りの現実さがいいです! 検事も被疑者も一人の人間で、場面ごとの心情が染みわたり、360度からのヒューマンストーリーが少しずつ真相に辿り着けました。そこに隠された一人の女にまつわる、瑞々しい頃から熟すまでのもろく儚くも、凛とした心を映し出しています。その心は、陶芸や庭園に移ろいゆくしっとり伝承色で表されているよう、秘めた大胆さや色んな表情を見せてくれます。この女性は、まだまだ知らない顔やストーリーがありそうですが、推理に囚われなくも眩しく「理想の女性像」を物語ゆえに生きさせられるのが、ドキッと素敵ですね❧♡ ただ、これが本当に男女の話だったらもうじれったく感じる流れで、個人的にはこの系統?の描写は少し苦手・・ふうッ(笑)。。ラブストーリーが好きな人にはお薦めかな❦❦ 私は、自分にとっての課題が「本当の気持ち」に気づけたり(きっとその時好きで気づかず自分自身に賭けをして負けた・・)やはり貴重な本です。ジャンルも食わず嫌いをせず、きっと何かを感じることのできる本だと信じています(⋈◍>◡<◍)。✧♡