日本の文学賞

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ノックアウトのその後で (童話パラダイス 23)

児童文芸新人賞

ノックアウトのその後で (童話パラダイス 23)

岸本進一

小学五年生のタカマサが、姉の受験で緊張する家庭や学校での孤立を抱えながら、周囲の大人や年上の少年たちとの関わりを通して自分の気持ちを見つめる児童文学です。

学校生活家族成長

作品情報

家庭と学校で居場所を探す少年の本音を描く物語。

岸本進一作、津々井良絵による『ノックアウトのその後で』は、理論社の〈童話パラダイス〉として1995年に刊行された児童小説です。姉の受験で家の空気が張り詰めるなか、のんびり屋のタカマサは学校でもひとりぼっちになり、近所の年上の少年や不登校の少年の生き方に惹かれていきます。

書籍情報

出版社
理論社
発売日
1995-01-01
ページ数
162ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784652004937
ISBN-10
4652004931
価格
1181 JPY
カテゴリ
本/絵本・児童書/読み物/童話・文学

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レビュー

  • 子どもの気持ちはわかったつもりでも・・・

    何をするにもやる気のない小学生が、登校拒否の中学生などと出会いを通じて揺れる心の内の、親にも先生にも言えない本音の部分が淡々と綴られています。教育委員会で禁止令が出そうな一冊ですが、道徳を押しつけるような内容よりも、こういう物語のほうが、子どもは共感できるところがあるでしょうね、きっと。受験生を抱える家庭のピリピリムードもうまく描かれています。今どきの子どもの少年への『通過儀礼』を書いた作品としては十分合格点ではないでしょうか。続編を書いてもらいたいものです。

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