作品情報
元大本営参謀の足跡から、戦中と戦後を結ぶ日本現代史の暗部を照らす。
共同通信社社会部が、元大本営参謀・瀬島龍三をめぐる証言と資料を丹念に追ったルポルタージュ。戦争指導に関わった軍人が、戦後には実業界と政界で影響力を持つに至った過程を描き、その足跡に重なる昭和史の問いを読者に投げかける。
書籍情報
- 出版社
- 株式会社共同通信社
- 発売日
- 1996-03-01
- ページ数
- 382ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784764103597
- ISBN-10
- 4764103591
- 価格
- 2420 JPY
- カテゴリ
- 本/ノンフィクション/歴史・地理・旅行記/歴史/日本史/現代
瀬島龍三元大本営参謀は「すべて」を語ったのか。戦中・戦後史の「闇」に検証の光を当てた衝撃のルポルタージュ。
レビュー
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美麗本
早々の連絡、送付をいただき有難うございました。それにもまして、20数年前の新刊時のままと見違う美麗な状態で、びっくりいたしました。今後の読書が楽しみです。
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戦後について
この本は瀬島龍三の戦前戦後を描いたものである。はじめの方にアジアの人たちの戦後は置き去りにしたまま・・・みたいなことが書いてあるため、瀬島氏を中心とした戦後ビジネス・政治への影響力について批判的な立場で書いてあることはすぐ察しが付く。しかし瀬島氏について語る人たちの多くの言葉は瀬島氏はきれ者であるということ伝えてくるので走り読みをすると瀬島氏は凄い人なんだと錯覚し、日本の戦後について批判的な部分を忘れそうになってしまうような気もする。そのため読みやすいと言うこともあり昭和の外観をとらえる入門書にはいいと思う。
関連する文学賞
- 日本推理作家協会賞 第50回(1997年) ・受賞