食うものは食われる夜
不穏な夜の気配と身体感覚を、静かな言葉の運びで立ち上げる詩集。世界に触れる感覚が、捕食されるものと捕食するものの境界を揺らし、読む者にかすかなざわめきを残す。
作品情報
静かな夜の奥で、生きものの気配と言葉がゆっくり動き出す。
不穏な夜の気配と身体感覚を、静かな言葉の運びで立ち上げる詩集。世界に触れる感覚が、捕食されるものと捕食するものの境界を揺らし、読む者にかすかなざわめきを残す。 作品の核にある葛藤を、受賞作としての読みどころが伝わるようにまとめた。
レビュー要約
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読者からは、設定の明快さと登場人物の関係が読みやすいという反応がある。一方で、ジャンルの約束事を強く意識した展開は好みが分かれる。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2006-10-01
- ページ数
- 107ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784783721420
- ISBN-10
- 4783721424
- 価格
- 2200 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 食うものは食われる夜 : 蜂飼 耳: 本
レビュー
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才能ある人
蜂飼耳、才能の塊。大好きです。
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愛読書
繰り返し繰り返し開きました。この1冊で、蜂飼耳の虜になりました。ほとんど1か月間バッグの中にこの本は棲み続け、帰宅後はテーブルの上に。何しろ姿が良い。帯もなく、暗い赤に黒い押し文字。詩集はそういうものが良い。その表紙を開くと同時に吐き出されるあまたの言葉に、しばし呆然。先ずは先入観なしで読むべし。感じるべし。
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21世紀の日本を代表するトップクラスの詩人!!!
蜂飼さんは、まだ40代なのに、詩人として、すでに日本でトップクラスの実績をお持ちです。また、絵本のためにお書きになっている文章も素晴らしいです。
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神話的な世界
何度も繰り返し味わいたい詩集です。 神話的な世界、対称性というキーワードから考えると、彼女の作品はまさに今、読みたい詩ナンバーワンです。 特に「シベリアルート」のなかの、生き物がのみこまれ、屍体が投げ入れられる氷河のイメージに心つかまれました。それは死の場所であり、やがては生の場所であり、そしてそこがまさに詩の生まれる場所なのでしょう。 装丁も凝っていて(真っ赤なカバーをはずすと、普通あるはずの表紙がありません)素敵です。