作品情報
アジア各地の旅で出会った風景と人々を、25篇の羇旅詩に結んだ詩集。
2022年5月に思潮社から刊行されたA5判上製の詩集。著者自身が各地を歩いて見聞した事物をロードムービーのように構成し、土地の熱気と、戦争や紛争が残した爪痕を詩行へと昇華させる。第56回日本詩人クラブ賞および第56回北海道新聞文学賞を受賞した。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2022-05-31
- ページ数
- 128ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 15.5 x 1.4 x 21.5 cm
- ISBN-13
- 9784783737667
- ISBN-10
- 4783737665
- 価格
- 2890 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/詩集/現代詩
旅の随に やがてピン川の下流の水門には 祈りをこめて流した灯籠が 大量の生ごみで流れ着き 未来を照らした熱気球の光は 黒焦げの燃えかすとなって ぜんぶ地上に落ちていた (「夢の果て」) カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、バングラデシュ……。 漂泊の詩人が、さまざまな土地で見聞した人々、慣習、風景をロードムービー風に構成し、詩行に昇華させた25景の羇旅詩篇。
関連する文学賞
- 日本詩人クラブ賞 第56回(2023年) ・受賞