遠い庭
大木潤子の詩集。空虚な場所に響く歌や、遠くで合図を交わす小さな出来事を手がかりに、見慣れた地上に不意に現れる未知の風景を描く。消えゆくものの気配と、言葉がひらく感覚の場をたどる作品集である。
喪失風景言葉と身体記憶詩的想像力
作品情報
この地上にありながら、まったく見知らぬ宇宙として現れる遠い庭。
『遠い庭』は、日常のそばにあるのに簡単には触れられない場所を、声、物質、記憶の断片から立ち上げる詩集である。離れたもの同士の響き合いを受け止めながら、消失と生成が交差する風景を静かに見つめる。第61回歴程賞受賞作。
レビュー要約
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暗く深い森へ向かうような詩空間と、光の届く小さな場所に立ち現れる不思議な景色が読みどころとして捉えられている。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2023-05-31
- ページ数
- 146ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 20 x 15 x 1.3 cm
- ISBN-13
- 9784783745280
- ISBN-10
- 4783745285
- 価格
- 2300 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/詩集
空虚な場所に 歌が響く その唇の/場所を尋ねてゆく 「遠い庭」はこの地上でありながら全く見知らぬ宇宙だ。離れたところで合図を交わし響き合う小さな出来事たちのざわめきに満ちた消失そのものであるような風景が突如顕現する。待望の新詩集。