作品情報
地方語文献から日本語史を照らし出す、文献方言史研究の視野を示す一冊。
地方語を伝える文献の資料的価値を丁寧に検討し、そこから得られる知見を日本語史の広い構図へつなぐ研究書。方言と中央語の関係を視野に、地域に残された言語資料を歴史研究の基盤として読み直す。
書籍情報
- 出版社
- 清文堂出版
- 発売日
- 1998-02-20
- ページ数
- 404ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784792413385
- ISBN-10
- 4792413389
- 価格
- 9900 JPY
- カテゴリ
- 本/人文・思想/言語学/日本語・国語学/語源・歴史・方言
第17回新村出賞受賞 文献上に残された過去の方言記録である地方語文献には古くは万葉集の「東歌」「防人歌」があり、近世初期には一群の東国系抄物、近世後期には方言文学としての洒落本、滑稽本などがある。そして言語の有効な資料として実証済みのキリシタン資料をはじめ、ロシア・朝鮮・中国などの外国資料も含まれる。これら地方語文献の資料的価値を吟味しながら、方言から中央語史を見直し、日本語の歴史を新しい視点から問い直す斬新な著作である。
迫野虔徳(さこの ふみのり)……1942年大分県宇佐郡院内町に生まれる 九州大学大学院博士課程(国語学国文学専攻)修了 現在、九州大学教授 文学博士(書籍刊行時に掲載のものです)
関連する文学賞
- 新村出賞 第17回(1998年) ・受賞