日本の文学賞

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魔術破りのリベンジ・マギア 1.極東術士の学園攻略 (HJ文庫)

HJ文庫大賞

魔術破りのリベンジ・マギア 1.極東術士の学園攻略 (HJ文庫)

子子子子子子子

受賞後に改題刊行された学園魔術ファンタジー。陰陽術と西洋魔術が交差する世界で、少年術士が事件に挑む。

ライトノベル魔術陰陽師学園

作品情報

東洋の術と西洋魔術がぶつかる学園で、謎と復讐の物語が動き出す。

受賞時題名は刊行時に「魔術破りのリベンジ・マギア」へ改題。紙書籍 ISBN を確認し補完した。

レビュー要約

  • 文章や構成の完成度を評価する声があり、題材への切り込み方と読後の余韻が印象を残す。

書籍情報

出版社
ホビージャパン
発売日
2017-05-31
ページ数
334ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.7 x 14.9 cm
ISBN-13
9784798614632
ISBN-10
4798614637
価格
702 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

日本の魔術は世界一! 東洋VS西洋の本格魔術バトル! 二十世紀初頭――めざましい科学技術の発展の裏で、人類は確固たる魔術文明を築き上げていた。世界のパワーバランスすら左右する“魔術師"を育成する機関「セイレム魔女学園」。 そこで起きた怪事件解決のため、凄腕術士・土御門晴栄(つちみかど はるな)が米国の地に立つ! 「あらゆる状況を想定し戦術を千変万化させていく――これが、陰陽師の戦い方だ」 北欧神話・死霊術・吸血鬼、様々な魔術体系を東洋魔術でブッ飛ばせ! ハイエンド魔術バトルファンタジー、ここに開幕!!

レビュー

  • 特に期待していたわけではないけれど……

    途中で読むのをやめてしまいました。 その理由をいくつか列記します。 ・会話文が寒い。 せっかく、文明開化の雰囲気醸す魅力的な舞台を設定しているのに、そこで繰り広げられる会話がひたすら現代チックというのか、今風というのか、とにかくあまりに作中世界に反していると思いました。ギャグ小説でもないのに、会話文末に散見される☆や♡は言わずもがな、ミスマッチです。 ・展開に無理がある。 十二歳で並みいるライバルを押しのけて陰陽師四天王の一角になった主人公。ライトノベルは中高生向きに掛かれた物語とはいえ、十二歳で陰陽道を志す大人たちを圧倒することには違和感がありますし、主人公の行動の動機である復讐心に関しても、若すぎる年齢のために返って説得力がないように思います。 また、主人公が女装して外国の魔女学校に潜入する流れにも説得力がありません。実力に申し分のない幼馴染みの女の子がいる以上、男である主人公が女装して女子高に入る必然性がどこにありますか。嘘が露見した場合のこと、陰陽僚の人たちはだれも考えていないのでしょうか? 男の娘が主人公の物語を作りたいという創作的都合があるのは理解できますが、説得力のない展開はそのまま作品の不出来を表していると思います。 とにかく、キャラクターが生きておらず、設定に動かされている感がぬぐえません。まあ、一巻でそれを指摘するのは酷な話かもしれませんが。 ・テンプレートから脱し切れていない登場人物たち 各ヒロイン……主人公と行動を共にすることになる準学生のティチュ、純粋といえば聞こえはいいですが、ただヒロインという記号を与えられただけのキャラクターだと思いました。対面して間もない主人公をなぜか盲目的に信じられる、主人公につめたく接されても意に返さない、主人公に少しほめられただけですぐに照れてしまう。はっきりいって人間味がない、すなおでかわいい、だけの記号。 主人公をバカにする典型的なモブたちがいて、そのモブに嗾けられたことで主人公に戦いを挑む貴族のお嬢様。 出会って間もないのにやたら主人公に矢印を向ける学園長。 書き分けが出来ていなさすぎて、だれもかれも同じキャラクターに見えてしまうシーンすらあります。 テンプレートなキャラがイコール駄目なんて極論を吐く気はありませんが、テンプレートを魅力的に仕上げる腕はまだないと思いました。 ・つまらないバトル ブログ等で本作の感想を探すと、バトルシーンの評価が存外高いです。個人的には、文章だけならスピード感があるように思う反面、呪文や詠唱が長いので、これを映像として脳内再生するとむしろちんたらやってんのかな?って風に思いました。解説役のもっともらしい説明や、技を放った人物たち自らによる解説。バトルモノの宿命かも知れませんが、まどろっこしいなと。登場人物たちが使う魔術それぞれには、れっきとした神話や逸話が用意されているために、その説明を挟まざるを得ないのかも知れませんが、個人的にはもっと勢いのあるバトルシーンが読みたかった。 自分はお嬢様とのバトルシーンが終わったあたりで、読むのをやめてしまったため、表層的な批判しか出来ていないかも知れません。最後までちゃんと読んでからレビューするのが筋だとは思いますが、完読するに値しない、と自分のなかで決断したため以後は読みませんし、続刊も買いません。今回のレビューは完読するに値しない、その理由を書かせていただきました。 とにかく、キャラクターにも、物語にも、文章にも、なにひとつ魅力を感じませんでした。 最近はラノベを読むのも決まった著者ばかり保守的になっていたので、思い切って新しい人の新しい作品を読んでみましたが、まさかここまで稚拙極まるものが大賞を取って書籍化しているとは……現状、そして今後のラノベ業界を憂いるばかりです。 玉石混交とはいいますが、粗製濫造するものではありません。 何度もいいますが、自分は途中で読むのをやめてしまいました。Amazonサイトに限らず他のサイトのレビューを見るに、どうも後半や終盤でどんでん返しがあるとか、綺麗に纏めているという好評もあることですし、僕の感性と相いれなかったとはいえ、貴方が読まない理由にはなりませんので、気になった方は手に取ってみるのもありなのではないかと思います。 装丁とイラストに☆3をつけて感想にしたいと思います。

  • よく言えば王道、悪く言えば平凡

    女装主人公が、とある事件について調査するため魔術学園に潜入。 強大な力を見せつけたりしつつも、生徒たちとの交流の中で復讐一心だった主人公自身の心情も変わっていき……といった内容。 ストーリーとしては無難にまとまってはいる印象ではある。 しかし、それゆえに予想を裏切られるようなことはなかった。 事件の犯人探しについても、あまりに捻りがなさすぎて逆にそれがフェイントとして働いた気すらする。 キャラについても、尖った部分はあまり感じられなかった。 不快感はないものの、描写が不足しているせいか薄味だったように思う。 主人公が女装しているという要素も、あまり上手く活かせていなかった印象。 全体として、及第点ではあるが特筆すべき長所もない、といったところ。 ただし、魔術関連の知識には作者の積み重ねを感じる。 そういった点に魅力を感じる人であれば、楽しめるのではないだろうか。 とはいえ自分はそういう部分は全く刺さらなかったので、☆3。

  • しょうもない

    キャラ立てさせる為にゴチャゴチャ付けられた設定がくだらな過ぎ。 最初の30ページ程で読むのが耐えられなくてやめました。 駄作です

  • 知識ではなくドラマで魅せてほしかった。

    主人公がぺらぺらぺらぺらと状況説明や「ふむ。~なのだな」といった独り言を繰り返す序盤でまず中断。 少し読み進めると二十世紀初頭にはありえない言葉(ヒャッハーだの激おこだの)のオンパレードでまた中断。 従順系メイドが出てきてツンデレっぽい子と決闘という、いつもの展開でまた中断。 舞台背景を別にしても十五年は時代錯誤している登場人物の口調(「あぅ」だの「はぅ」だの)でまた中断。 どうにか読み終えたが、正直、他人におすすめできる内容ではなかった。 [蘊蓄多すぎ] 確かによく調べているのだなという印象は抱いたが、大多数の読者は別に蘊蓄の羅列を読みたいわけではないだろう。 登場人物もそれなりに多く、元々ごちゃごちゃしている設定の上に説明を被せられては目が滑る。 伝奇ものならともかく、異能バトル+推理もの+学園ものの設定でこの蘊蓄量は盛り込み過ぎのような気がした。 [作者にのみ愛される主人公] 早々に明かされるので書いても問題ないと思うが、主人公は女装した少年である。 それは別にいいのだが、行間から作者自身の「可愛いでしょ? ほら可愛いよね!」というアピールが感じられ、正直キツい。 そんなに定期的に恥じらわせなくても、本当に可愛いのならこっちで勝手に盛り上がるので放っておいてほしい。 そもそも、男であることを隠す気が無さそうなのはどうかと思う。 読み進めながら、物語上の必然ではなく本当に作者の趣味で入れた設定なのだなと察してしまい、物語にのめり込めなかった。 あと、いくら可愛らしく見せても基本的に言動が高慢なので台無しだと感じた。 ギャップを演出する手法のつもりかも知れないが、こんな生意気で偉そうな輩を誰が応援したいと思うのか。 作中のヒロインたちは好きだ好きだときゃあきゃあ盛り上がっているが、読んでいるこちらは首を傾げざるをえない。 以上のような理由で☆二つとさせていただいた。 少々辛辣かも知れないが、公募の大賞作品にしてはお粗末だというのが正直な感想。

  • 全体的にちぐはぐでもったいない

    設定やネタは面白そうなのに読んでみて・・えって感じる要素が多すぎる 他の方もかかれてますが簡単にいうと 江戸時代の世界観でギャル語(死語)で会話するキャラ達(世界観を忘れた会話と言いたい) 基本的に出てくるキャラは頭が悪い 仕方が無く主人公を送り込む要素ではない状況下で作者の都合で送り込んだ設定 必要性が乏しいけど・・ いろんな所に突っ込みどころ満載な作品 (18禁ゲームのボッった企画の小説化で18禁シーンを抜いた作品) 某大賞だから買ってみたけどこの程度が大賞?他の作品はもっとだめだっただなと・・値段は今頃の価格としては安い方だから好みで購入してもいいかなとは思います

  • キャラのやりとりの描写が会話文で軽いのが残念

    参考資料が多く作者の魔術や陰陽道等の知識が豊富という感想を見かけ、堅めの文章&作り込まれた物語だと期待して購入しました。 しかし近年よくみる会話文のみで進行するキャラクターのやりとり、ネットで有名なテンプレ表現(クンカクンカ、てへペロ、ヒャッハー、♪や☆を会話文で使う等)、扱うモチーフや大筋の物語の設定は面白そうなのにそれをキャラクターの強すぎる「軽さ」が全部壊していて、とてももったいないという印象を持ちました。 また他の方が書いているように、主人公の晴栄を魅せる為に他のキャラクターがその魅せ要員(上げ)として書かれてるように思わされ、キャラクターが生かされてない感じもしました。主人公が魅力的で皆に好かれるというのはもう少し経緯を書けば納得すると思う設定だと思います。 盛った設定、キャラクターのやりとりが会話文での進行が主なため、そのキャラクターが胸の内でどう思っているのかが非常にわかりづらい、読んでいてネット小説の域から出ていない印象を受け、正直買って読まなくても良かったなと思ってしまったのでもう少し堅めの「紙媒体としての小説」として書いてもらいたいです。応援したいので頑張ってほしいです。

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