作品情報
カレイドスコープの少女という題名から、作品の中心にある情景や問いが立ち上がる。
『カレイドスコープの少女』は、内藤渉による作品で、ファンタジア大賞の対象となった。 <p>富士見書房,1998,4-8291-2812-7<p><ul><li>タイトル:カレイドスコープの少女</li><li>タイトル(読み):カレイドスコープ ノ ショウジョ</li><li>責任表示:内藤渉 著</li><li>シリーズ
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 1998-05-01
- ページ数
- 323ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784829128121
- ISBN-10
- 4829128127
- 価格
- 1 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
Amazon.co.jp: カレイドスコープの少女 (富士見ファンタジア文庫 91-1) : 内藤 渉, 四季 童子: 本
レビュー
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王道ボーイミーツガールFT
人間と見た目が変わらない機械人形が街を闊歩する世界を舞台に、 少年と少女の恋と成長が描かれる。 ちょっと弱気な機械技師の少年と、病弱なヒロインと、ヒロインの伯父であり 主人公が憧れる聖戦士団の中隊長。この3人の関係とそれぞれの心の動きが主軸。 序章でヒロインがある男の子との思い出を回想するとなれば、それが主人公だった というのがオーソドックスだけれど、この作品の場合は伯父がそのポジションに ついている。主人公とヒロインの恋愛は描かれるけど、恋愛そのものじゃなくて、 主人公にとっては弱気な自分をどう変えるか、ヒロインにとっては病弱な自分が いかに伯父の庇護下から脱して独り立ちするか、といった恋愛を通した成長劇のほうが メインなのかな、と感じた。それにしても、ヒロインの伯父に対する秘めた想いとか 美味しい部分はうちょっと描写して欲しくはあったけど。 イラストは、「フルメタ」開始直前の四季童子先生。 この頃から作風が完成されていて、今の作品と並べてもほぼ違和感がなかった。
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ヒロインが一人数役のハーレム物? 一風変わった世界観の異世界ファンタジー×機械物。
機械は旧時代の工匠文明のロストテクノロジー、魔法は根絶されたはずの禁忌の知識(生贄が必要だから!)で主武器は刀剣や格闘、銃火器はあるけれども粗悪なコピーで性能悪いという一風変わった世界観の異世界ファンタジー×機械物。 ヒロインのマーセルは病弱美少女ですが、性能は用途別の機械人形(三体)に精神を転移できるという設定でして、変身魔法少女の変形なのか、はたまた特撮ヒーロー流のフォームチェンジ!? 病弱で内気な性質の反動で、人格は同じでも、姿形や能力が変わると言動までノリノリで変わってしまうのであります。実体は一人なのにロリからお姉さままでさまざまなヒロインとごいっしょできるという感覚でして、ヒロインが一人数役のハーレム物? このアイデアはなかなか秀逸なのでは。 巻き込まれる形でいっしょに行動することになる機械技師のルヴィンは、専門知識はあるものの、特別に戦闘技術があるわけでもない頑張る一般人代表。屋敷から盗まれた宝物を奪い返すべく、盗賊の行方を追うことになるわけですが、この前半部分は登場人物の紹介もかねて、軽いタッチで描かれる市井の奇妙なトラブルといったところ。 このままシリーズ化もあるかなーと読み進めたところ、後半になると物語の雰囲気は一変、ヒロインのとんでもない秘密が明らかになって、彼女の運命をめぐってハードでヘビーでドラマティックな展開に突入してびっくり。これで佳作? というのですから、投稿時点の作中のポカというのがどんなものだったのか興味津々。 たいへん読み応えがあった作品でしたが、悪玉として戦うことになる魔術師は物語のためのまったくの添え物の扱いでして、主人公たちとの間に特別な因縁があるわけでもなく、物語の中心はあくまでルヴィンとマーセルのボーイ・ミーツ・ガールな関係性。 それだけに結末はなんだか予定調和のようでやや拍子抜け。他にどんな終わらせ方があるんだよ、といわれると困るのですが…。 なお本書、1998年5月初版発行で、読んだものは1999年4月発行の五版。売れていたんだ。なのに著者は本書以外はアンソロジーへの収録があるきり。もったいないのであります…。
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万華鏡のごときめくるめく面白さ
文句なしに面白い、素晴らしい作品です。 政治、宗教の面で色々問題を抱えたファンタジー世界の設定、自動人形、キャラクターの書き込み。そのキャラクター同士の熱い葛藤、対決。 面白い、素晴らしい。それしか言っていませんが、それしか言えません。 自動人形技師として素晴らしい腕を持ったルディンという男が主人公です。若く、真っ直ぐな心を持った情熱家です。彼が一人の少女と出会い、激しくもピュアな恋愛が始まります。 その二人の気持ちの描写が、また面白く、素晴らしい。 小説というのはそもそも、登場人物の心理を深く濃く描写することにより、読者の心を豊かにさせるものですが、そういう意味では『カレイドスコープの少女』はライトノベルとしての面白さも具えながらも、小説としての原点もきっちりおさえた名作です。 強いて欠点をいえば、『戦乙女の槍』や『遅れて来た鍵』といった短編作品と同じ傾向の純愛なんですよね。面白いし、心温まる物語ではありますが、ワンパターンといえばワンパターンなのです。 とにかく、純愛+αのある続編が読みたいです。読みたい、読みたい!
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おもしろかったです 読みごたえあり!
この世界では人間とそっくりな機械人形というものがあり 機械人形技師としてある仕事を請け負った主人公が 壮大な事件に巻き込まれるお話です 人間か機械人形かを見分けることには自信があったルディンが リュジューにたいしては判別できなかったのはどうしてか? そしてリュジューからの依頼からどういったことが起こるのか? タイトルのカレイドスコープの少女とは? 様々な謎が話を読むことにより分かっていき話に引き込まれます 表紙やイラストもフルメタルパニックで有名な四季童子さんが 書かれており 話やキャラクターも魅力的ですので 機会があれば是非読んでもらいたいですね
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