日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
花吹雪のごとく (福音館日曜日文庫)

路傍の石文学賞

花吹雪のごとく (福音館日曜日文庫)

竹崎有斐

昭和16年、戦争が広がる時代を背景に、キリスト教徒である中学生の主人公が学校生活を送りながら、宗教と戦争を見つめていく児童文学。神風連系の中学校という場を通して、信仰、国家、少年の内面が重なり合う。

戦争信仰中学生学校生活児童文学

作品情報

戦時下の中学校生活の中で、少年は信仰と戦争を自分の目で見つめていく。

『花吹雪のごとく』は、竹崎有斐が戦時下の少年を主人公に、宗教と戦争の問題を児童文学として描いた長編。福音館書店の福音館日曜日文庫として1980年に刊行され、平山英三が画を担当した。満州事変以後の戦いが続く時代に、学校生活の規律や周囲の空気の中で、少年が何を信じ、何に疑問を抱くのかを追う作品。

書籍情報

出版社
福音館書店
発売日
1980-07-10
ページ数
396ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784834007855
ISBN-10
4834007855
価格
63350 JPY

Amazon.co.jp: 花吹雪のごとく (福音館日曜日文庫) : 竹崎 有斐, 平山 英三: 本

レビュー

  • 対米戦直前の懸命に生きる中学生

    40年以上前、私が中学生の時に読んだ本です。 困難な軍国主義の時代に少数派であるクリスチャンである主人公大島君や友人の井田君、根津君達が悩みながらも懸命に思想を交わし、生きていくストーリーです。 井田君と女学生の佐野さんとの恋物語もあります。 真面目な本なのですが、ユーモアもあり楽しく読みました。 40年ぶりに旧友の再会した気分です。

関連する文学賞