鍵の秘密 (福音館創作童話シリーズ)
不思議な鍵に導かれた昇は、別の世界へ足を踏み入れる。閉ざされた城を解放し、失踪した父を取り戻すため、昇は危険な戦いに挑む。
作品情報
一本の鍵が、昇を閉ざされた城と父をめぐる冒険へ導く。
一本の鍵を手がかりに、昇は日常の外側にある世界と関わることになる。父の失踪と閉ざされた城の謎を追うなかで、少年が困難に立ち向かう児童向けファンタジー。
書籍情報
- 出版社
- 福音館書店
- 発売日
- 2010-11-25
- ページ数
- 696ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784834026030
- ISBN-10
- 4834026035
- 価格
- 1537 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
主人公の少年・昇は思いがけず、「向こうの世界」への出入りを可能にする一本の鍵を手にしました。その世界では、王位を奪おうと陰謀をめぐらす勢力が暗躍し、幽閉された王女は昇に助けを求めます。しかも、二つの世界を行き来するうちに、二年前に失踪した昇の父も、「向こう」に捕らわれているらしいことがわかります。さあ、昇は、一つの国を闇と恐れから解き放ち、父を取り戻す戦いに勝利を収めることができるのでしょうか?
作者の古市卓也さんは1961年神戸市生まれ。甲南大学文学部国文学科を卒業、1997年ころから長編物語を書くようになりました。98年には本書のもととなった同名の作品で、第4回児童文学ファンタジー大賞奨励賞を受賞。2001年には「いる家族いない家族」で第7回同賞佳作を受賞しました。『黒猫が海賊船に乗るまでの話』(理論社)に続いて、本書が2冊めの本となります。ほかに、刊行されていない作品がいくつかありますが、そのほとんどが超の字のつく長編です。現在、神戸市在住。 画家のYUJIさんは、1955年三重県
レビュー
-
寝ないで一気に読みました。
物語はわかりやすい設定の中で進んでいくのですが、 児童向けと思いつつ、大人の私が寝る前の軽い読み物のつもりで読み始めて、 一気に読み進み、とうとう読み終わるまで寝ませんでした。 小学生の子供に買ってやったのですが、先に読んでしまいました。 わかりやすいお話なのに、最後まで結果がわかりません。 詳しくはねたばれになるので書きませんが、 さわりだけお話しすると、一つのカギが二つの世界をつなぎ、 主人公の少年を巻き込んでいきます。 背景に、主人公の家族関係、友人といったものも出てきて、 大人の私はそちらも気になりました。 ぜひ軽く読んでみてください。 おすすめです。
関連する文学賞
- 児童文学ファンタジー大賞 第4回(1998年) ・奨励賞