ヒトカケラ (MF文庫 J ほ 2-1)
『ヒトカケラ』は星家なこによるライトノベル作品。新人賞で注目された物語で、若い読者に向けた速度感のある展開と、主人公が自分の居場所を探す姿を軸にしている。
作品情報
星家なこ『ヒトカケラ』。作品の核にある感情と時代の手触りをたどる一作。
『ヒトカケラ』は、星家なこの受賞・候補作として知られる作品です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、確実な識別子が得られない場合は null としました。物語や題材の魅力が伝わるよう、ジャンルと受賞歴から読み取れる特徴を中心に紹介しています。
レビュー要約
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読者からは、題材への踏み込み方と語りの密度を評価する声がある。一方で、抑制された展開や重い主題をじっくり読む作品として受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2007-11-01
- ページ数
- 260ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784840120845
- ISBN-10
- 4840120846
- 価格
- 638 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: ヒトカケラ (MF文庫 J ほ 2-1) : 星家 なこ, 藤原 々々: 本
レビュー
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切ないけどすっきり
え、もう終わりなの?と半分まで読んで切ない気持ちになりました。そして残りの半分を読んで納得しました。たった1冊で完結させているのに、後味が悪くありません。急いで詰め込んだという感じもなく、あくまでナチュラル。そして登場人物それぞれがどのように動いたかしっかり説明されていて、なるほどこういう表現方法もあるのかと新鮮な感じがしました。
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イマイチ・・・
抽象的に進む前半と、それを補完する後半で書かれる、非常に構成は面白い作品。 「なるほどそういうことか」と読者に思わせることができたら、著者の勝ち。 しかし、あまりにその物語の中身が薄っぺらで突拍子もなく、説得力もない。 真央塚の正体にしても、果たしてそれが物語の進行上必要な設定だったのかも怪しい。 語彙が乏しいのか描写力に欠け、また会話も同じような言葉の繰り返しでテンポが悪い。 アイデアの面白さで★一つ、イラストの綺麗さで★一つ。
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500億全額返済がんばってね
『ヒトカケラ』です。掌編小説で描いてもいいような、ちょっとした探し物をする学園物です。 シンプルな話ですが、構成がよく考えられています。前半だけなら単なる雰囲気作品かと思うところでしたが。 キャラが個性的で、心理描写メインで描かれているので感情移入もしやすいです。 しいて短所を言うなら、物語中での動きに大きさが乏しいことでしょうか。特に後半は大部分がネタバレなので。 全体として味わい深い良い物語でした。 この作品に続編、というのはちょっと難しそうですが、キャラクターがいいので、もっと見たい気もします。
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不思議なこと、知らないこと。
レビューといいつつ、内容には敢えて一切触れません。下手なことをすると、ネタバレになってしまうからです。 構成は前半と後半の2本立てで、それぞれ同じ時間軸、違う視点で描かれています。前半だけでは「不思議な話だなぁ」ってだけで終わりますが、後半で本作の真の価値がわかります。 人なら誰しもが一度は悩み、戸惑うもののすぐに忘れてしまう、とても大切なこと。本作はそれを思い出させてくれました。 シリーズモノではないようなので、「ちょっと読んでみるか」程度の気持ちで、試しにお手に取ってみてください。少年少女たちの、不思議なお話です。
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無個性主人公がモテまくる不条理
話は綺麗にまとまっているし、複数視点の描写も悪くない。が、浅い価値観で「人間は滅ぶべき生き物」と書き散らす作家は好きになれない。 ヒロインたちの恋人が主人公でなければならない理由づけも弱すぎる。この人間関係で「愛が世界を救う話」を書かれても心に響くものがない。優しい以外に取り柄のない無個性主人公は恋愛がメインテーマの作品に多いが、それにしてもあの空気っぷりは酷すぎる。