ドラゴンブラッド (MF文庫 J い 4-1)
新人賞応募時の『吼え起つ龍は高らかに』を改題して刊行された『ドラゴンブラッド』の第一巻。悪魔の器となった者と殺人鬼をめぐり、血統、力、衝突が加速していくダークなバトルファンタジーである。
作品情報
龍の血と悪魔の器をめぐる、勢い重視のダークバトルファンタジー。
悪魔の器、殺人鬼、龍の血という強い題材を並べ、衝突の熱量で読ませる作品。暗い設定をライトノベルの速度で押し出している。
レビュー要約
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勢いのある中二的な設定を好む読者には楽しめる作品として受け止められている。展開の速さや荒さを指摘する声もあるが、暗い題材を押し切る力を評価する反応がある。
書籍情報
- 出版社
- メディアファクトリー
- 発売日
- 2010-10-21
- ページ数
- 293ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784840135481
- ISBN-10
- 4840135487
- 価格
- 15 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
天音櫛秋良、16歳。真っ白な髪の毛とちょっと目付きが悪いことを除けば、いたって普通の高校二年生だ。今日も真面目に、とっつきづらい同級生の藍さんと一緒に授業をサボっている。ところで、この街で起こっている怪奇事件。これを解決せよ、とある友人に依頼された俺は、夜の繁華街に情報収集に出た。そこで出会ったのは――。「偽者発見。私は覆面」ネコ耳型のフードを被り大鉈を振るう、謎の少女だった! 過去に魔神と契約し、雷撃を操る俺は「平凡な」日常を取り返すため戦うことになる。血よ、吼えろ――。第6回新人賞受賞、異色の作風を持つ新進気鋭作家デビュー!
レビュー
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作者自己投影型最低系
主人公の雨音櫛秋良(あまねぐしあきら)が【地獄のミサワ】みたいな人です、悪い意味で。 中二病おもしろナルシストではなく【気持ちの悪いナルシスト】です。 ネット小説に多々ある作者自己投影型最低系です。 ヒロインについても全体的に安定感に欠け、フラフラしている印象。 名前が覚えにくく非常に読みづらいです。 ・全無壊世(うつなしかいぜ)←よくある初めましてなヒロイン ・皇楼院藍(おうろういんあい)←クラスメイトなヒロイン ・悠錐在歌(ゆうきりあるか)←幼馴染なヒロイン これらの名前は通り名などではなく本名です。 「普段の俺も強いけど、フッ…その俺を倒すなんてな…俺のこと倒したつもり?でもね、まだ力隠してるから、俺の中には陛下がいるから お願いします、陛下、ドーン!終わった、どう強いでしょ?お前がぐちゃぐちゃぁにした俺の体も再構成で完治だから、フッ…コレじゃ化物だ…でも俺は俺だから…フッ…ツライぜ」 本当にこんな感じです、俺TUEEE系も大好物な自分でもNGでした。 中二バトルが大好物な人でも出来る限り手を出してはいけない一品です。まったくお勧めできません。
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作り込みが甘い
いわゆる『学園異能力バトル』モノです。超能力を持つ主人公が殺人鬼の少女と出会います。そして巷で流 行っている不可解な殺人事件に巻き込まれていき、物語の途中でその事件には悪の組織が関わっていることが 判明し……といった具合の王道ストーリー。悪く言えばテンプレですね。 さて、レビューですが、はっきり言って読んでいて不快感すら抱く内容でした。理由はいくつもありますが、 その最大の理由が主人公にあります。誰に対しても上から目線からモノを言い、『どんな理由であれ人殺しは 許せない』とかのたまってヒロインに説教しておきながら、自分はあっさり人を殺そうとします。 しかもヒロインには『もし人を殺したら俺がお前を殺す』とか言い出す始末です。オメーは人殺してもいい のかよ(笑)。さらにその矛盾に対してヒロインに突っ込まれても、『エゴだってことは自分でもわかってる。 それでも許せない』みたいなことを平気で言ってのけます。なに正々堂々と開き直っているのでしょうか。自 覚があれば許されるとでも思っているのでしょうか。 他にも年上の先輩や先生(幼馴染みですが)に対しても偉そうな言葉遣い、特に理由もないのに平気で授業 をサボって屋上で昼寝をするなど、普段の生活態度も良いとは言えません。そのくせ『自分はこの外見(主人 公は白髪です)のせいで他人から避けられている』と、どこまでも被害者面でした。 ……主人公のことばかり書いてもアレなので、次はストーリーを。超能力バトルモノということでしたが、 バトル方面は作者が楽しんで書いているのがこちらにもよく伝わってきました。しかし主人公の能力が強す ぎて戦いに緊張感がありません。また、ピンチの切り抜け方が『今まで隠していた凄い技で相手を圧倒する』 だけと、バトル描写に工夫がまったく見られませんでした。 厨二厨二と言われることの多いこの作品ですが、ぶっちゃけバトルモノなんてみんな厨二です。いくら設 定が痛々しくたって、料理の仕方次第でいくらでも素晴らしいものにすることができるのです。この作品は 世界観の作り込みや設定、キャラクター構成がかなり甘いと思います。 長々と酷評していましたが、一言で言えば『矛盾だらけで主人公がムカつく作品』です。人によって合う 合わないもあると思いますが、私にはまったく『合わない』作品でした。作者の方はもっと世界観やキャラ クターを練り込んで、より魅力ある作品にして欲しいです。 このレビューが購入の際の参考になれば。長文失礼いたしました。
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確かに主人公の殺人に対する認識はめちゃくちゃ
人を殺すなというくせに自分(陛下)は何の葛藤もなく殺す。 まあこの点は残念でしたし、他の登場人物のキャラもしっかりたっているとは言えないが、別に読んでいておもしろくないというわけではなかった。 次巻を購入するかは微妙だが、この本を購入したことは後悔してない。108円だったらのはなしだが。 陛下が無意味にチートすぎ。
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作品の雰囲気は良かった。
続巻が出ることを前提としても、色んな点が最初から最後まで掘り下げ不足なまま。 敵も全てかませっぽい。 異能が秘匿された世界感で、 主人公が「すでに異能に目覚めている」上で秘密組織のエージェントをするでもなく日常生活を送っている導入は悪くない。 なんとなく作品の雰囲気が型月で有名な奈須きのこ氏に似ている気がした。 違っていたらすまないが、作者は影響を受けているのだろうか? メインヒロイン、壊世の口調が好き。 どうせなら主人公もヒロイン全員も無双して悪人を爽快にブッ潰す路線もアリだったかも。 挿絵はもう少しリアル寄りの絵のほうが合ってたかな?と思う。 荒削りな感じもするが、作品の雰囲気は嫌いじゃない。 ヒロイン、壊世のキャラが評価に補正をかけている点も否めないが。
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キャラクターに魅力が感じられない
他のレビュアーさんとほとんど変わりませんね。以下ネタばれ含みます。 主人公が自分に酔っている感じと、反則的能力で問題解決してしまう辺りがついていけない。 家族がいなくて、自分の体が普通じゃないことに悲観し、それでも普通の日常を送りたいと望んでいるまでは共感できました。 しかし。 昔の恩人の頼みだからといって事件に首を突っ込むし(自分の町だからという理由もあるが) そして殺人鬼と名乗る少女を家に住ませたりと、どこか矛盾している気がしました。 戦闘では「情報を聞き出すため」という理由で長引かせ、 相手が余裕を見せたところで、そろそろ本気出しますか的展開。情報を聞き出すというこじつけで、戦いを楽しんでいるとしか思えない。 空中に身を投げ出されたら翼が生え、死にそうになったら変身して無敵&自己再生ともうやりたい放題。 殺人鬼ヒロインには人を殺すなと言いながら、自分はあっさり殺している。それでいて「ああ、やっちまったよ」程度にしか語られていない。 この巻では主人公と二人のヒロインが主に展開しますが、素性や生い立ちは軽く説明されるだけで、三者とも必要以上の情報は語らず、秘密としている。 さらにヒロイン達の心情描写などが無いのに、全員が主人公に好意を持っている(例によって主人公は気づかない)ので「何故?」と疑問に思う。 設定は面白いですが、キャラクターに魅力が感じられないのが残念でした。
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読めなくはないけど
異色の新人ということで読んでみればまあ、よくある異能モノでした。 冒頭から筆者の中二病っぷりがダイレクトに伝わってきます。ハッキリ言ってかなり強烈。 あと俺TUEEE系なのに爽快感が無いのはどういうことだろう。こんな気持ち初めて。 致命的なのはキャラ同士の会話に面白みが無いところでしょうか。 異能系好きにもオススメするのは少し難しいです。
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ここまで面白くないのも珍しい
異能バトルものです。 ただそれだけです。 キャラの厚みもない。 べらべらしゃべりすぎ。 ストーリーの深みも無い。 謎の組織っぽいのが入るみたいですが『だから?』 読了後の感想は『読み終わった』。 ただそれだけでした。
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ありきたりでも楽しい!
設定はありきたりな感じだっだけど、 それでも内容は面白かった。 主人公の力はかなり凄いんですが、強さを発揮するシーンがそこまでなかったのは惜しいと思いました。 でも、それなりに楽しく、早く次が見たいと思えました。