日本の文学賞

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喰-kuu- (MF文庫 J う 4-1)

MF文庫Jライトノベル新人賞

喰-kuu- (MF文庫 J う 4-1)

内田俊

新人賞応募時の『食神』を改題して刊行されたライトノベル。食をめぐる能力や欲望を軸に、少年少女の出会いと戦いをダークファンタジー寄りのテンションで描くシリーズの出発点である。

異能ダークファンタジー新人賞受賞作

作品情報

食をめぐる力と欲望から始まる、ダークファンタジー色のデビュー作。

食べることを異能と欲望の物語へ変換したライトノベル。新人賞受賞作らしい勢いで、過剰な設定をバトルと成長の物語へつなげていく。

レビュー要約

  • 題材の個性と勢いは印象に残る一方、粗さも含めて新人賞作品らしいと受け止められている。食を異能バトルの核に据える発想に興味を持つ読者が多い。

書籍情報

出版社
メディアファクトリー
発売日
2010-11-20
ページ数
292ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784840135863
ISBN-10
484013586X
価格
638 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

すぐれた戦士には例外なく、賞賛と敬意をこめて二つ名が送られる。 ある者は《氷山に咲く花》と、またある者は《四つの胃袋を持つ男》と、 そして彼女はかつて、こう呼ばれた戦士だった――《極大引力》。 突然バイト先に現れた大食い少女・井ノ原みのりの勇姿に魅せられた主人公・ハチは 「俺と付き合ってくれ」といきなりの告白に打って出る。そんなハチに対しみのりは 「これを食べきることができたらお付き合いします」と、三十人前の超巨大ラーメン 『食神』を指さすのだった――。大食いに身を捧げた者達の熱きドラマが今始まる!!

レビュー

  • 中途半端に出てくるボケがつまらない

    大食いに焦点をあてた作品 まじめに大食いを攻略するシーンは面白い どうでも良いボケ(コメディ?)シーンは邪魔なので、そこが無ければよかった

  • 内容も挿絵(カバーイラストも)・・・

    内容はここ最近MFの量産型小説で 「MF文庫」を多数購読してきた人には 「また、ステレオテンプレかよ?!」と飽きてしまうでしょう。 (※MF文庫は初心者の方なら面白いかもしれませんが) 常連の自分には物足りません。 挿絵(カバーイラスト) はっきり言って、少女漫画のようなイラストをつけるとは・・・ ラノベと少女漫画タッチのイラストの意味をよくわかっていますか? ラノベの表紙は看板ですよ?! こんな少女漫画イラスト載せたら購読意欲もなくなる。 内容も王道テンプレでお粗末、 加えて、挿絵(カバーライスト)もやる気以前に意味をなさない。 なので☆1つです。

  • 少年は大喰いチャンピオンを目指す?

    少年は大喰いチャンピオンを目指す? あらすじ 突然バイト先に現れた大食い少女・井ノ原みのり。 そして彼女は店のびっくりメニューに挑んだ。 そんな彼女の勇姿に魅せられた主人公・ハチは 「俺と付き合ってくれ」といきなりの告白。 返事は「これを食べきることができたらお付き合いします」 目指すは、三十人前の超巨大ラーメン『食神』だ。 感想 チャンピオン読みの間でこっそり語られるラノベ。 ならば、ということで読んでみました。 大食いをテーマにしたへんてこな作品かと思ったら存外に真っ当。 好きな女の子を振り向かせるために、彼女の挑戦にいどみ 頑張っているうちにそれ自体にも本気になっていく。 昔からある少年漫画の王道をきっちり押さえてます。 (最近のチャンピオンで言えばハンザスカイかな?) この作品で良いなと思ったところは、 食事のシーンがこれっぽっちも美味しそうでなくて、 読んでいてもちっともお腹がすかないところでした。 逆じゃないのか?いえ、違います。 大食いというテーマの作品ゆえ、食事=バトルになります。 戦う相手がいたり、時間と闘ったり、質量に挑んだり。 そんな状況でじっくり味わえるはずもなく だからこそ、いかにもな美味しいシーンはNG!! 大食いシーンがリアルな描写かと言うと?マークですが 少なくともそれっぽく描こうとしている点には好感が持てました。 この巻では、主人公ハチが大食い戦士になるところで ページが終わります。 今後は恋の鞘当てのラブコメ展開に走るのか 各キャラに得意分野が用意されているみたいなので 大会ものになっていくのか、先の展開が気になるところ。 今後も追いかけていこうと思います。 読んでからの一言 これ読んでチャンピオン読んでくれる人が増えたらなぁ(望み薄)

  • 男キャラに萌えた!スカ好きにはたまらん

    萌えた! 萌え死んだ! 久しぶりに男キャラに萌え萌えきゅんきゅんするラノベに出会った! 丑米先輩… まじつぼ(笑) 私ホイホイにもほどがある。 ヴィジュアルだけでツボ。 きれいめロン毛銀髪に、赤い切れ長ツリ目、 空腹時は激鬱さんだが、 お腹満たされると下ネタも言える…。 そして…そして… 一巻からスカトロ要素あり。 私の為のキャラクターだ。 っていうか、 大食い早食いをネタにしている小説ということで… スカトロ要素が期待できるわけですよ。 生々しい描写はいらないんですよ。もちろん、ありませんよ。 ただ、食い過ぎでお腹が鳴ってトイレにかけこむ…そのシーンが期待できるだけで、 スカトロ好きにはたまらないのですよ。 はあはあ。 咲-saki-のパチ表紙に惹かれて買ったわけですが、 てら当たりでした。 あ、ストーリーもおもしろかったし、 文章もよみやすかったよ。 さて、お腹すいたな。 ラーメン食いに行くか

  • 一定のレベルではあるが目新しさはない

    半額神と狼のそれを思わせる、店主たちと大食いチャレンジャーの関係。記号でのみ認識されるキャラクターや二つ名の存在。唐突に挿入される幼少期のエピソード等、明らかに某作品を意識したと思われる部分が散見されますが、実のところ作品自体がそれほど似ているというわけではないです。人気のある作品の要素を取り入れるのは小説に限らず創作における常套手段なので、その点において特別に謗られるような内容ではないと思います(賞をあげるのにふさわしいかという問題はさておき) 話の筋立てとしてはトラウマもちの主人公が特殊な競技をやっているヒロインと出会い、徐々にその「新しい世界」に魅せられていくという王道そのもの。当然のように「旧世界」の象徴としてのサブヒロインとの対立もあります(むしろこれがメイン)。実に真っ当な内容で悪くはないですが、類似の作品をある程度読んできた人からすると得るものは少ない気がします。あえて挙げるなら『学校の階段』あたりが似ているでしょうかね。 肝心要の大食いについてですが、ライトノベルという媒体を差し引いても、題材としては斬新さよりもむしろ古臭さを感じてしまうものでした(それが悪いというわけではありませんが)。何しろやってることは単なる我慢大会ですからね。 実際の描写としては肺活量の大きさや消化の早さ、冷たい食べ物に強い等、大食いメニューそのものよりもキャラ側の「特殊能力」に頼っている部分が大きく、1冊目にして既に限界が見え始めているのが気になります。 コメディ部分はいわゆる「ボケツッコミ」系ですが微妙に流行を外したパロディネタが多く、特に面白いとは思えませんでした。スポ根ものとして割り切るならばこれらの描写はばっさりカットしたほうが作品としての完成度は上がると思います。正直あえて続きが読みたいとは思いませんが。 表紙や受賞時からわざわざ変更されたタイトルに関してはスルーの方向で

  • あまりにもひどい

    正直に言います、これに時間とお金を費やすくらいなら100円玉で6回水切りした方がよっぽど楽しいです。 まず何が悪いかと言うと ・(作者の頭の中だけで)テンポ良く進む会話…会話というのは個々人がいて成り立つものです。Aが発した言葉をBが受け止めて自分の中で消化して返答するのが当然ですね。ですがこの小説の中ではまるでテレパシーであらかじめ意思疎通をはかっておいたように、ありえない角度から来た返事にも冷静に受け止め的確に意図を理解して返答します。そこにはキャラ間で別個の考えの違いなど存在しません。作者の頭の中だけで都合よく展開しているのが見え見えです。 地の文が少なくほとんどキャラ間の会話で構成されるラノベで、読者おいてけぼり仕様の会話を眺める、これは苦痛です。 ・ちょいちょい差し挟まれる豆知識…まるでウィキペディアを参照する手間を省いてくれたかのように、何かにつけその物についての情報が挟まれます。それも作中にちょっと登場しただけで、その後の展開・会話にかかわってくることはありません。「どうです?物知りでしょう!」とでも言いたいんでしょうか?だったらトリビア本を読みますので、配慮には至りませんと伝えたいです。 ・崩壊しているキャラ…設定が崩壊している、特にひどい場面が。少女が少女を肩車している場面で、上の少女がバランスを崩しそっくり返ってしまいます。そこで「スカートがまくれちゃう!パンツが見えちゃう!」という悲鳴を聞いた下の少女は、その下着見たさに自分の尾を追いかける犬のようにぐるぐると回り始めるというもの。「〜に関することにはバカになっちゃう」という設定はわかりますが、これでは最早頭の病気です。 極めつけに、主人公が「レズは充分へんたいだ!」という差別発言が飛び出したのを機に私はそっとこの本を閉じました。いくら軽い文体がラノベの売りとはいっても、言っていいことと悪いことがあります。 読んでて怒りを覚える小説に久々に出会いました。最近ストレスを感じてないな、人生を無駄にしたいな、と思っている人にはオススメです。

  • 大食いに本気で打ち込む小さな少女

    高校入学前の春休み。叔父のラーメン店でバイト中の戌井八千代は、中二の時の同級生、井ノ原みのりに再会する。見た目は美人だが性格が壊れている仙石舞と来店した小柄なその少女は、ラフレシアと呼ばれる8人前の巨大ラーメンを注文し、吸い込む様に食いきってしまう。 みのりの食べる姿に本気さを感じた八千代は、心を突き動かされるものがあって、彼女に告白してしまうのだが、付き合う条件として出されたのが、街の代表的な大食いメニュー、30人前の巨大ラーメン食神を完食する事だった。 最初の挑戦に失敗したハチだったが、ようやく見つけた本気になれそうなことを諦められず、大食いに本気で取り組むために、高校の暴食部という部活に入部することにする。そこにいたのは、クアッドコアという二つ名を持つ部長・牛米満や、フリージア・仙石舞、そしてかつてはブラックホールと称された井ノ原みのりだった。 中学時代は野球に打ち込んできたものの、肘の故障でそれを諦めざるを得なくなったハチ。そんな彼を見ていられない幼なじみの町田真白は、何とかもう一度本気になってもらいたいと思っている。 そんなときに見つけた大食いという種目は、誰もが納得してくれる打ち込めるものというわけではない。しかし、それに一生懸命挑む人たちを見て、ハチは誇りを持って大食いに取り組めるようになる。 テレビの大食い番組を見ても、何故か小柄な女の人が大食いだったりすることも多いわけで、見た目とは全く違う凄まじき食いっぷりには敬意を表さざるを得ない。 そんな大食いを扱ったこの作品。明らかにアサウラ「ベン・トー」の影響を受けた部分があると思うが、題材的にはマイナーっぽいにも拘らず熱くなれそうな所が良い。ただ、今のところ、熱量というか密度的な点で、そこまで大食いに入れ込んでいる様でもない印象を受ける文章なので、今後は是非とも本気で大食いの世界の魅力を伝える作品にしていって欲しいと思う。

  • それぞれの本気

    本気で何かにぶつかるというのは、その題材が何であれ素晴らしいものだと思いました。 大食いは決して美しい競技ではない。見るだけでもつらい。しかし、当人達はこれほどまでに本気にならなければならないものなのか。 この本を読み終わった後大食いに関する意識が変わりました(流石にやろうとは思わないですが……)。 物語なので、そんなのありかよ?と思うところはもちろんありますが、それに向かう努力はきちんとしているのであまり違和感はありませんでした。 むしろ頑張れと思ってしまうぐらい。 MFにしては珍しいジャンルですね。しかし、ストーリーの流れ、表現の仕方、キャラの個性等 総合的に見て変態王子よりとても楽しめました。 早く続きが読みたいと思える作品でした。

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