日本の文学賞

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我が家のお稲荷さま。 (電撃文庫 し 9-1)

電撃小説大賞

我が家のお稲荷さま。 (電撃文庫 し 9-1)

柴村仁

書籍情報

出版社
メディアワークス
発売日
2004-02-10
ページ数
312ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784840226110
ISBN-10
4840226113
価格
1 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

Amazon.co.jp: 我が家のお稲荷さま。 (電撃文庫 し 9-1) : 柴村 仁, 放電映像: 本

レビュー

  • もう10年以上前何ですかね……

    高山家という、妖術などに優れた家系であるため、偶然力を持って生まれた弟が妖怪に命を狙われることになった。 そのため、高山家の本家に相談、高山家で封印してる妖怪のクーの力を維持的に借り、妖怪を撃退しました。 だけどクーはおいしい物とか食べたいとか、くだらん理由で我が家にやってきてしまった。 〇 だいたいこんな感じ、毎回物語が違いますな。 2004年辺りでまだラノベ何てブームになってないのに、すごい文章力。 表現とかが旨いんですよね、アニメじゃなくラノベで楽しんでほしいですな。 でも、ラノベとアニメ見てわかる通り、7巻以降出てないんですよね。 この人、もう別の作品書いてますから。

  • 希望

    としては狐の性別を固定して欲しかった(個人的には女性に)。弟君中心の時の話がつまらなかった(これが原因で3巻で挫折)。でも世界観、キャラクター、お兄さん中心の時は良い感じだったので気が向いたらまた読んでみるかもしれない。

  • 物の怪バトルと日常コメディ

    ごく平凡に育った高上家の長男、昇と次男の透。 叔父に呼び出されて母方の実家に帰省したことから、封印していた妖狐を守り神にしてしまうことに。 (だいぶ、内容を端折っています) 人間にも化けられる妖狐と、 ボディーガード役として着いて来た世間知らずの巫女娘、コウ。 同居人二人を迎え、高上兄弟の日常がコミカルに描かれます。 表紙からでは萌え系ラブコメかと思いましたが、 ヒロインとのドタバタコメディというより、まったりした感じです。 性格がキツかったり、キャラが濃かったり、あざとい感じが苦手な人でも楽しめます。 そして、血筋ゆえに狙われやすい体質の透に襲いかかる物の怪とのバトル。 陰陽道(?)の陰陽五行説の属性と強弱関係で、わかりやすいシステムですね。 複雑で緻密な魔法戦を読みなれている人には、物足りないかもしれません。 神道や陰陽道に造詣の深い方にはイマイチと思われるかもしれませんが、 純粋にストーリーは面白く、楽しんで読めました。

  • 何事も食わず嫌いはいかんですな・・・

    今更ながら6巻まで通して読んで見ました。面白いよコレ! 最初読んだ印象では、数ある妖怪物の他の小説に比べ、本格的かな?と思いました。 でも、巻を追う事にその辺は有耶無耶になって行くのがちょっと残念かなと。 逆にキャラクターはしっかりと固まって行くのが解かります。 書き方も悪くは無く、サクサク読めるので活字嫌いな方にもオススメです。 タイトル通り今まで敬遠していた方も騙されたと思って一度読んで見てください。

  • 地雷

    この作品は、地雷でした。 まず、ストーリーのヤマがうまく表現できていません。 見せ場となるようなシーンが無く、冗長で平坦な印象を受けます。 設定も陰陽五行に関するものが半端な気がしました。 風呂敷を広げすぎて、どれにも行き渡ってないように感じられます。 さらに、キャラクタが魅力的に感じられません。 主人公兄弟のキャラクタが全く立っていないのが大きな失点です。 お稲荷さまであるところの狐はなかなかおもしろいキャラクタであるのに、 主人公たちの影が薄すぎます。 こぢんまりとまとまってはいるのですが、 華に欠ける、というか、どうにもおもしろくなかったと思います。

  • MW文庫の方とは別物

    メディアワークス文庫から発売されている作品が良かったので、著者のデビュー作ということで手に取りましたが、 思ってたのと違いました。。発売年やレーベルの違いというのもありますが、これはまるで別人ですね。 先に設定ありきで、物語を料理しきれてない印象を受けました。 主人公が幼いせいか、知らなくていいという感じで設定や伏線が未回収で進む。と思えば急に掘り返したり。 五行の相生相剋について説明がないまま進行する魔法バトル。サカサエンなる都合のいい謎アイテムも登場。 登場人物の目的や出来ること出来ないことがはっきりせず、はっきりしないままでいいような種類の小説でもない。 日常系というにも無理があり、地の文の読み手もひらひら変わって読みにくかったです。 半不死の存在と人間との時間感覚の違いからくる物語あれこれというのも美味しい題材のはずですが、 「別に気にしない」スタンスによってあっさり切り捨ててますね。。勿体無い。 ラストが気になったので既刊の7巻まで全部読みましたが完結しておらず、内容にもピンと来ず。。 求めるものの違いでしょうか。

  • 個人的にはもう少し。

    先祖代々水の神をまつってきた由緒ある家の末裔の兄弟(主人公)とその家の守り神の狐(人化可能)のお話。金賞受賞作という肩書きにつられて読みました。あと放電映像さんの美麗イラストに。…なんなんでしょう。期待し過ぎたのでしょうか?キャラは狐の超絶美人(?)と一般常識を知らない護り女("マモリメ"と読み、家のボディガードのような存在)とかなり濃いものになっているんですが、主人公が完璧に埋もれている気がしました。そして「兄弟」という複数の設定になっているので感情移入がどっちつかずに。萌えるキャラはいるがその要素はほとんど出されていないし恋愛もあるにはあるがほんの少し。戦闘もあるが極めて軽いオチ。胸がワクワクしたり時には張り裂けそうになったりドキドキしたりというのがイマイチ中途半端な気がしました。でもイラストは相変わらず素晴らしい。まだ一巻なので、結果を出すにはまだ早計かもしれません。作者がまだなにか隠してる可能性も捨て切れませんし、あくまでろくな知識も無いどこかの馬の骨が言ってることなので一度試しに読んでみてください。

  • い、癒される……

    かつて、強大な力を持つ大霊狐がいた。 名は空幻。 空幻は、ありとあらゆる術を自在に操る、たいへんに賢しい狐であった。 だが同時に騒動が大好きでもあり、いたずらと呼ぶには悪辣すぎる所業を繰り返していた。 そんな空幻に業を煮やした三槌の司祭は、七昼七晩かけて空幻を裏山の祠に封印したのだった。 そして時は過ぎ、現代――『未知の妖怪』に狙われた三槌家の末裔・『高上 透』を護るため、空幻を祠の封印から解き放つのだった…… ……って、これだけ書くと実にシリアス&バイオレンス&ファンタジーのような物語の印象なのですが、実際は人と人との繋がりを描いた、ほのぼの系ホームドラマといった印象。 しかし、この『ほのぼの感』が、とんでもない。 『とんでもないほのぼの感』てどないやねんとお思いの方もいるでしょうが、 何の変哲も無い登場人物たちの日常が、可笑しく優しく微笑ましく、極上の癒しパワーを読むものに与えてくれるのです。 特に、天狐空幻こと『クーちゃん』のキャラクター性は、審査員の先生方にも絶賛の嵐でした。 恐らくこの方の本ならば、ファンタジーやSFが一切ない本でも、ライトノベル界で充分やっていけるのではないでしょうか。 ただ、そのほのぼの感が良質のものでありすぎるが故に、作中に2、3回含まれているバトルシーンが、必要の無いように思えてしまいますのが少しだけ残念。 (電撃小説大賞で金賞を受賞した際にも、『終始ほのぼのとしたホームドラマで通しても良かったかもしれない』という審査員の意見は多くありました) ギャグでもシリアスでもコメディでもない、『ほのぼの』という点に特化したこの作品、 ぜひ一読してみてはいかがでしょうか?

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