日本の文学賞

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花祀り

団鬼六賞

花祀り

花房観音

性と生の衝動を濃密な筆致で描き、欲望と痛みが結びつく人間関係を見つめる官能小説。神聖さと肉体性が交錯し、愛と執着の境界を揺さぶる。

官能欲望愛と執着身体性

作品情報

『花祀り』は、性と生の衝動を濃密な筆致で描き、欲望と痛みが結びつく人間関係を見つめる官能小説。

性と生の衝動を濃密な筆致で描き、欲望と痛みが結びつく人間関係を見つめる官能小説。神聖さと肉体性が交錯し、愛と執着の境界を揺さぶる。

レビュー要約

  • 設定や語り口の個性を評価する声がある一方で、展開の癖や文体の濃さを読む人によって重く感じる場合もある。

書籍情報

出版社
無双舎
発売日
2011-03-24
ページ数
248ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784864084673
ISBN-10
486408467X
価格
1760 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

第1回団鬼六賞 大賞受賞作 京和菓子をモチーフに男と女、女と女が綾なす至福の官能小説。 京都に息づく秘めやかな悦楽・・・。 「濡れ場が手段になってはいけないと思うんです。目的であってほしいなと。ここを一番書きたかったんだ、という。その面では、『花祀り』の花房さんはこれを書きたかったんですよ、ヒヒオヤジたちに犯されていくところを」 ―重松清・選考座談会より― 「官能小説っていろいろ書き方があると思うんですが、エンドレス、団先生の『花と蛇』みたいに永遠に終わらないというのが面白い。独特の世界。この『花祀り』も、終わらない感じがあるでしょう」 ―高橋源一郎・選考座談会より― 「シットリ系エロの中で適度にバランスがよかったんですよ、濡れ場の配置が。官能としては、完成度はいいなと思いました。」 ―睦月影郎・選考座談会より―

映画会社、旅行会社、などを経て現役のバスガイドを勤める。 2010年、『花祀り』にて第一回団鬼六賞大賞受賞。『花祀り』がデビュー作となる。京都府在住。

レビュー

  • 内容

    良かった

  • 変態的

    もう片っ方のカップルがちょっと

  • ねっとりと、和菓子チックな情念の世界

    京都舞台、老舗和菓子屋の世界を背景に描く、官能小説。 2010年第1回団鬼六賞大賞(って、団鬼六賞は全2回らしい)。作者デビュー作。 女性主人公の表題作と、表題作でいい味出してた坊主が主人公の短編「花散らし」、の2篇。 エロい。ねっとりと、和菓子チックな情念の世界ですねー。

  • これは面白かった

    余り期待していなかったけれど、読んでみると引き込まれました。 この世界にあまり入り込まない方が良いのかも・・・。

  • こういうの、待ってました!

    この手の小説は何と呼ぶのだろう。官能小説? エロ小説? とにかく、女性の側からのこの種の小説が読みたくて、その願いが叶って嬉しい。 でもちょっと、男性の手によるAVの影響を消化しないまま引きずっている箇所があって、それには違和感を持った。 ところで、変形セックス愛好家って、政治的に左翼的な構造改革派やハニートラップに引っかかる手合いの売国奴が多い気がするけど、伝統や保守を愛するような記述があって、これって現実にありえるのかなあ。 ま、小説ってバーチャルの世界だからこだわる必要もないんだけど、わたし的には若干引っかかりを覚えてしまいました。 とまれ、花房観音さん、これからも期待してます。

  • おしい

    単なるエロ小説と言う感じではありません。 が、設定がありきたりで、且つ、我々が知らない旦那衆の世界について取材が甘いように感じました。 この作品の肝は一般人の垣間見ることが出来ない京都の上流社会の秘事のはず。 その部分について、ディティールが描かれていないので、リアリティが薄れるというか。 ごまかすような表現が多かったように感じました。 情事のシーンについては女性ならではの柔らかいタッチで描かれており、なかなかのものです。 また、秀建のサイドストーリーは醜男の心裡描写が秀逸であったと思います。

  • 官能小説は時間つぶしのエロ本との先入観念を改めました。すばらしい作品です。

    京都を舞台としながら、人の持つ人間性をよく描いています。純文学ともいえる内容に驚きました。うかみさんの出版作品をすべて読みたいと思います。すでに6点、入手しました。これから読んでゆくのが楽しみです.「姉の愉悦」はギリシャ神話にそのままなりそうでした。愛の交歓 場面は、最高のリアルな表現です。

  • 新聞コラム

    紹介が書いてあって、読みました。 京都の土地の裏つけがしっかりあるので、その方面からの読み応えもあり。

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