作品情報
言葉遣いをめぐる対立を、笑いと緊張を交えて描き、日本語と生き方の関係を問う問題喜劇。
『ら抜きの殺意』は永井愛の戯曲で、而立書房から1998年2月に刊行された。1998年に第1回鶴屋南北戯曲賞を受賞した。
書籍情報
- 出版社
- 而立書房
- 発売日
- 1998-02-25
- ページ数
- 152ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784880592497
- ISBN-10
- 4880592498
- 価格
- 1650 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/戯曲・シナリオ
「ら抜き」ことばにコギャルことば、敬語過剰に逆敬語、男ことばと女ことばの逆転と、これでは日本語がなくなってしまうのでは……。抱腹絶倒の後にくる作者のたくらみ。第1回鶴屋南北戯曲賞受賞。
レビュー
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やりがいのある作品
稽古で使わせて頂きました。 永井愛さんこ作品はほんとにメッセージ性の強い作品が多く演者としてもててもやりがいがあります。
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演じたくなった
ワークショップの題材だったが 滑舌がいつも以上に求められる…というのが良く解った
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私もら抜き言葉が大嫌い
私もら抜き言葉が大嫌い。面白かった。
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会話が怪しい人が続々と・・・
ら抜きの殺意 而立書房 戯曲 面白い戯曲です。これを読んでいると、目の前で演劇を見ているように楽しめます。最近は、上演しているのか、一度、本物、見てみたい。 通信販売会社の夜のアルバイトとして採用された海老名。社員の伴から、いじめにあうが、あることをきっかけに、立場が逆転。伴のら抜き言葉を正そうとするが・・・。出てくる人出てくる人、皆、会話が怪しい。 登場人物 海老名(一日の仕事に後にアルバイトを探して、「ウェルネス堀田」通信販売会社で雇用された) 伴(「ウェルネス堀田」の社員で、アルバイトに女性が来ると思っていたら、海老名というおやじが来て、腹が立っている) 遠部(伴の彼女で取引先の社員) 字藤(「ウェルネス堀田」の社員) 雨宮(「ウェルネス堀田」の社員) 日下(お客さん) 殿村(「ウェルネス堀田」早朝アルバイト) 堀田八重子(「ウェルネス堀田」副会長兼掃除婦兼経理) 堀田与平(「ウェルネス堀田」社長) (引用) 海老名 それよりも、ひとつ 伴 ・・・・・・? 海老名 「ら」を入れていただけませんか? 伴 「ら」? 海老名 私の前で、今後一切、ら抜き言葉をやめていただきましょうか。 (略) 字藤 え〜っ、電話に出んだったら、私帰りたいんですけどぉ。 伴 たださぁ、俺、上で発送の作業あんから、いちいt降りれねえよ。出れねえなぁ、電話には・・・・・・ 海老名、入ってくる。 海老名 今晩は。 伴・字藤、黙礼して、サッとそれぞれの持ち場へ。 海老名 字藤さん、どうもこの間は失礼いたしました。 字藤 (後ろ向きのままペコリと頭を下げる) 海老名 伴さん! 伴 はい。 海老名 今、聞こえたんですが、「降りれないから、出れない」とはどういう意味ですか? 伴 ・・・・・・ 海老名 もう一度、私によくわかるようにおっしゃってください。 (略)
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言葉って
ら抜き、気になります。思わず言ってしまうこともあって厄介です。 それ以上に気になるのが「させていただく」です。 使えば丁寧な言葉のように聞こえると思って言っているのだろうが、大方の場合は用法を間違えている。 こちらがお願いしてやって貰ったとことや嫌だと思ってもいないことに使われると、やめてくれと思う。
関連する文学賞
- 鶴屋南北戯曲賞 第1回(1998年) ・受賞