作品情報
骨から始まる世界の感触を、瑞々しい幻想として立ち上げる。
富士見ファンタジア文庫から刊行された受賞作で、のちに HJ 文庫でも刊行された。幻想的な設定と成長物語を組み合わせた長編である。
レビュー要約
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新人らしい粗さを含みながらも、世界を作る発想の大きさと物語を押し出す力が読まれている。
書籍情報
- 出版社
- ホビージャパン
- 発売日
- 2006-09-30
- ページ数
- 344ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784894254725
- ISBN-10
- 4894254727
- 価格
- 4578 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
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レビュー
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美しい言葉
あとがきを読んで驚きました。 この小説は作者が大学生の頃に書いたものだそうです。 その若さで、なんでこんなにも無駄のない、重厚で美しい言葉を 連ねることができたのだろうと圧倒されることしきり。 1ページめからいきなり大冒険が始まります。 女戦士ゲルダの素敵な生きざまに酔いしれてください!!
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何度でも読み返したくなる本
五代ゆうさんのデビュー作であり、北欧神話を題材にしたファンタジーです。 もちろん神話に関する知識がなくても充分に楽しめますが、 ある程度の知識のある人なら「おっ」と思うような仕掛けがあちこちに施されていて、 2倍楽しめること間違いなし、と言える作品になっています。 北欧神話を上手く消化していて、物語としても良質。 何度読み返しても面白いオススメの1冊です。
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血も肉もある本格派
ライトノベルだけではなく一般文芸のホラー分野でも活躍が目立つ五代ゆうのデビュー作『はじまりの骨の物語』。 ファンタジアにおける初の大賞受賞作です。 五代ゆうといえば近年の作品では、文章力は素晴らしいけどそれ故に文章の密度が濃くなり過ぎてかえって読むのが疲れるという面もあるのですが、このデビュー作は力のある文章ながら比較的読みやすいです。 北欧神話をベースにした舞台設定、安定した情景描写、女主人公の復讐譚という明解なメインストーリー。個性的な作品が多いと思われたファンタジアにあって(本作に個性が無いというわけではありませんが)、本作は正統派の本格ファンタジーです。 さすが大賞、と納得できる秀作です。
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はじまりのほね
風景描写がすごくきれい。ファンタジーだけれども、すんなりんと世界観にひたれます。登場人物がリアルに苦しんだり悲しんだりしているのも、要因のひとつかも。
関連する文学賞
- ファンタジア大賞 第4回(1992年) ・大賞