日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
死なない男に恋した少女 (HJ文庫 そ 1-1-1)

HJ文庫大賞

死なない男に恋した少女 (HJ文庫 そ 1-1-1)

空埜一樹

人を刺す衝動を抱える少女と、どれほど刺されても死なない少年が出会う異色の恋愛ライトノベル。危うい欲望と不死性を、ラブコメとバトルの形で扱う。

ライトノベル不死危うい恋愛

作品情報

殺したくない少女と、死なない少年が出会ってしまう。

第1回ノベルジャパン大賞奨励賞受賞作として HJ 文庫から刊行。空埜一樹のシリーズ作品の第一巻。

レビュー要約

  • 極端な設定を恋愛の出会いに転化する点が印象的で、暗さと軽さの組み合わせが好みを分ける。

書籍情報

出版社
ホビージャパン
発売日
2008-06-30
ページ数
327ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784894257184
ISBN-10
4894257181
価格
9 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

蹴ろうが殴ろうが車に轢かれようがとにかく死なな い男、乃出狗人。彼は「午前零時の殺人鬼」こと、天 才殺人鬼・桐崎恭子と出会う。いきなりメッタ刺しに されるも、ケロリとしている狗人に対し、恭子が放 った言葉は……「わ、私とつきあってくれ!!」。鬼才 が描く新感覚“サシデレ”ストーリー、ここに開幕!!

レビュー

  • そこそこおもしろい

    でも、表紙はなんとかして欲しい 一昔前のホラーコミック的な、なんだか古くさい表紙のように思えます

  • 人間味が薄すぎる

    人間の作り込みがへた。 だから全てが台無しになってる。 言ってること、やってることに矛盾がありすぎ。

  • 不死と殺人

    まず主人公が、どんな状況に置かれても死なない不死身の男。高校生ね。 それで殺人鬼・・・というか、切り裂くことが好きな少女が その不死性に惚れるという・・・・ ん〜ちょっと違うな、彼女は殺したくて切り裂いているわけではなくて 性欲と同じで切り裂かずにいられない性癖を持っていて 結果的に殺人鬼になってしまったという設定 で、自分がいくら切り裂いても死なない主人公に恋をしたというか 自分が殺人をしないで生きていくためには主人公が必要だった という基本設定 なんか撲殺天使どくろちゃんににているよーな 「どくろちゃん」主人公は不死身じゃなくて、殺されて ほぼ強制的に生き返らされるんだけれどね まあ、いくら死なないからといって こっそりとナイフでさされてるところは 「死なない男・・・」の主人公も悲惨です。 で、着想は面白いし テンポも良くて面白いんだけれど ちょっとした不満が二点 まず、殺人鬼として今まで生きて来た少女が ちょっと今までの罪を感じている割には軽すぎるかなぁ・・・と それとあと作中で主人公は少女になんどもさされるんだけれど 出血するだろうし、後始末はどうしているんだろうな・・・なんて感じてしまいました 設定の良さが何より光るので

  • 世にも奇妙な共依存関係

    同じ作者の「 シンマと世界と嫁フラグ 〜びっくりするほどハーレムです〜 (HJ文庫) 」を読んで「微妙」と紹介してくれた相手に素直な感想を 漏らした所「それならデビューシリーズを読め」と強く勧められたので4年越しながら拝読 「シンマ〜」は第一巻からヒロインをやたらと出す割にはキャラの立て方が弱く 「ヒロインの数で勝負するのは感心しないなあ」と思っていたのですが、まさかデビューシリーズの方が キャラの立て方だけなら遥かに上手いじゃないか…いったい、どういう事なんだこれは? まあ、逆に作者が勢いに任せて書く事が多いデビュー作らしく粗はあるんです。例えばヒロインが 生まれついての殺人鬼であり、実際に何の罪も無い人たちを殺し続けてきた過去を 「性的欲求の解消に等しい行為」として無理やり正当化するロジックはいささか無理があり過ぎますし 何があっても寿命以外じゃ死なない体質の主人公が彼女が「孤独だから」と受け入れてしまう 過程も「色々すっ飛ばし過ぎでは?」とツッコミを入れようと思えば幾らでも入れられる隙はあります しかし、この二人の奇妙な「こいつがいないと生きていけない」という共依存にも似た関係は そういった粗を乗り越えるだけのパワーがあるのも事実。特に世間的には「おしとやかなお嬢様」を演じながら 二人きりになると問答無用で「彼氏」をグッサリと刺しまくるヒロインの変態性欲のエロチシズムときたら… 主な登場人物を四人で回して、その他の登場人物には名前も与えないシンプルさや独り善がりな造語や設定に頼らず 世界観を成り立たせた部分は評価できるかと。この奇妙なカップルの行く末が気になって次の巻に手が出てしまう

  • 普通に良作

    あらすじからは想像しにくいが、意外にも普通に良い作品。 ヒロインの殺人嗜好を美学や狂気で正当化せず、あくまで忌むべき嗜好としているところが目新しく好感が持てた。 ただ敵役がありきたりな殺人鬼だったのは少々残念。

関連する文学賞