Japanese Literary Awards

New Awarded Books

View new release information for awarded works

Clear

7030 new books

富士日記(上) 新版 (中公文庫 (た15-10))
中央公論新社

富士日記(上) 新版 (中公文庫 (た15-10))

武田 百合子

武田百合子が、夫・武田泰淳と過ごした富士山麓の山荘での生活を記した日記文学。家族、犬、食事、天候、死の気配までを克明にとらえ、日常の細部から強い文学的な時間を立ち上げる。

薄明のサウダージ
書肆山田

薄明のサウダージ

野村 喜和夫

薄明の街をさまよいながら、懐かしさと寂しさが入り混じる感情を詩へと結ぶ詩集。都市の陰影や喪失感を、ゆるやかなリズムで掘り下げていく。

ディスキャラ メグルくん オタクがラップでギャルとバトったら、青春ラブコメ始まった!? (ファンタジア文庫)
KADOKAWA

ディスキャラ メグルくん オタクがラップでギャルとバトったら、青春ラブコメ始まった!? (ファンタジア文庫)

佐波 彗, シソ

第31回ファンタジア大賞審査員特別賞受賞作「韻に淫するJKと陰キャの僕」を改題した、ラップを題材にした学園ラブコメ。リア充への不満をノートに書き込む冴えない男子に、学年一の美少女・燦心が「自分をディスってほしい」と告げ、秘密のラップが二人の学校生活を変えていく。

ザベリオ
青磁社

ザベリオ

大口玲子

フランシスコ・ザビエルのイタリア語読み「ザベリオ」を題に据え、信仰と歴史、母と子の視線を往復しながら世界を読み直す第6歌集。

夢見る帝国図書館
文藝春秋

夢見る帝国図書館

中島 京子

帝国図書館を「主人公」に据え、上野の旧帝国図書館に通う作家志望の〈わたし〉と、喜和子という女性の記憶が交差する歴史小説。本と人がどう結び直されるのかを、明治から戦後に至る図書館の歩みと重ねて描く。

火神子 天孫に抗いし者
朝日新聞出版

火神子 天孫に抗いし者

森山光太郎

弥生時代を舞台に、王家の血を引く十五歳の少女・翡翠命と、古い王家の血を絶とうとする男・御真木の対立を描く古代史ロマン。弱き者を救おうとする少女と、力で国を統べようとする男を対比しながら、日本の起源をめぐる物語を展開する。

山山
白水社

山山

松原 俊太郎

松原俊太郎『山山』は、東日本大震災と原発事故後の風景を背景に、汚染物質の山と美しい山のあわいで暮らす家族を描く戯曲である。独白的な言葉の連なりが、労働、愛、生と死、表象の問題を寓話的に浮かび上がらせる。

EXHALATION
Knopf

EXHALATION

TED CHIANG

「Exhalation」は、機械的な身体を持つ語り手が、自らの世界の仕組みと終わりを理解していくSF短編です。熱力学的な発想を通して、知性、有限性、自己認識の尊さを静かに描きます。