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むこう岸
講談社

むこう岸

安田 夏菜

『むこう岸』は、進学校で挫折して公立中学へ転校した和真と、生活保護を受けて暮らす樹希が、互いの境遇を理解できないところから出会い直す児童文学作品。貧困と格差を、当事者である中学生の視点から問い、立ち向かう方法を探っていく。

芙蓉の干城
集英社

芙蓉の干城

松井 今朝子

昭和八年の東京を舞台に、歌舞伎の殿堂に現れた右翼結社の大幹部と芸妓の惨殺事件を追う時代ミステリー。江戸歌舞伎作者の末裔で大学講師の桜木治郎が、事件の謎と時代の不穏な空気に向き合う。

刀と傘 (明治京洛推理帖) (ミステリ・フロンティア)
東京創元社

刀と傘 (明治京洛推理帖) (ミステリ・フロンティア)

伊吹 亜門

『刀と傘 明治京洛推理帖』は、幕末の京都を舞台に、尾張藩士・鹿野師光と後の司法卿・江藤新平が不可解な事件に挑む連作時代本格推理。維新前夜の緊張の中で、密室、毒殺、怪死といった謎を論理で解きほぐし、名もなき人々の悲哀まで描き出す。

鶴見俊輔伝
新潮社

鶴見俊輔伝

黒川 創

思想家・鶴見俊輔の九十三年の歩みを、幼少期から晩年までたどる本格評伝。家族、留学、戦争、思想の科学、ベ平連などを通じて、戦後日本思想の輪郭を描く。

最後の読書
新潮社

最後の読書

津野 海太郎

老いによって目や記憶が弱まり、蔵書との付き合いも変わっていくなかで、読書人が本との最終章を軽やかに綴る随筆集。鶴見俊輔、幸田文、須賀敦子らへの言及を交え、長く読んできた者だからこそ見える読書のよろこびを描く。

空をゆく巨人
集英社

空をゆく巨人

川内 有緒

現代美術家・蔡國強と、福島県いわき市で桜を植え続ける志賀忠重の友情と実践を追ったノンフィクション。震災後の土地、アート、記憶、境界を越える行動が重なり、型破りな二人の長い関係から希望を描く。

その日、朱音は空を飛んだ
幻冬舎

その日、朱音は空を飛んだ

武田 綾乃

高校の屋上から川崎朱音が飛び降り、その瞬間の動画が拡散される。遺書はなく、いじめ、自殺、撮影者、映像に映ったもう一人の存在をめぐって、同級生たちの証言が重ねられていく。青春のきらめきではなく、教室の欲望と怒りを描くスクールミステリー。