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入れ子の水は月に轢かれ
早川書房

入れ子の水は月に轢かれ

オーガニックゆうき

那覇のガーブ川の上に建つ水上店舗通りに流れ着いた青年・岡本駿が、水死体の発見をきっかけに、米軍やCIAの影、琉球王の伝説が絡む事件へ巻き込まれていく長編ミステリー。沖縄の戦後史と猥雑な街の空気を背景に、家族を失った青年の居場所探しも重ねて描く。

ぼくもあったらいいなぁ
沖縄タイムス社

ぼくもあったらいいなぁ

いさお名ゴ支部

沖縄のヤギのキャラクターが、ほかの動物をうらやましがりながら自分のよさに気づいていく絵本。読み聞かせ向きの明るい語りで、自己肯定を伝える。

朝の森
ふらんんす堂

朝の森

大牧広

大牧広『朝の森』は、受賞・候補対象となった作品。人物の選択や時代・生活の手触りを通じて、読後に余韻を残す構成を持つ。

いつか深い穴に落ちるまで
河出書房新社

いつか深い穴に落ちるまで

山野辺太郎

サラリーマン・鈴木、人生を「穴」に賭ける 「なぜ、そんな穴を?」 「だって、近道じゃありませんか」 日本戦後史 × 穴掘り × やるせない会社員 日本-ブラジル間・直線ルート極秘開発プロジェクト、開始。 大ボラサラリーマン小説の爆誕!!! ◎選考委員、驚愕 小説という表現を信じる力の強さと、想像力の勝利に打たれて、 私はこの作品を絶対に世に出したいと思った ーー磯﨑憲一郎氏 「よくまあここまで」と思わせる大風呂敷なホラ話。 これぞ文科系の土木小説! その野蛮さは大物の片鱗 ーー斎藤美奈子氏 奇妙だから面白いのではない。真面目だから面白い。 作品の生真面目さ、のようなものに惹かれた。 ーー村田沙耶香氏 【あらすじ】 戦後から現在まで続く「秘密プロジェクト」があった。 発案者は、運輸省の若手官僚・山本清晴。 敗戦から数年たったある時、新橋の闇市でカストリを飲みながら彼は思いつく。「底のない穴を空けよう、そしてそれを国の新事業にしよう」。 かくして「日本-ブラジル間・直線ルート開発計画」が「温泉を掘る」ための技術によって、始動した。 その意志を引き継いだのは大手建設会社の子会社の広報係・鈴木一夫。 彼は来たるべき事業公表の際のプレスリリースを記すために、 この謎めいた事業の存在理由について調査を開始する。 ポーランドからの諜報員、 業員としてやってくる日系移民やアジアからの技能実習生、 ディズニーランドで待ち合わせた海外の要人、 ブラジルの広報係・ルイーザへの想い、 そしてついに穴が開通したとき、鈴木は……。 様々な人間・国の思惑が交差する中、日本社会のシステムを 戦後史とともに真顔のユーモアで描きつくす、大型新人登場。

はんぷくするもの
河出書房新社

はんぷくするもの

日上秀之

すべてを津波に流された者、 波の飛沫一滴すらかからなかった者ーー 「私こそが正義であり、お前は悪なのだ」 毅(つよし)、30代独身、自営業、資格ナシ、友だちひとり。 タタミ十畳のプレハブ仮設商店で、今日も3,413円のツケを巡る攻防がはじまる。 ◎第55回文藝賞受賞作 選考委員・町田康氏、村田沙耶香氏絶賛! 小さい世界を描いているようで、広く深い根を張っている。悲惨と諧謔が同時に響く、無二の小説ーー町田康氏 一人一人がとても生々しく、声まできこえてきそうなリアルさで物語の中で「生きている」――村田沙耶香氏 ◎メディアで話題! 読売新聞、産経新聞、東京新聞、共同通信、 NHK盛岡、IBC岩手、岩手めんこいテレビ、岩手日報、河北新報他 早くも話題沸騰!

最果ての魔法使い (GA文庫)
SBクリエイティブ

最果ての魔法使い (GA文庫)

岩柄 イズカ, 咲良 ゆき

千年前、人類を脅かす魔獣を自らとともに封印した魔法使いアルカが、魔法を忘れた荒廃世界で目覚める。少女フィルとの出会いを通して、伝説となった魔法使いが再び世界を救う旅へ踏み出すファンタジー。

bella peregrina. カワイイ天狼(オル)の育てかた。 (GA文庫)
SBクリエイティブ

bella peregrina. カワイイ天狼(オル)の育てかた。 (GA文庫)

山下 泰昌, 6U☆

受賞時の「異世界レースは怪物(エンジェル)に乗って」は、刊行時に『bella peregrina. カワイイ天狼の育てかた。』へ改題された。異世界のバトルイベント「エンジェル・ライド」に巻き込まれた高校生・雅文が、異邦人の美少女オルとペアを組み頂点を目指す異世界ラブコメディ。

小夏と麦の物語 (双葉文庫)
双葉社

小夏と麦の物語 (双葉文庫)

飛騨 俊吾

殺処分寸前で保護された犬・小夏と、黒猫・麦をめぐる二つの中編を収めた物語。小さな命との暮らしを通して、日常に差し込むやさしさと、失われたもののあとに残る希望を静かに描く。

QQQ
思潮社

QQQ

和合 亮一

『QQQ』は、現代詩手帖連載時から反響を呼んだ表題作を中心に、無人の風景、問いそのものの姿、身体に立ち上がる不穏な感覚を重ねる詩集です。震災後の言葉を背負ってきた和合亮一が、未来へ向けてシュルレアリスムの方法を更新しようとする一冊です。