Japanese Literary Awards

New Awarded Books

View new release information for awarded works

Clear

7030 new books

静かな雨
文藝春秋

静かな雨

宮下 奈都

「忘れても忘れても、ふたりの世界は失われない」 新しい記憶を留めておけないこよみと、彼女の存在が全てだった行助の物語。 『羊と鋼の森』と対をなす、著者の原点にして本屋大賞受賞第一作。 〈著者プロフィール〉 宮下奈都(みやした・なつ) 一九六七年福井県生まれ。上智大学文学部哲学科卒。二〇〇四年、「静かな雨」が文學界新人賞佳作に入選、デビュー。〇七年に発表された長編『スコーレNo.4』が絶賛される。一五年に刊行された『羊と鋼の森』が本屋大賞、キノベス第一位、ブランチブックアワード大賞の三冠を受賞。その他の著書に『遠くの声に耳を澄ませて』『よろこびの歌』『太陽のパスタ、豆のスープ』『田舎の紳士服店のモデルの妻』『ふたつのしるし』『誰かが足りない』『たった、それだけ』など。 ◯著者の言葉 「静かな雨」は、人の可能性について書きたかったのだと思う。少なくとも自分ではそのつもりだった。でも、どうだろう。可能性の話というよりは、可能性をなくしていく話だったかもしれない。人はどんなふうに生きることができるか。その選択肢をなくした先にたどり着く場所について。 (中略) とりわけ、『羊と鋼の森』にはまっすぐにつながっていた。まったく違う物語なのに、根っこがしっかりとつながっていた。 読み返して一番感情を揺さぶられたのは、作者本人だったと思う。 (月刊文藝春秋1月号より)

裏関ヶ原
講談社

裏関ヶ原

吉川 永青

黒田如水、真田昌幸、最上義光ら、関ヶ原本戦の外側で己の意地と野心を賭けた武将たちを描く歴史短編集。東軍か西軍かという単純な構図から離れ、それぞれの場所にあった「関ヶ原」を浮かび上がらせる。

ガールズロボティクス (JUMP j BOOKS)
集英社

ガールズロボティクス (JUMP j BOOKS)

白木 秋, なこまり

『ガールズロボティクス』は白木秋による作品で、銀賞として記録されている。受賞情報と書誌情報を照合し、作品単位の紹介として読めるよう、題名から伝わる主題と受賞作としての位置づけを中心に整理した。

句集 夜の森 角川21世紀俳句叢書
KADOKAWA

句集 夜の森 角川21世紀俳句叢書

駒木根 淳子

『夜の森』は、駒木根淳子の第2句集で、2016年までの478句を収める。父の死、東日本大震災と福島第一原発事故、母の介護といった身近で重い経験を、悲嘆に閉じ込めず、生きる力へ変えていく句集である。

自生の夢
河出書房新社

自生の夢

飛 浩隆

情報化された人間、変容する身体、知性の輪郭をめぐる短編を収めたSF作品集。表題作を含む物語群は、現実と仮想、生命と記録の境目を静かに揺さぶる。

土の記(上)
新潮社

土の記(上)

髙村 薫

土の記は、高村薫による受賞作。刊行情報と賞データを照合して整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。

ヒュレーの海 (ハヤカワ文庫 JA ク 6-1)
早川書房

ヒュレーの海 (ハヤカワ文庫 JA ク 6-1)

黒石 迩守, Jakub Rozalski

文明が崩壊し、人類が生体コンピュータ化した未来を舞台に、地下都市で育った少年と少女が本物の海を探し始める。地球の記録媒体化という設定の中で、喪われた自然への憧れを描くポストサイバーパンクSF。