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詩集 あなめあなめ
コールサック社

詩集 あなめあなめ

坂井 一則

言葉のかすれや余白を意識しながら、感覚の断片を組み合わせて読後に像を残す歌集。詩的な省略が、静かな余韻を生む。

さざんか
ブイツーソリューション

さざんか

武石 禅

さざんか を手がかりに、不穏な気配と緊張が積み重なるサスペンス。

悪逆
朝日新聞出版

悪逆

黒川 博行

『悪逆』は、黒川博行によるクライム・サスペンス。社会に巣食う悪党たちの連続殺害を、警察捜査の視点から描く。

列
講談社

中村 文則

ある動物の研究者である「私」は、いつのまにか先頭も最後尾も見えない奇妙な列に並んでいる。互いに疑い、羨み、出し抜こうとする人々の姿を通して、競争と比較から逃れにくい現代社会の息苦しさを不条理な寓話として描く小説です。

続 窓ぎわのトットちゃん
講談社

続 窓ぎわのトットちゃん

黒柳 徹子

『窓ぎわのトットちゃん』から続くトットの人生をたどる自伝的な物語。東京大空襲後の青森への疎開、女学校と音楽学校での日々、NHKの専属女優として歩み始めるまでを、笑いと悲しみを交えながら描く。

山水
短歌研究社

山水

玉井清弘

2017年から2022年までの作品をまとめた第十歌集で、七十代の末から八十代はじめにかけての生活感と省察が静かに積み重なる。四国の自然や日々の所作を通して、年齢を重ねた言葉の芯が伝わってくる。

異邦人のロンドン
集英社インターナショナル

異邦人のロンドン

園部 哲

ロンドンで長く暮らす翻訳家が、移住者たちとの出会いを通して、多様な背景をもつ人びとが生きる都市の現在を描くエッセイ。密航を試みた青年の出来事を起点に、人種差別、学校、階級、食事などの日常から、移民都市の複雑な表情をたどる。