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背高泡立草
集英社

背高泡立草

古川 真人

日常の細部から人物の違和感や孤独を掘り起こす純文学作品。語りの距離感と生活感のある描写を通じて、家族、労働、身体、共同体といった問題を静かに浮かび上がらせる。

―異能― (MF文庫J)
KADOKAWA

―異能― (MF文庫J)

落葉沙夢, 白井 鋭利

受賞時の「異能モノ」を改題して刊行された、凡庸さを自覚する高校生が異能者たちの戦いに巻き込まれていくライトノベル。主人公が自分を物語の中心ではない存在だと思い込む視点から、バトルロワイヤルの予想外の展開が立ち上がる。

愛を綴る (集英社オレンジ文庫)
集英社

愛を綴る (集英社オレンジ文庫)

森 りん, 夢咲 ミル

『愛を綴る』は、孤独と貧困の中で育った少女フェイスが、侯爵家のメイドとなり、文字を学ぶことを通じて恋と自己表現に目覚めていく時代ロマンス。身分差の壁を前にした純愛を描く。

まったく、青くない
小学館

まったく、青くない

黒田 小暑

受賞時題名『春がまた来る』を『まったく、青くない』に改題して刊行された青春小説。天性の歌声を持つ大学生ギンマと、彼を信じて集まったサミン、ランジ、ハルがシェアハウスで過ごす日々を通じて、若さの熱量、秘密、孤独、将来への不安を描く。

ひきこまり吸血姫の悶々 (GA文庫)
SBクリエイティブ

ひきこまり吸血姫の悶々 (GA文庫)

小林 湖底, りいちゅ

引きこもりの吸血鬼少女テラコマリは、突然帝国軍の将軍に任命される。血が苦手で魔法も使えない彼女は、腹心のメイド・ヴィルの助けを借りながら、荒くれ者ぞろいの部隊をハッタリと勘違いで率いていく。

竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から― (GA文庫)
SBクリエイティブ

竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から― (GA文庫)

筑紫一明, Enji

半人前の魔法杖職人イクスが、亡き師の作った特別な杖を修理するため、少女ユーイや姉弟子モルナと失われた竜の手がかりを追うファンタジー。一本の杖の素材を調べる職人仕事から、伝承と世界の秘密へ物語が広がっていく。

城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない! (GA文庫)
SBクリエイティブ

城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない! (GA文庫)

阿樹 翔, 八葉

受賞時の「ロード・オブ・キャッスル」は、刊行時に『城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない!』へ改題された。古城を攻略して自分のクランを作ることを夢見る少年レオンが、ノーコンな天才魔導士リシアと出会い、攻城戦を通じて仲間と家族を作っていくファンタジー。

【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)
宝島社

【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)

歌田 年

紙の真贋を見分ける主人公・渡部が、模型作家の土生井と組み、紙と模型に絡む事件を追う長編ミステリー。紙鑑定の知識とものづくりの手触りが、事件の構図そのものに結びついていく仕掛けが魅力。