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―異能― (MF文庫J)
落葉沙夢, 白井 鋭利
受賞時の「異能モノ」を改題して刊行された、凡庸さを自覚する高校生が異能者たちの戦いに巻き込まれていくライトノベル。主人公が自分を物語の中心ではない存在だと思い込む視点から、バトルロワイヤルの予想外の展開が立ち上がる。
スパイ教室01 《花園》のリリィ (ファンタジア文庫)
竹町, トマリ
投稿時の題名「スパイは甘く誘惑される。学校全員の美少女から」を全面改稿して刊行されたスパイファンタジー。落ちこぼれの少女たちと凄腕スパイの騙しあいを、チーム結成の高揚と仕掛けのある構成で読ませる。
愛を綴る (集英社オレンジ文庫)
森 りん, 夢咲 ミル
『愛を綴る』は、孤独と貧困の中で育った少女フェイスが、侯爵家のメイドとなり、文字を学ぶことを通じて恋と自己表現に目覚めていく時代ロマンス。身分差の壁を前にした純愛を描く。
流転の貴妃 或いは塞外の女王 (集英社オレンジ文庫)
喜咲 冬子, 巖本 英利
『流転の貴妃 或いは塞外の女王』は、宮廷と辺境を舞台に、政治に翻弄される女性の運命と誇りを描く中華風歴史ロマン。流転する立場の中で、主人公は自らの生き方を選び取ろうとする。
ひきこもりを家から出す方法 (集英社オレンジ文庫)
猫田 佐文, 寄藤 文平
『ひきこもりを家から出す方法』は、自室から出られなくなって長い年月を過ごす影山俊治のもとに、彼を外へ連れ出すプロ集団のメイドが現れる再生の物語。切実な当事者感とユーモアで、生きづらさに向き合う。
まったく、青くない
黒田 小暑
受賞時題名『春がまた来る』を『まったく、青くない』に改題して刊行された青春小説。天性の歌声を持つ大学生ギンマと、彼を信じて集まったサミン、ランジ、ハルがシェアハウスで過ごす日々を通じて、若さの熱量、秘密、孤独、将来への不安を描く。
ひきこまり吸血姫の悶々 (GA文庫)
小林 湖底, りいちゅ
引きこもりの吸血鬼少女テラコマリは、突然帝国軍の将軍に任命される。血が苦手で魔法も使えない彼女は、腹心のメイド・ヴィルの助けを借りながら、荒くれ者ぞろいの部隊をハッタリと勘違いで率いていく。
竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から― (GA文庫)
筑紫一明, Enji
半人前の魔法杖職人イクスが、亡き師の作った特別な杖を修理するため、少女ユーイや姉弟子モルナと失われた竜の手がかりを追うファンタジー。一本の杖の素材を調べる職人仕事から、伝承と世界の秘密へ物語が広がっていく。
城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない! (GA文庫)
阿樹 翔, 八葉
受賞時の「ロード・オブ・キャッスル」は、刊行時に『城なし城主の英雄譚 彼女のファイアボールが当たらない!』へ改題された。古城を攻略して自分のクランを作ることを夢見る少年レオンが、ノーコンな天才魔導士リシアと出会い、攻城戦を通じて仲間と家族を作っていくファンタジー。
【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)
歌田 年
紙の真贋を見分ける主人公・渡部が、模型作家の土生井と組み、紙と模型に絡む事件を追う長編ミステリー。紙鑑定の知識とものづくりの手触りが、事件の構図そのものに結びついていく仕掛けが魅力。