Awarded Works
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16358 works
新・平家物語
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吉川英治の長編歴史小説。『平家物語』を土台に、保元・平治の乱から源平合戦、平家の滅亡、義経の流転までを、武家政権成立期の大きな人間ドラマとして描く。
風信器
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- Children's Literature, Fairy Tales, and Picture Books
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大石真「風信器」は、風の動きをとらえる器具を題名にした児童文学作品です。子どもの心が外の世界の変化を敏感に受け取り、自分の進む方向を探していく過程を、静かな抒情と現実感で描きます。
五郎ぎつね
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- Children's Literature, Fairy Tales, and Picture Books
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伊藤永之介『五郎ぎつね』は、農村文学で知られる著者が子ども向けに書いた児童文学作品です。狐をめぐる民話的な親しみやすさを通して、自然、暮らし、人と動物の関係を描いた物語と考えられます。
一連の作品
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- Children's Literature, Fairy Tales, and Picture Books
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三芳悌吉「一連の作品」は、児童出版における絵本・童画の仕事を対象にした受賞です。自然や生きものをよく観察する画家の目と、子どもに届く明快な絵づくりによって、戦後の児童文化に貢献しました。
お月さまをたべたやっこだこ
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- Children's Literature, Fairy Tales, and Picture Books
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『お月さまをたべたやっこだこ』は、児童劇作家・永井鱗太郎による1953年発表の児童向け作品である。月とやっこだこを題材にした題名の作品として、第2回小学館児童文化賞を受賞した。
子牛のなかま
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- Children's Literature, Fairy Tales, and Picture Books
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二反長半『子牛のなかま』は、子牛をめぐる生活と仲間たちを描いた児童文学作品です。動物と子どもの近さ、農村の暮らし、命を育てる喜びを、子どもに親しみやすい物語として伝えます。
都市幻想
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- Poetry and Contemporary Poetry
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『都市幻想』は、上林猷夫が戦後の都市生活に潜む人間喪失と実存の不安を見つめた詩集。社会意識と内面の格闘が重なり、都市という場を幻想と現実のあわいとして描き出している。
伽羅雲
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- Poetry and Contemporary Poetry
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平光善久の初期詩集。戦後間もない時期の感覚と中部詩壇での活動を背景に、身体感覚、記憶、自然や日常の像を凝縮した詩篇を収める。
地球脱出
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- Poetry and Contemporary Poetry
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長尾和男『地球脱出』は、戦後間もない時期に刊行された詩集です。題名の宇宙的な飛躍感と、現実の重さから逃れようとする感覚を重ね、時代の不安と未来への衝動を詩として表した作品と考えられます。
何故に穴は掘られるか
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井上銕による短編推理小説。『別冊宝石』新人企画に掲載され、後年の推理小説アンソロジーにも収録された、奇妙な穴掘りをめぐる謎を題材にした作品。
みかん山
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- Genre Fiction
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「みかん山」は、城家太郎による短篇探偵小説です。みかん畑のある地方の風景を舞台に、農村や土地に根ざした人間関係のなかから事件の謎を立ち上げる作品と考えられます。
アルルの秋
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- Genre Fiction
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「アルルの秋」は、鈴木秀郎による短篇ミステリです。南仏アルルを思わせる題名の抒情性と、戦後探偵小説の謎解きの熱気を併せ持つ作品として、「別冊宝石」系の新人作品群のなかに位置づけられます。
真剣な戯れ
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- Genre Fiction
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「真剣な戯れ」は、山上笙介による日本語の短編探偵小説である。1953年度の『宝石』短篇探偵小説懸賞で佳作となった。
死の黙劇
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- Genre Fiction
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山沢晴雄の本格推理短編。月のない夜にタクシーが崖下へ転落し、顔を包帯で覆った乗客の死をめぐって、不可解な状況と論理的な謎解きが展開する。
亡命記
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- Genre Fiction
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「亡命記」は、白藤茂がオール新人杯を受けた小説で、戦後まもない東アジアの政治的緊張と亡命者の運命を描いた作品。のちに松竹で映画化され、香港ロケを交えた国際色のある物語として知られる。
明治浪漫文学史、日夏耿之介全詩集
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- General Arts and Media Arts
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『明治浪曼文学史』と『日夏耿之介全詩集』は、詩人・英文学者の日夏耿之介の研究と詩作を代表する二著作。前者は明治期の浪漫主義文学を、後者は日夏自身の象徴詩的な詩業をまとめたもので、1952年にこの二作により日本芸術院賞を受けた。評論家としての歴史的視野と、詩人としての高踏的な言語感覚が並び立つ受賞対象である。
千羽鶴
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- General Arts and Media Arts
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川端康成『千羽鶴』は、茶道の世界を背景に、亡き父の愛人だった女性たちと青年菊治の関係を描く長編です。美しい器物、記憶、罪の意識、官能が絡み合い、日本的な美の陰にある執着と破滅を浮かび上がらせます。
日本の資源問題
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『日本の資源問題』は、河川工学者・資源問題研究者の安芸皎一による自然資源論の著作。戦後日本の復興と経済自立を背景に、水、土地、鉱物、エネルギーなどの資源を国土と社会の問題として捉える。1952年に刊行され、同年の毎日出版文化賞を受けた。
民間信仰
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『民間信仰』は、堀一郎が日本各地に残る民衆の信仰を理論的、体系的に捉えようとした宗教民俗学の著作。信仰の生きた実態、変容、混合の諸相を通じて、日本社会における民間信仰研究の方法と領域を明らかにする。
農地改革の諸問題
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- Publishing Culture and Book Culture
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『農地改革の諸問題』は、農業経済学者・近藤康男による日本の農地改革研究。戦後改革の中心であった農地解放を、制度、農民経済、土地所有、農村社会の変化から検討する。1951年に有斐閣の経済学選書として刊行され、翌年に毎日出版文化賞を受けた。
湖の一生
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- Publishing Culture and Book Culture
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『湖の一生』は、地質学者・湊正雄による児童向け自然科学書。北海道の湖沼研究を背景に、湖が生まれ、変化し、やがて湿原や陸地へ移っていく長い時間を平易に説明する。1951年に福村書店の「地球の歴史文庫」として刊行され、翌年の毎日出版文化賞を受けた。
生理学講座
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『生理学講座』は、日本生理学会が編んだ生理学の総合的な分冊講座。1950年から刊行され、神経、感覚、運動、消化、実験法など、生体機能を扱う広い領域を専門家が分担して解説した。戦後日本の生理学教育と研究の基盤を整える大規模な講座出版である。
日本の民謡大観東北篇
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『日本民謡大観 東北篇』は、日本放送協会が編んだ東北地方の民謡調査・採録資料。1952年刊行の原本は、地域ごとの民謡について歌詞、楽譜、解説を収め、東北の歌の伝承を体系的に記録した。のちに現地録音 CD 付きで復刻され、民俗音楽研究と地域文化研究の基礎資料として用いられている。
真空地帯
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- Publishing Culture and Book Culture
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『真空地帯』は、野間宏による長編反戦小説。太平洋戦争中の日本軍内務班を舞台に、二年の刑を終えて原隊へ戻った木谷一等兵が、自分を陸軍刑務所へ追いやった冤罪と軍隊組織の暴力を見つめ直す。兵営の閉鎖空間を通して、人間を兵隊へ変えていく軍国主義の仕組みを描いた戦後文学の代表作である。
日本の彫刻
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- Publishing Culture and Book Culture
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『日本の彫刻』は、古代から鎌倉までの日本彫刻を大判写真と解説で紹介した美術出版です。仏像を中心とする造形の魅力を、戦後の印刷技術と美術史的視点によって広く読者に伝えました。
原爆の子〜広島の少年少女のうったえ
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- Publishing Culture and Book Culture
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『原爆の子 広島の少年少女のうったえ』は、教育学者の長田新が編んだ広島の被爆児童・生徒の手記集。原爆投下から数年後、少年少女たちが自分や家族に起きたこと、失われた日常、心身の傷を自分の言葉で記した。平和教育のために編まれ、英訳を含む複数の言語で読まれた、原爆体験の重要な証言集である。
大正政治史
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- Publishing Culture and Book Culture
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『大正政治史』は、信夫清三郎による大正期日本政治の通史的研究。政党政治、憲政擁護運動、普通選挙運動、社会運動、帝国主義政策などを広い視野で扱い、大正デモクラシーを政治構造と社会変動の中で捉える。1950年代初頭に刊行され、信夫の代表的業績として毎日出版文化賞の対象となった。
春の城
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- Literature and General Literary Arts
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『春の城』は阿川弘之による作品で、1952年のyomiuri-literary-awardで受賞対象となった。作品名と著者名を基準に公開資料を確認し、単独の単行本・文庫・短編集として識別できる刊行情報が確認できない場合は、掲載誌や雑誌号の識別子を用いずに扱う。
罪な女
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- General Fiction and Popular Fiction
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『罪な女』は、藤原審爾が1952年に発表した小説。貧しく不幸な境遇に生まれ、男に尽くすことに生の拠り所を見いだす女性を中心に、人間の弱さ、愛情、哀しさを描く。『斧の定九郎』『白い百足虫』とともに第27回直木賞の対象となり、のちに講談社文芸文庫『赤い殺意/罪な女』などに収録された。
子守りの殿
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- Genre Fiction
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南條範夫「子守りの殿」は、時代小説の枠組みの中で、身分や役割から外れた人物の滑稽さと悲哀を描く短編です。武士社会の建前と人間の欲望が交差する場面を、皮肉を含んだ語りで浮かび上がらせます。