ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います (電撃文庫)
Alina became a guild receptionist for the promise of a safe, stable desk job, only to be buried in overtime because a dungeon cannot be cleared. To protect her evenings, she secretly becomes the formidable adventurer known as the Executioner and slays bosses herself, until an encounter with the guild's strongest defender, Jade, puts her secret at risk.
Work Information
To clock out on time, the strongest receptionist takes on another boss while keeping her identity hidden.
Mato Kousaka's debut novel and a Gold Prize winner at the 27th Dengeki Novel Prize, this is a lively fantasy comedy about a receptionist who solves the dungeon problems behind her overtime by force. Because guild employees are forbidden from holding side jobs, Alina must conceal her activities as the Executioner while trying to reclaim a peaceful workday.
Book Information
- Publisher
- KADOKAWA
- Published
- 2021-03-10
- Pages
- 312 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 10.6 x 1.5 x 14.9 cm
- ISBN-13
- 9784049136883
- ISBN-10
- 4049136880
- Price
- 1200 JPY
- Category
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
強くてカワイイ受付嬢が(自分の)平穏のため全てのボスと残業を駆逐する! デスクワークだから超安全、公務だから超安定! 理想の職業「ギルドの受付嬢」となったアリナを待っていたのは、理想とは程遠い残業三昧の日々だった。すべてはダンジョンの攻略が滞っているせい! 限界を迎えたアリナは隠し持つ一級冒険者ライセンスと銀に輝く大槌(ウォーハンマー)を手に、自らボス討伐に向かう――そう、何を隠そう彼女こそ、行き詰ったダンジョンに現れ、単身ボスを倒していくと巷で噂される正体不明の凄腕冒険者「処刑人」なのだ……! でもそれは絶対にヒミツ。なぜなら受付嬢は「副業禁止」だからだ!!!! それなのに、ボス討伐の際に居合わせたギルド最強の盾役に正体がバレてしまい――?? 残業回避・定時死守、圧倒的な力で(自分の)平穏を守る最強受付嬢の痛快異世界コメディ! 第27回電撃小説大賞《金賞》受賞作!
●香坂 マト:第27回電撃小説大賞《金賞》受賞作『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』にて電撃文庫よりデビュー。 ●がおう:イラストレーター。ライトノベルやゲームのイラストで活躍。VTuberのキャラクターデザインも手掛けている。Twitterのフォロワー数は40万人以上。
Reviews
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読み手は確実に選びます。
かわいい受付嬢が、残業回避のために無双した結果、やっかいごとに巻き込まれるというお話。 コミカライズだとおそらく4巻分で、この原作1巻を収めるのでしょうね。 これを書いている時点で、コミカライズは3巻まで出ています。 その時点で原作の3/4くらいなので、おそらく4巻で1区切りでしょう。 続きが気になったので、先に2巻だけ読み放題で、手にしてみたのですが、どうも話が飛んでいるため、1巻から5巻までまとめ買いし、1巻から読み進めた結果、上記の結論に至りました。 コミカライズ、めちゃくちゃ丁寧ってことですね。 出版社側の力の入れようがわかるというものです。 あらすじについては、他の方が触れているので割愛。 以下、色々と気にする人向けの感想です。 ネタバレと言われるとネタバレなので、そっちが気になる人はスルーしてください。 この話、実際、登場人物はどの人もかなりやばいです。 まず主人公。 カクヨムとかで発表されていたら、「主人公最強」のタグがつきます。 ただね、力を手に入れた経緯が、努力(自覚・無自覚含む)でも血筋でもない点。 まさに、ある日突然(一応理由はあれ)降って湧いたものです。 そして、その力を振るうのは完全な私欲。 残業したくないからボスを倒します。 うん、ネタとしては面白いけど、ちょっと考えるとだいぶもやります。 ボスが討伐されるとダンジョンにモンスターが出なくなり、冒険者の仕事がなくなります。 結果仕事が減り、残業をせずに済むようになります。 ようするに、冒険者ギルドの受付嬢が冒険者の仕事を消滅させるという意図で、ボスを退治するのです。 しかも、冒険者資格は偽造。 ちょっと、色々やばいですよ。 1.服務規程違反(職場に無断での副業行為) 2.公文書偽造(偽名・偽性別で冒険者カードを取得) 3.詐欺(不正取得したカードでの仕事の受注) 4.脅迫(自分の正体を知った相手に対し、暴力による口封じ) 公務員を名乗る人には、やって欲しくないなぁと思ったわけです。(気にしちゃ負け) これが、冒険者に犠牲が出ていて自分しか倒せる人がいないからとか、なかなかボスが倒せないため多くの人に迷惑がかかっているとかなら、まあ、目をつぶっても……。 でもね、動機が「本来の業務である受付が忙しい」というだけなんだよね。 ボスがいないとダンジョンにモンスターが出なくなって、冒険者の仕事がなくなる。 座っているだけで給料がもらえるようになる。 いや、色々、おかしかろう。 まず、ボスがなかなか倒されないことで、残業が大量発生するなら人員配置がおかしいわけで、上司に言って適正人員数を配置するように交渉しましょう。 残業を自分一人に押しつけられるなら、パワーハラスメントで訴えましょう。 解決方法が斜めすぎるわ。(まあ、そこが面白さでもあるのですが) 次、ストーカー野郎。 漫画でも、だいぶ目に余ったが、原作だと更にやばさが伝わってくる。 主人公に対してのストーカー。 ストーカーはやめろと言われても、反省もせず、止めもしない。 主人公の家が、壊れたのを見て、言葉巧みに自分の家に連れ込もうとする。 打ちひしがれた主人公の背中に、勝手に手を回そうとする。(毛嫌いされているのがわかっているのに) とにかく自分のことしか考えていない気持ち悪さ……。 いやあ、主人公の仲間ポジションで、ここまで気持ち悪い人間は、初めて見たかもしれない。 もう、生理的に受け付けないは。 ピンチに陥るヒロインポジ(男だけど)なんですが、普通に気持ち悪い。 見た目が超イケメンだから、もしかしたら読み手には許されているのかもしれないが、これが見た目もアレだったら……。 人間は見た目が……。(嫌な世の中だなぁ) 最後にギルドマスター。 主人公の正体について、秘匿するという条件を呑んだくせに、キ○ガイ戦士の脅迫にあっさり屈するなよ。 正直、このキチ○イ戦士は、冒険者ギルドを脅迫している時点で、ギルドにとっては敵対者でしょう? 黙らせる。あらゆる手段をもって、口を封じる。それが駄目なら闇に葬るだろ?? それを、何口車に乗せられて、ギルドの代表パーティーに組み込んだりしているわけですか?? 義務とか責任とか約束とか、どう思っているのかね? まあ、幸い、主人公には一切ばれていないから、主人公の行動には影響していないけどね。 コンセプトは面白かったし、気にしなければ楽しめますよ。 でも、そういうのが駄目な人は手に取らない方がいいかもなぁ。 あ、わたしは、こういうの突っ込みを入れながら読むのが好きなので、二倍楽しめました。 ストーカー野郎がこれ以上パワーアップすると厳しいかもしれんが……。
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つよつよ受付嬢のお話
なんとなく読み始めましたが引き込まれて、あっという間に読み終わってしまいました。楽しかったので、コミカライズもおいかけたいです
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「……残業なんてくそだ……」を連呼するギルドの受付嬢
・主人公: アリナ・クローバー 表向きはギルドの受付嬢。しかし、裏の顔は”処刑人”という二つ名で呼ばれる一級冒険者。なぜ、冒険者であることを隠すのかというと「受付嬢は副業禁止」だからである。そのため、冒険者として行動する時は大きなフードで顔を隠し正体を隠す。スキルは人域(レギン)→超域(シグルス)→神域(ディア)の順で強いとされている(より上位のスキル持ちには逆立ちしても勝てないほどに性能さがある)が、神域スキルは伝説上の存在とされており、超域スキルが事実上の最強と思われていた。しかし、主人公は神域スキルを有するため、他の冒険者が苦戦する魔物でも一撃で倒すほど隔絶した強さを持っている。主人公が神域スキルを有する理由は何を隠そう「残業」のせいである。「百年祭」という”誰よりも強く力を求める者に超域スキルを授ける”伝説がある祭りの期間中「冒険者が魔物を倒せないから私が残業しなければならない」とこの世の全てを憎むほど力を強く強く望む。気づくと神域スキルを有していたという流れ。 ・ギルド最強のパーティー「白銀の剣」リーダー: ジェイド・スクレイド 滞っているフロアボスの攻略で残業が多いことにキレた主人公の顔を目撃し、自身のパーティーに勧誘する。ストーカー気質。(主人公の後をつけて休憩場所や家にまでついてくる)。序盤〜中盤は全く魅力的なキャラに見えなかったが、終盤に絶望的な力の差を持つ相手から味方を逃そうとする姿はリーダーだと感心した。アリナのことは実力を認めるだけでなく女性として意識している。事務処理が得意らしい。 ・総評 素直に面白いと思いました。度重なる残業にイライラするところがリアルっぽいし「冒険者が倒せないなら私が倒してしまえ」という発想が極端で過ぎて笑えました。「口が悪いギルドの受付嬢」というキャラクターは珍しいものではありませんが、そこから一歩踏み込んでいる点が評価できます。「自身の日常を守るため」であれば、誰であろうと妥協を許さない点が一貫されており、好ましく思いました。ヒーロー役のストーカー気質は気持ち悪く感じていますが、概ね満足です。次巻およびコミカライズを楽しみにしています。
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面白かったら
続刊出ないかな
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脳筋受付嬢のかっこかわいいやさしさ
この作品で一番思うことは、正論というのはどんなに飾っても、とことんやさしいということだ。 解説が必要な人もいるだろうが、そもそも宇宙は公正にできているから、悪いことをしたらその場で償ってしまった方が罪が蓄積しないですむ。このことは大きな罪を一気に償う機会に見舞われたことのある人しか実感はできないだろう。だが、その実感がある立場からすると、その罪の大きさを淡々と告げて、「忘れる前に今すぐ償え! 先に残すな! 自分の責任は自分で責任はとれ!」と言ってくれる正論は、何よりもやさしい。そもそも優しさがなくて、自分が糾弾される危険を冒してまで、そんなバカなことを誰が堂々と押し付けると思うのか? そして、これも重要だが、世界の厳しさへの本質的な理解が、正論に通じることで、誰もが世界の厳しさに立ち向かう力を宿し、共同して事に当たることの素晴らしさにも覚醒していく。自分のことしか考えていない打算による共同ではなく、永遠に敵対するものを見つけた者同士の連帯なのだから、その関係はおのずと永遠に通じるのだ。連帯はそれだけで優しい関係を生むのは想像に難くない。 確かにだらだらしたい人には厳しいかもしれないが、そもそも厳しさを身に宿すからこそ、世界の甘さだけでなく、酸い部分も味わえる感性が身につくのだ。 正論を使えるというのは強さがないとできない。自分が相手を上回る強さを持っている人間だけが、その正論を強さで押し付けて慰めてやることができるのだ。 そのことを『ギルドの…』はとことん伝えてくれる。
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面白いことは面白いし、シリーズ重ねると魅力増すが典型的なろうなので。
一時期、受付嬢主人公のなろう小説が目立ったので、その時期テーマの勝ち組作品です。 アニメ見て、2巻以降の展開が気になったので、シリーズ一気読みしました。 残業の不満はわりと社会人だと共感するものがあります(笑)。 こんな力業で解決したいなぁという願望もあります。 この1巻はほぼアニメで再現されており、声優さんの演技もあり、正直アニメのほうが魅力増しだと思います。 まあ小説の内容がほぼアニメで再現されるというのは、アニメ向きのラノベという意味では良品だとは思います。 1巻だと、これから付き合う仲間との出会いで関係性も薄く、強い力を手に入れたヒロインが強い敵を爽快にぶっ飛ばすという話で、 わかりやすいですが、欠点は典型的ななろう小説の枠を越えておらず、さほどすごいとは言えないものです。 細かいことをいえば設定の粗や、主人公の考え方などにおかしい所はあります。 ただし、そのあたりをキャラ魅力や勢いでおしきっており、「面白ければこまけぇことはいいんだよ」な感じです。 そのためお話そのものは爽快感がありますし、シリーズ続くなかで、ラブコメ要素や、燃え要素、ちょっとした黒幕による陰謀要素等描かれるので、シリーズとしてなら星4評価にしてもいいという感じです。 典型的ななろうの枠を越える作品ではないですが、王道的優等生作品で面白いシリーズです。
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大人買いがいいかも
次が直ぐに読みたくなるので、まとめて購入が良いと思います^_^
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何故だか理由はよくわからないけど変にヒロインに感情移入してしまう本
「……残業なんてくそだ……」 全編この呪詛に満ち満ちた異世界ファンタジー作品です。 「……残業なんてくそだ……」 ヒロインこと冒険者ギルドの受付嬢の行動原理が全てこれでありなぜだかはわかりませんが、冒険者たちの間で噂になっている〝処刑人〟なる超絶チートスキル所持の謎の大槌使いが戦闘の時にブツブツ呟いている台詞もこれだったりします。何故でしょうかね…。 そもそもこの作品、普通の仕事をしながら、残業や休日出勤の合間を縫ってちまちまと書き進めて仕上がった作品、らしいです(あとがきより)。どおりで残業への呪詛に満ち溢れているはずです。 最初のコンセプトが、残業も何もかもを(ウォーハンマーで)物理的に打ち砕いてくれる女の子を書きたいとかだったとかなんとか…。切実な動機ですね…笑えない。 あまりにも身につまされる話すぎて変にヒロインに感情移入しすぎてしまって、イケメン盾役(タンク)君がやたらと彼女に付きまとってくる度に「俺たちのアリナさんに付きまとうんじゃねぇぇ、この腐れストーカータンク野郎がああああ」と叫びたくなる衝動を抑えるのに大変だったり。逆にさらに感情移入しすぎて自分がイケメンに口説かれてるような感覚になって変な倒錯感を感じてしまったり? 本当、何故だか全然よくわかりませんがそんな感情移入が色々出来てしまう作品です。頑張れ作者様…。
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