火の山-山猿記 下 (講談社文庫 つ 3-6)
火の山―山猿記 is a work by 津島佑子. Recognized by the 野間文芸賞, it reflects the author's concerns and the literary context around the work.
Work Information
A work recognized by the 野間文芸賞, showing 津島佑子's distinctive voice.
火の山―山猿記 is known as a winning work of the 野間文芸賞. Read within the field of 純文学、小説、戯曲、評論, it offers a view of the author's style through the world and concerns suggested by its title.
Book Information
- Publisher
- 講談社
- Published
- 2006-01-01
- Pages
- 608 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062752978
- ISBN-10
- 4062752972
- Price
- 204 JPY
- Category
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
死ぬ時に、ああ、私にはもっと別の人生があった筈なのに、と自分の生涯を後悔しなければならない程不幸な事があるだろうか、と今まで私は思い続け、それで死ぬのも怖れ続けていた。でもこうした後悔は随分傲慢な思いなのかもしれない。――始まりがあれば、終りがある。死とはそうしたもの。――<本文より>(講談社文庫)
Reviews
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買って良かった。
早く送っていただき、とても綺麗な本でした。
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商品届きました。感動です。
出版が7年前にもかかわらず、多少の紙の古さだけで(日焼け)届いたので、よかった。書店では、絶版になったのか、見つけることができなかったので、感動です。
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読み応えのある本です
NHKのBSプレミアムで再放送された「純情きらり」に感動したので、その原案を提供した『火の山 山猿記』を読むことにしました。「純情きらり」より、空間的にも時間的にもスケールが大きく、登場人物も多くて、しかも叙述が時間的に前に行ったり後ろに戻ったりするので、なかなか話の筋に入り込めませんでした。実際、上巻の方は3分の1ほど読んで、もう一度始めから読み直したほどです。この本を読むにはかなり忍耐力が要りますが、やっとその魅力が感じられるようになりました。それからかなりの数の、日本語の日常語になっていない英語の単語が片仮名で書かれていて、それはそれである種の雰囲気を出していますが、英語に弱い人にはちょっと苦しいかも知れません。読み飛ばしても良いとも思いますが。とにかく味のある作品です。津島祐子さんの他の作品も読もうという気になりました。
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少し物足りなかった。
ドラマの原作だから買ったが受賞したとはいえ、ドラマと違い、少し物足りなかった。
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すばらしい
本屋に上巻がなく、しかたなく下巻から読み始めた。しかし、1ページ目の1行目に目を落としたとたんに、止まらなくなった。登場人物たちが動く、気持ちがわく、風景が見える。語りの仕掛けも巧みで、物語の奥行きと広がりは尋常でない。読後、私のこころのなかにも「火の山」があることを知らされた。すべての日本人のこころの底で、赤いまま活動を停止しているマグマに熱を与える力が、この小説に宿っている。
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なかなか
友達に勧めらて読みました、とにかく初めの登場人物がややこやしいので相関関係を図にしなければ解らなくなりそうでした、時折出てくる英語にも手こずり、なかなか骨の折れる小説でした、しかし登場人物、特に有森家の一族が皆仲がよく、特にお姉様方は皆魅力的で、こんな家族が羨ましくなりました、私は個人的に上巻の方が良かったですね、下巻は戦争や冬吾の話はちょっと苦痛でした。
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好みの問題だと言えばそれまでですが…
戦中戦後を生き抜いた一族の話としては面白いし、心を動かされる場面もあるのだが、パリにいる末裔や父が書いた山に関する文語体の記述が必要だとはあまり思えなかった。最後まで読めば分かるのかもしれないと期待していたが、最後は作者自身が疲れて投げ出しているかのような印象を受けた。
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火の山ー山猿記
早速送付していただき有難うございました。中古にしては高いです。送料を入れると、本体の価格より高いです。上巻は、450円だったので値段の差に驚きました。純情きらりの再放送を見ていて、原本が読みたくなり、購入しました。難しい本で、読破するのに時間がかかりそうです。