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果つる底なき 新装版 (講談社文庫 い 85-25)

Edogawa Ranpo Award

果つる底なき 新装版 (講談社文庫 い 85-25)

Jun Ikeido

A debt collection officer at a city bank dies suddenly from anaphylactic shock, leaving behind a cryptic remark. His colleague Iki, who once loved the deceased's wife, stands alone against the dark secrets hidden within the bank. This is Ikeido Jun's debut novel, winner of the 44th Edogawa Rampo Prize.

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Work Information

Winner of the 44th Edogawa Rampo Prize in 1998. A financial mystery by former banker Ikeido Jun, drawing on his own experience to depict the inner workings of a city bank. Originally published in hardcover by Kodansha in September 1998, with a paperback edition in June 2001 and a revised paperback in January 2026.

Review Summaries

  • Highly regarded as Ikeido Jun's debut work, a financial mystery depicting corruption within a bank.

Book Information

Publisher
講談社
Published
2026-01-15
Pages
416 pages
Language
日本語
Size
10.6 x 1.7 x 14.8 cm
ISBN-13
9784065411254
ISBN-10
4065411254
Price
913 JPY
Category
本/文学・評論

債権回収担当の同僚・坂本が死んだ。死因はアレルギーショック死。残されたのは、「これは貸しだからな」という謎の言葉、そして不正の疑惑。研修時代からの友人であり、彼の妻・曜子は、かつての恋人だった。銀行という伏魔殿で何かを失いかけていた伊木は、ただ一人、メガバンクの闇に立ち向かう。 著者の原点となる江戸川乱歩賞受賞作、新装版で登場!

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』で第145回直木賞、’20年に第2回野間出版文化賞、’23年『ハヤブサ消防団』で第36回柴田錬三郎賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『BT’63』『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『俺たちの箱根駅伝』などがある。

Reviews

  • 推理

    引き寄せられるように読みました。

  • 大変面白かったです

    池井戸さんの本をすべて読んでいましたがたまたまこの本だけは読んでいなかったので読みましたが大変面白かったです。特に友だちとの友情と元彼女の関係と信頼していた得意先の社長との友情で真実を追求するのが面白かったです。

  • そうか初期の作品か

    池井戸潤の割りに、フックが弱いな、物語に引き込まれないなと思ったら、初期の作品でした。 原点だと思って読むとなるほどなと思います。

  • 面白い

    池井戸潤の初期の作品ながらミステリーとして完成していて面白い。

  • 映像になる文章

    いつもながらタイトルの通りの展開と人物、面白く読み進めました、。

  • ドキドキのラスト

    池井戸作品の原点だと感じた。ドキドキのラストまで一気に読み切れた

  • デビュー時から変わらない銀行ものの勧善懲悪ストーリー

    銀行内部業務を軸に繰り広げられるストーリーで、他の池井戸潤作品と同じと思われやすいですが、人がアナフィラキシーショックで死ぬ事件を発端とした本格ミステリーで、かなり異端的小説です。 調べてみると、この作品が池井戸潤のデビュー作なんですね。 主人公が同僚の死を解き明かしていくストーリー展開や相変わらずの勧善懲悪がどんどん話の中に引き込んでいきます。 デビュー作でこの出来とは驚きです。 ただ、商社マンの野望のために殺人事件が連発するという結末が、若干無理な動機に感じてしまって 伊木がなぞを解いた瞬間がストーリーの面白さのピークでした。 ですが、銀行もののミステリーという異端小説としては、かなりのものではないでしょうか。

  • 初期の作品です。

    今更ですが、江戸川乱歩賞受賞作品を読み進めているところでこの作品に出会いました。 銀行内部の描写は面白く読ませていただきましたが、主人公の銀行員が殺し屋に襲われる展開には違和感がありました。それに、ハードボイルド作品ばりに元恋人への葛藤が不必要に多いと感じました。

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