日本の文学賞

← ホームに戻る

ゲーリー・スナイダー

ゲーリー・スナイダー

Gērī Sunaidā

プロフィール

性別
男性
生誕
1930-05-08 (アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
仏教(臨済禅に親しむ)
居住地歴
カリフォルニア州サンフランシスコ(出生) → 京都(1956年–1968年滞在) → カリフォルニア州デービス(教育・活動拠点)

経歴

職業
詩人, エッセイスト, 翻訳者, 自然保護活動家, 教育者
活動期間
1950年〜
所属
カリフォルニア大学デービス校(教員)
所属団体
アメリカ芸術科学アカデミー 会員, アメリカ芸術文学アカデミー 会員
影響を受けた人物
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー, 臨済禅の師たち, 日本の詩人・文学(宮沢賢治など)
影響を与えた人物
ななお・さかき(ナナオサカキ), 山里勝己(翻訳・研究者ら), 現代ネイチャーライティングの作家群

学歴

リード大学
国: アメリカ合衆国

受賞歴

ピューリッツァー賞(詩部門)
1975
対象作品: 『亀の島』
主催: ピューリッツァー賞委員会
結果: winner
ボリンゲン賞
1997
対象作品: 『終わりなき山河』
主催: ボリンゲン賞委員会
結果: winner
正岡子規国際俳句賞(大賞)
2004
主催: 正岡子規国際俳句賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

作品

代表作

『亀の島』

1974年 詩集 120ページ

自然と人間の関係、エコロジーと現代社会への批評を含む詩集。環境保護の視点と仏教的な感性が融合している。

自然環境倫理仏教的観照
翻訳
  • 『亀の島』

『終わりなき山河』

1996年 長篇詩

数十年にわたって書かれた長篇の詩で、人間と自然、時間の流れを俯瞰的に描く大作。

自然史時間霊性
翻訳
  • 『終わりなき山河』

『地球の家を保つには』

1969年 エッセイ

エコロジーと精神的転換を論じたエッセイ集。地域に根ざした生活と自然保護の必要性を述べる。

エコロジー地域主義精神革命
翻訳
  • 『地球の家を保つには』

全著作

  • The Back Country(奥の国)
  • Smokey the Bear Sutra(スモーキー・ザ・ベア・スートラ)
  • Turtle Island(亀の島)
  • Earth House Hold(地球の家を保つには)
  • No Nature(ノー・ネイチャー)
  • Mountains and Rivers Without End(終わりなき山河)
  • The Practice of the Wild(自然との語らい)

作家による翻訳

  • 宮沢賢治の英訳(抜粋)

作品の翻訳

  • 『亀の島』日本語訳(片桐ユズル訳など)

作風・主題

文体
ネイチャーライティング的な描写禅的・簡潔な表現地域性に根ざした叙述
頻出モチーフ
山・川・森などの自然描写人間と自然の共生禅的覚知

評価・遺産

20世紀後半以降のアメリカ詩における重要な自然詩人の一人。ビートの文脈や禅と日本文化との接点を通じて国際的な影響を与え、ネイチャーライティングや環境運動にも寄与した。

関連学会

  • アメリカ芸術科学アカデミー
  • アメリカ芸術文学アカデミー

資料所蔵先

  • アメリカ議会図書館 所蔵資料
  • 各国の大学図書館・文学資料館のコレクション

引用

  • 自然は訪れる場所ではない。そこが家である。
    出典: エッセイ・著作(諸稿) (1990年)

豆知識

  • 1956年から1968年まで京都に滞在し、臨済禅を学んだ。
  • 宮沢賢治など日本文学の翻訳を手がけた。
  • ビート・ジェネレーションとの交友はあるが、自らをビート詩人と限定することを好まなかった。