日本の文学賞

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小林 恭二

こばやし きょうじ

Kobayashi Kyoji

プロフィール

性別
男性
生誕
1957-11-09 (兵庫県西宮市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
兵庫県西宮市 → 東京都

経歴

職業
小説家, 俳人, 大学教授
活動期間
1984年〜
所属
専修大学
所属団体
日本ペンクラブ会員, JALInet(JAPAN LITERATURE net)創設メンバー
影響を受けた人物
筒井康隆, 堀晃, 薄井ゆうじ, 佐藤亜紀
ノミネート
第94回芥川賞候補(『小説伝』)

学歴

東京大学
文学部 / 美学芸術学専修課程
学位: 文学士
国: 日本
在学中に東大学生俳句会に所属

受賞歴

海燕新人文学賞
1984
対象作品: 電話男
主催: 海燕
結果: 受賞
三島由紀夫賞
1998
対象作品: カブキの日
主催: 三島由紀夫賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 電話男

    『電話男』は、小林恭二による文学作品。受賞作として、作者の問題意識と表現の特色を伝える一作である。

    受賞作『電話男』を入口に、小林恭二の表現世界へ導く。

    文学受賞作表現
三島由紀夫賞 1回登壇
  1. 受賞作: カブキの日

    『カブキの日』は、小林恭二の同時代文学の実験性や達成を評価する賞で候補となった作品です。題名が示すモチーフを軸に、人物の行動や時代の空気を通して主題を立ち上げる作品として読めます。

    『カブキの日』は、受賞時の評価対象となった主題を読者に印象づける作品です。

    321ページ
    受賞作人物描写時代性

作品

代表作

電話男

1985年 小説

デビュー作。現代都市生活の孤独や奇妙な出来事をユーモアを交えて描く短篇集。メタフィクション的な仕掛けと諧謔が特徴。

孤独ユーモアメタフィクション

ゼウスガーデン衰亡史

1987年 小説

神話的モチーフと現代の倒錯を組み合わせた長編。タイトルに示される“ゼウスガーデン”の衰退を軸に社会風刺的な要素を含む。

神話衰退社会風刺

カブキの日

1998年 小説

歌舞伎や舞台表象を題材に、物語と演劇の境界を曖昧にする実験的な長編。表現の多重性やアイデンティティの揺らぎを描き、1998年に三島由紀夫賞を受賞した。

歌舞伎演劇性アイデンティティ

1999年 小説

家族、とくに父親像を巡る私小説的な長編。記憶と遺産、過去との対峙が主題となっている。

家族記憶父子関係

宇田川心中

2004年 小説

心中(恋愛による共死)をめぐる物語を現代的に再構成した作品。古典的主題と現代社会の断面を対照させる。

恋愛と死古典の再解釈儀礼

全著作

  • 電話男
  • 小説伝・純愛伝
  • ゼウスガーデン衰亡史
  • 半島記・群島記
  • 荒野論
  • 悪夢氏の事件簿
  • 瓶の中の旅愁
  • 日本国の逆襲
  • 浴室の窓から彼女は
  • 短篇小説
  • 邪悪なる小説集
  • カブキの日
  • 首の信長
  • モンスターフルーツの熟れる時
  • したたるものにつけられて
  • 宇田川心中
  • 本朝聊斎志異
  • 新釈四谷怪談
  • 麻布怪談
  • 実用青春俳句講座
  • 俳句という遊び
  • 春歌 小林恭二初期句集
  • 酒乱日記
  • 俳句という愉しみ
  • 猿蓑倶楽部 激闘!ひとり句会
  • 短歌パラダイス
  • 数寄者日記 無作法御免の茶道入門!
  • 悪への招待状 幕末・黙阿弥歌舞伎の愉しみ
  • 歌舞伎通
  • 心中への招待状 華麗なる恋愛死の世界
  • この俳句がスゴい!
  • これが名句だ!

作風・主題

文体
メタ・フィクション的ユーモア諧謔的な語り口俳句的な簡潔さ
頻出モチーフ
歌舞伎・演劇的モチーフ心中・恋愛と死家族・父性の問題

評価・遺産

メタ・フィクション的なユーモアと俳句に関する著作で知られる作家。海燕新人文学賞でのデビュー、1998年の三島由紀夫賞受賞などで評価され、専修大学教授として教育にも携わる。

関連学会

  • 日本ペンクラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(著者レコード)
  • VIAF(国際典拠ファイル)
  • ISNI(国際標準名前識別子)

大衆文化への影響

  • テレビ番組出演(例:課外授業、たほいや等)

豆知識

  • 父は神戸製鋼の専務取締役・小林俊夫である。
  • 東京大学文学部(美学芸術学専修課程)卒業。
  • 1984年に『電話男』で第3回海燕新人文学賞を受賞してデビューした。
  • 1998年に『カブキの日』で第11回三島由紀夫賞を受賞した。
  • 2004年に専修大学教授に就任した。
  • 筒井康隆、堀晃、薄井ゆうじ、佐藤亜紀らと共にJALInetを創設した。