日本の文学賞

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小山内 恵美子

おさない えみこ

Osanai Emiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1975-01-01 (神奈川県)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
神奈川県(出生地) → 東京都(津田塾大学在学、東京本社勤務) → 和歌山県(毎日新聞和歌山支局勤務) → 広島県(毎日新聞広島支局勤務) → 長崎県長崎市(在住)

経歴

職業
小説家, 元新聞記者, エッセイスト
活動期間
1999年〜

学歴

津田塾大学
学芸学部
学位: 学士
期間: 1995-1999
卒業年: 1999
国: 日本

受賞歴

九州芸術祭文学賞
2012
対象作品: おっぱい貝
主催: 九州文化協会
結果: 最優秀作

受賞・候補エディション

  1. 第42回(2011年) 最優秀作
    受賞作: おっぱい貝

    『おっぱい貝』は、妊娠した女性の不安と決意を私小説的に描く短編で、第42回九州芸術祭文学賞の受賞作として文芸誌に掲載された。後年のアンソロジー収録は確認できるが、単独書籍化は確認できない。

    臨月に近い女性の揺れる心を、私小説の手触りで描く短編。

    私小説妊娠女性の決意文芸誌掲載

作品

代表作

おっぱい貝

2012年 短編小説

女性の身体や家族関係を繊細かつ時にユーモラスに描いた短編。第42回九州芸術祭文学賞の最優秀作に選ばれ、アンソロジーに再録された。

家族身体女性日常

空想家族

2013年 短編小説

家族のあり方を想像力豊かに描く短編。日常の些細な出来事から関係性の輪郭を浮かび上がらせる。

家族想像日常

彼岸のひと

2014年 短編小説

生と死の境界や喪失感を静かに見つめる作品。人物の内面に焦点を当てる筆致が特徴。

喪失記憶

マタニティスイミング

2015年 短編小説

妊娠や出産、母になることの心情を繊細に描いた短編。『三田文学』掲載。

妊娠母性家族

すみれ色のワンピース

2015年 短編小説(挿絵あり)

挿絵とともに短い物語を綴る作品。毎日新聞掲載(絵:坂田絵理奈)。

日常記憶

御堂の島

2016年 短編小説

島やローカルな場を舞台に、人間関係の機微を描く一編。

地方共同体孤独

図書室のオオトカゲ

2017年 短編小説

図書室で起きる不思議な出来事を通して人々の心の動きを描く作品。

不思議記憶共同体

あなたの声わたしの声

2018年 短編小説

声や対話を通じて関係性や自己認識を描く短編。

コミュニケーション自己関係性

花子と桃子

2020年 短編小説

人物描写を中心に、親密な関係の機微を描いた作品。

友情女性親密さ

しょんなかもち

2021年 短編小説

地方色のある語り口で日常の出来事を掬い取る短編。

地方日常食文化

有縁無縁

2022年 短編小説

人と人の縁について考察する短編。出会いやすれ違いが主題。

出会い孤立

奇妙なふるまい

2023年 短編小説

人間の奇妙な行動や関係性の不安定さを描く一編。

人間行動不安定さ観察

人心地

2025年 短編小説

日常の断片から人間らしさや安堵を探る短編。『すばる』2025年4月号掲載。

日常安堵人間らしさ

全著作

  • おっぱい貝
  • 空想家族
  • 彼岸のひと
  • マタニティスイミング
  • すみれ色のワンピース
  • 御堂の島
  • 図書室のオオトカゲ
  • あなたの声わたしの声
  • 花子と桃子
  • しょんなかもち
  • 有縁無縁
  • 奇妙なふるまい
  • 人心地
  • 春のぶり大根(エッセイ)
  • 諫早をたずねて(エッセイ)
  • 湯たんぽ、ふたつ(エッセイ)

作風・主題

文体
繊細な心理描写日常の細部に目を向ける写実主義的筆致女性の視点からの語り
頻出モチーフ
家族子ども・出産地方の風景記憶と喪失

評価・遺産

第42回九州芸術祭文学賞最優秀作受賞を契機に注目され、地方や女性の視点を繊細に描く作家として評価されている。短編を中心に雑誌での発表を重ねている。

豆知識

  • 夫は芥川賞作家の青来有一である。
  • 1999年に毎日新聞社に入社し、和歌山・広島・長崎支局や東京本社で勤務、2008年に退職した経歴がある。
  • 津田塾大学学芸学部出身である。
  • 第42回九州芸術祭文学賞(2012年)で最優秀作に選ばれた。
  • 短編を中心に『文學界』『すばる』『三田文学』などの雑誌で発表している。