日本の文学賞

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大村 幸弘

おおむら さちひろ

Omura Sachihiro

プロフィール

性別
男性
生誕
1946-01-01 (岩手県盛岡市)
死没
2025-05-20 (トルコ中部(自宅)) 78歳
国籍
日本
言語
日本語, トルコ語, 英語
居住地歴
岩手県盛岡市 → 東京都(早稲田大学在学・在京期間) → アンカラ(アンカラ大学留学) → トルコ中部(発掘調査・居住)

経歴

職業
考古学者, 研究者, 発掘調査隊長, 所長
活動期間
1970年〜2025年
所属
中近東文化センター, 中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所(JIAA)
所属団体
日本オリエント学会

学歴

早稲田大学第一文学部
第一文学部 / 西洋史科
国: 日本
早稲田大学西洋史科卒業
アンカラ大学(言語・歴史・地理学部)
言語・歴史・地理学部 / ヒッタイト学科
学位: 博士課程修了(中近東考古学)
国: トルコ
トルコ給費生として留学、ヒッタイト学を学ぶ。中近東考古学博士課程修了。

受賞歴

講談社ノンフィクション賞
1981
対象作品: 鉄を生みだした帝国
主催: 講談社
結果: 受賞
パピルス賞
2004
対象作品: アナトリア発掘記
主催: パピルス賞(主催団体名不明)
結果: 受賞
三笠宮オリエント学術賞
2011
主催: 一般社団法人日本オリエント学会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 鉄を生みだした帝国

    大村幸弘『鉄を生みだした帝国』は、受賞時の文脈で評価された作品である。作品名が示す主題を軸に、時代や社会、個人の経験を読み解く構成を持つ。

    鉄を生みだした帝国は、受賞作としての輪郭を保ちながら、作者の関心を凝縮して伝える。

    218ページ
    文学賞受賞作時代背景人間と社会

作品

代表作

埋もれた古代帝国〈トルコ発掘日誌〉

1978年 考古学・発掘記

トルコでの発掘経験を綴った報告的著作。現地調査の記録や発見の解説を含む。

発掘古代アナトリア考古学手法

鉄を生みだした帝国-ヒッタイト発掘

1981年 考古学・ノンフィクション

ヒッタイトの発掘と製鉄に関する研究成果を一般向けにまとめた著作。製鉄起源に関する議論を扱う。

ヒッタイト製鉄技術史

トルコ 世界歴史の旅

2000年 旅行記・歴史

トルコ各地を巡りながら、その歴史と遺跡を紹介する一般向けのガイド的著作。

トルコ史遺跡案内

アナトリア発掘記-カマン・カレホユック遺跡の二十年

2004年 考古学・発掘記

カマン・カレホユック遺跡での20年間の発掘成果と現地状況をまとめた記録。

発掘史アナトリア史考古学

アナトリアの風 考古学と国際貢献

2018年 エッセイ・考古学

考古学研究の国際的意義や文化交流を論じたエッセイ集。

国際協力文化財保護

全著作

  • 埋もれた古代帝国〈トルコ発掘日誌〉(1978)
  • 鉄を生みだした帝国-ヒッタイト発掘(1981)
  • トルコ 世界歴史の旅(2000)
  • アナトリア発掘記-カマン・カレホユック遺跡の二十年(2004)
  • アナトリアの風 考古学と国際貢献(2018)

作家による翻訳

  • クルート・ビッテル『ヒッタイト王国の発見』(共訳, 1991)

作風・主題

文体
現地報告を中心とした平明な記述学術的知見を一般読者向けに整理する解説的文体
頻出モチーフ
発掘現場の描写技術史(製鉄など)アナトリア地域の歴史探究

評価・遺産

カマン・カレホユックを中心とした長年の発掘研究を通じ、アナトリア考古学の知見を日本と国際社会に広めた。製鉄起源など技術史分野への貢献が評価される。

関連学会

  • 日本オリエント学会

資料所蔵先

  • 中近東文化センターアーカイブ

大衆文化への影響

  • NHK『こころの時代』出演(2020年)など、メディアを通じた考古学普及活動

豆知識

  • 盛岡の実家に一家で帰り着いた3日後に生まれたとされる。
  • 兄の大村次郷は写真家。
  • 満州からの引き揚げを経験した家族の出自を持つ。